『はるかな尾瀬』 第26回 フォトコンテスト優秀 撮影:大興設備工業㈱ 佐野 武夫氏
季節の花
コ ス モ ス
服部 洋二 氏(桜和設備株式)
コスモス キク科
メキシコから1876年頃にイタリアの芸術家が日本に持ち込んだのが最初との説がある。秋の代表花だが、早いものは夏のあいだから咲き始めている。
外来品種だが、日本の風景に合っている。
「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからの和名。
”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos,Cosmos」の言葉に由来する。
このことから、星がきれいにそろう宇宙のことを、cosmosと呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ぶようになった。
台風などで倒されても茎の途中から根を出し、また立ち上がって花をつけるというほどつよい。(弱々しい見た目とはだいぶ違うようです)
葉は線のように細い。
7月16日、8月14日、10月5日の誕生花
花言葉「乙女のまごころ、愛情、たおやかさ」
会議コーナー
定 例 理 事 会
理事会風景(総務委員)
理事会風景(業務管理委員)
1.開催日時 9月5日(水)
午後3時~
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 17名
お知らせコーナー
給水装置工事主任技術者試験準備講習会
開催日 9月10日(月)・12日(水)13日(木)
場 所 水道会館 3 階 講義室
今年で第16回目となる給水装置工事主任技術者試験を受験される方のために講習会を開催しました。
開催にあたり主催者である組合からの開講挨拶、上下水道局の係長さんを講師として講義が行われ、3日目は本番さながらの模擬試験に受講生が取り組みました。
今回の講習会には組合に所属している従業員及び愛管連加入の組合員の従業員の皆さんが年々難しくなってきた試験の合格をめざし、10月28日(日)に行われる試験に向けて長時間にわたり熱心に受講されました。
伊藤次長による開講の挨拶
熱心に受講される受講生の皆さん
お知らせコーナー
掲 載 原 稿 募 集
組合の機関誌「組合だより」は昭和43年10月に創刊して以来、本年4月に創刊500号を迎えました。より親しみやすい「組合だより」にするために、各種情報等を組合員の皆様に提供するよう努めています。
掲載原稿(内容自由)を随時募集いたしておりますのでご協力をお願いします。
1.内容について 趣味・旅行記・要望・施工事例・各種情報・写真等
様式自由(文章・写真)
2.応募先 名古屋市指定水道工事店協同組合 浅野
写真データにはいつの何の写真かを明記してお送り
ください。
E-mail [email protected]
FAX 951-8883
3.その他 応募作品は返却いたしません。
掲載の編集は都合上、広報技能委員会にご一任いた
だきますようお願いします。
お知らせコーナー
上下水道局との防災訓練(1)
組合と名古屋市上下水道局との合同防災訓練が、9月5日(水)午前に、各営業所において行われました。
局との「災害時における応急復旧工事の協力に関する協定」に基づく応急活動を協力して円滑に進めるため、今回初めて合同訓練が実施されたものです。
組合側の参加は32社44名、車両12台で、局の12営業所に参集して訓練が行われました。
仮設給水栓設置訓練
消火栓のふたを開け、バルブキー操作にて赤水を吐かせ、キットを組み立てて固定し仮設給水栓を使用できるようにした。
バルブ操作
支柱スタンド取付け
水栓の取付け
開栓 ~ 給水
お知らせコーナー
上下水道局との防災訓練(2)
給水タンク訓練
飲料用給水ステンレス製タンク(1トン)をトラックに積載しタンクを固定した後に、注水し走行訓練を行った。
所定の場所に到着後、バケツ、ポリタンク等に給水をした。
車両への積載
注 水
給水方法の説明
ポリタンクへの給水
青年部会コーナー
第78回 定期夜間勉強会
開催日 8月22日(水) 参加者 22名 技能開発部会・青年部会共催
今回事業継承について、あいおい中央保険サービス様にいろいろ教えて頂きました。
