『原爆ドーム』第27回フォトコンテスト優秀 撮影:桜和設備㈱ 服部 洋二 氏
日本の橋
納 屋 橋
岡村 明 氏 (㈱恵弘工業)
納屋橋は、名古屋市中心部のメインストリートである広小路通の堀川に架かる橋である。
名称の由来は、橋の西側に魚屋(なや)、または納屋が多くあり、そこからつけられた地名の納屋町から採られたという説と、橋の南東に尾張藩の米蔵が多くあったことからつけられたとする説の2つがある。
1610年(慶長15年)の堀川掘削とともに架けられた「堀川七橋」の1つである。1886年(明治19年)に広小路通が名古屋駅前まで延伸された事と共に鉄骨製の橋に改修され、1898年(明治31年)からは名古屋市電栄町線が橋上を走るようになった。現在の橋は1981年(昭和56年)に架けかえられたもので、中央部にテラスを持つ青銅鋳鉄の欄干が特徴のアーチ橋となっている。1989年(平成元年)には名古屋市の都市景観重要建築物等に指定されている。
橋の特徴である欄干の中央には堀川開削の総奉行福島正則の紋所があり、両脇には戦国三英傑「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の紋所が飾られている。
読みは一般的に「なやばし」とされているが、上流側のアーチには濁点を取った「なやはし」の文字が記されている。
会議コーナー
定 例 理 事 会
理事会風景(総務委員会)
理事会風景(資