事業継承については、あまり問題視することなく「ただ事業登録名義、銀行名義、その他の名義変更で終わり」などと簡単に考えていましたが、相続という問題が付随してついてくるなど、しっかりと考えて対策をしていかなければいけないと感じました。
特に株式会社にしている場合は自社の株価が相続に関係してくるので株価の把握は必要との事でした。株式にしている会員も多い事なのでこの機会に調べてみて下さい。
今回は内容に比べて時間が足りなかった様に感じましたが、会員の皆さんに少しでも役立つ様な勉強会にしていきたいと思っています。
青年部会 緑支部 朝倉 勲
消防常識コーナー
消 防 Q & A
名古屋市消防局OB 木野瀬 茂
今月は「消火器」について、解説します。
消火器は、一般家庭でも備えつけられる消火器具で、消火設備の中で最も使いやすい器具です。消防法令上では、「火を消す器具」として、規制されています。
消防法施行令第7条第2項の第1号で、消火器および次に掲げる簡易消火用具として、定められています。
そして、第10条で、「消火器具に関する基準」として、① 設置すべき防火対象物、② 少量危険物(危険物のうち、危険物の規制に関する政令第1条の11に規定する指定数量の5分の1以上で指定数量未満のものをいう。) ③ 指定可燃物(同令別表第4の品名欄に掲げる物品で、同表の数量欄に定める数量以上のものをいう。) ④ 建築物の地階 ⑤ 無窓階(建築物の地上階のうち、総務省令で定める避難上又は消火活動上有効な開口部を有しない階―後で説明する。)に区分して、設置の基準が定められています。
消火器の設置また維持の基準として、① 消火器の能力単位 ② 面積に応じた数値 ③付加設置 ④ 消火器までの歩行距離 20メートル以下 ⑤ 大型消火器の設置 ⑥大型消火器までの歩行距離 30メートル以下 ⑦ 消火器の設置個数の減少 ⑧ 設置してはならない基準などが定められています。
消火器の種類によって、設置対象物の区分がされています。
① 棒状の水を放射する消火器
② 霧状の水を放射する消火器
③ 棒状の強化液を放射する消火器
④ 霧状の強化液を放射する消火器
⑤ 泡を放射する消火器
⑥ 二酸化炭素を放射する消火器
⑦ ハロゲン化物を放射する消火器
⑧ 消火粉末を放射する消火器
ア リン酸塩類等を使用するもの
イ 炭酸水素塩類等を使用するもの
ウ その他のもの
⑨ 水バケツ又は水槽
⑩ 乾燥砂
⑪ 膨張ひる石又は膨張真珠岩
の11の区分から設置してもよい範囲が示されています。
大変に多いようですが、燃える物により消火剤が異なるのでやむを得ないかと思い
ます。
設問
消火器の基準で、消防法令上、誤っているのは、次のうちどれか。
(1)小型消火器は、歩行距離20メートル以内に設けなければならない。
(2)大型消火器は、歩行距離30メートル以内に設けなければならない。
(3)大型消火器も小型消火器も防火対象物のどの部分に設置してもよい。
(4)地階とか無窓階には、二酸化炭素を放射する消火器又は、ハロゲン化物を放射する消火器(総務省令で除く。)を設置しては、ならない。
解答 (3)
消火器については、基準が、まだまだ定められています。消防設備士も第6類として、資格が定められておりますので、次回も消火器について、説明します。
疑問のある方は、ご一報ください。(木野瀬 電話 080-6947-5371)
法律コーナー
内縁関係における財産分与
弁護士 松 永 辰 男
内縁関係については、大方夫婦と同様の取り扱いを受けることについては学者や裁判所の認めるところです。
ところが、内縁関係にあった男性や女性の一方が死亡した場合は一転して異なった扱いを受けることになります(最高裁判所平成12年3月10日決定・判例時報1716号)。
つまり、内縁関係にあった男女の一方が死亡した場合、その死亡した人について相続関係が発生します。 そうしますと、その死亡した人について相続関係が発生し、相続人との間で争いが発生します。 このことについて最高裁判所は、「死亡による内縁解消のときに、相続の開始した遺産につき財産分与の法理による遺産精算の道を開くことは、相続による遺産承継の構造の中に異質の契機を持ち込むもので、法の予定しないところである。」として財産分与を認めなかったのです。
ところが、内縁関係が終わり、内縁関係にあった女性から男性に対し財産分与の調停が申し立てられたが調停が出来なくなり、審判に入りました。その後財産分与を求められていた男性が死亡してしまいました。そこで男性の相続人3人が相続しました。男性の相続人は、未だ財産分与の額など具体的なことは決められていないから、女性に対し財産分与をする必要はないと争いました。
しかし裁判所は、既に内縁関係は終わっており、女性の方から財産分与の請求もされているのであるから、財産分与をすべき法律上の債務を相続人が承継しているのだ、と言って財産分与をするよう相続人に命じました。 内縁関係が続いている間にその一方が死亡した場合は、他方の内縁関係にあった人は死亡した人に財産分与の請求は出来ないが、生存中に内縁関係が解消され、財産分与の請求をしている場合は財産分与の請求が出来るといったギャップには大きなものがあります。
それはさておき、内縁関係が解消されたにも拘わらず、財産分与の請求をしていないうちに相手が死亡した場合はどうなるでしょうか。最高裁判所は、交通事故のような場合の慰謝料請求の場合、請求していなくても当然慰謝料請求権は発生しているとしていますから、財産分与の請求をしていなかった場合でも請求できるのではないかとも考えられます。法律の解釈における困難さと矛盾を感ずる次第です。
筆の泉コーナー
JR九州特急列車の旅で発見したこと
名古屋市上下水道局 施設部 施設管理課
主 査 山 田 克 幸
この原稿を書いている7月14日、豪雨により「青の洞門」で有名な大分県耶馬渓を流れる山国川が氾濫している映像を見たが、九州では6月の中旬から絶えず雨が降っているような感じがしてしまう。というのも6月中旬にJR九州の特急列車を乗り継ぐだけの旅行に行ったとき、2日間雨に降られどうしであったからだ。
雨では、列車の旅も楽しさ半減であるが、そのおかげで思わぬ発見もあった。
JR九州は集客をあげるため、一部の列車の外装や内装に工夫を凝らし、それが人気を呼んでいる。800系新幹線は虫みたいな顔をした車輌で、動力性能こそJR東海のN700系「のぞみ」より劣るものの、九州の工芸品や素材をふんだんに使用し和風の内装に仕上げ、2列×2シートも相まって「のぞみ」にはない快適な空間を備えている。
効率重視のJR東海にも少しばかり見習って欲しいと思う。あろうことか、青春18切符はJR東海の反対で風前の灯火と聞く。
私が800系新幹線「さくら」に乗車したのは博多駅から鹿児島中央駅までの90分であったが、車内への騒音や振動は見事に遮断され、揺れなどを感じさせない走行性能は流石に日本が世界に誇る新幹線だ。
鹿児島中央駅から宮崎駅までは、在来線の787系特急「きりしま」に乗車した。
かつてJR九州を代表した花形特急なのだが、昔日の勇姿を感じさせない平凡な走りであった。
一方、大分から乗車した885系特急「ソニック」は在来線特急として最高の走りをしているように感じたが、両車の「走り」の違いは一体何か?
885系は787系より新しい設計で、カーブ走行に適した振り子電車でもあるが、車輌の違いだけでは説明が付かない感じなのだ。
JR東日本の知人にそれとなく聞いて合点した。鹿児島から宮崎間は不採算路線であり、「主要幹線とはレールや枕木、保線管理に差があり、スピードを制限しているかも」と。そういえば高山線特急ワイドビュー「ひだ」も高山以降富山までのJR西日本管内ではゆっくりだった。不採算路線に対する鉄道事業者のスタンスを知ったような気がする。
一方上下水道はどうか?この地区は人口が少ないから性能の低い管を布設すれば良いとはならない。水道水や排水は列車と違って、路線の質などを判断して流れてはくれないのだ。ならば不採算に対する上下水道事業のスタンスは何か?ひょっとして「人」か!? そう思うと・・。
我が身が青春18切符のごときものであることを悟った九州旅行であった。
談話室コーナー
新人研修 富士登山
㈱せがわ住機 竹島 卓司
私どもは、毎年7月末日の土日で日本一の山 富士山に、その年の新人社員と中堅社員と共に登山に挑戦しております。
始めはみんな登山だと聞くと、みんな登山経験がないので不安そうな表情をします。
やはりみんな同じで、自分が体験したことがない事を言われると、すぐ表情に表します。どのようなことがあっても、動じない心を作れるようになってもらうという思いも、登山を経験する事で学んで欲しいと思うことの一つでもあります。
一番の目標は全員で登頂して達成感を肌で感じ、喜びを共に知ることだと思います。
この経験を通じて、仕事に置き換えて考えると、売上、利益、目標を持ち、その目標の達成の為に、試行錯誤しながら日々チャレンジしていき、チーム一丸となり目標を共に達成した時に、本当の仕事の喜びが分かるのではないかと思います。 (港支部)
木祖村コーナー
木祖村パワースポット☆縁結神社
~日本で唯一、神社の名前に「縁結び」の名を持つ神社~
木祖村には隠れたパワースポットがあります。今回はこの「縁結神社」をご紹介します。
一躍、スポットを浴びたのは、2011年・情報雑誌「月間長野こまち6月号」で、手相占いで有名になったタレント「島田秀平が選ぶパワースポットランキング第1位」に選ばれたことがきっかけでした。
木祖村の境峠にあるこの「縁結神社」、お参りをすれば必ず想いの人と結ばれると言われています。また、この縁結び神社、恋愛はもちろんのこと、人の縁、出会いの縁、数々の縁を結びます。
今こうして、組合だよりに木祖村情報を載せていただいている、この名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様と木祖村との御縁ももしかしたら…。
縁結びの神様は全国各所に見受けられますが、木祖村の「縁結神社」は縁結びの神様として有名な出雲大社の分社です。旧暦の10月(現在の暦で言うと10月下旬~12月上旬)は神無月とも呼ばれ、全国の神様が出雲大社に「縁結びの相談をするため」に集まるとも言われます。今年の相談事に間に合うように、秋が深まる木祖村へ是非、足を運んでみてください。
場所は、松本市(旧奈川村)との境にある白樺平別荘地内です。
※終日開放・拝観料無料です。
編集後記
編 集 後 記
◪ 今年は夏の暑さも残暑も厳しかったなぁ、と思っていたところ、気象台の観測データによれば東海地方は気温も日照時間も平年並みとのこと。 毎年その夏の暑さを特別のもののように感じて、ようやくさわやかな季節がめぐってきたことにホッとしながら、この秋を迎えています。
◪ まずはスポーツの秋です。高い秋空のもと、運動会などがよく行われるのが体育の日。 祝日法で10月の第2月曜日とされており今年は10月8日になります。つい先日、ロンドンオリンピックが終わったばかりですが、そもそも48年前の1964年に日本で初めて開催された東京オリンピック大会の開会式の日を記念して制定されたのが10月10日の体育の日です。
その後、法改正によりハッピーマンデー制度が導入されたため、祝日が移動するようになりました。土曜日・日曜日とあわせて三連休にして余暇を楽しもうということですので大変ありがたい制度ですが、体育の日は10月10日、成人の日は1月15日としか記憶していないので、祝日としての本来の意味を忘れてしまうような違和感を若干覚えます。
何はともあれ、「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」 ことが体育の日の趣旨ですので、少しでも外に出て身体を動かしましょう。
◪ 次はお月見の秋で、10月は「十三夜」。 月を愛でる習慣は昔からあったようで、中秋の名月(旧暦8月15日の「十五夜」)が最も知られていますが、これは元々唐代の中国から伝わった行事です。ところが、旧暦9月13日の十三夜は日本固有の風習で、栗名月や豆名月ともいわれ、月見団子とともに栗や豆などをお供えします。地方によっては小麦の名月とも呼ばれ、当日の天気で小麦の豊凶を占う風習があるそうですし、秋の収穫祭の一つではないかという説もあるようです。
今年の十三夜は10月27日となっています。是非とも名月を鑑賞してください。
◪ お終いには薫り高い文化の秋です。この前大須演芸場に行き、「芸協らくご・大須寄席」を楽しんできました。テレビでおなじみの歌丸や米助、小遊三なども出演していましたが、何といっても 桂 平治(本年9月に11代文治襲名)が明るく元気いっぱいでした。笑って笑って、ついでに江戸文化にも触れることができて、免疫力の大幅アップ、間違いなし!?
(M・I)
■ 組合だより No.506(平成24年10月号)―――――――――
● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
理事長 鏡 味 栄 男
● 編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
広 報 技 能 委 員 会
名古屋市中区丸の内三丁目14番11号
TEL (052)951−3240
FAX (052)951−8883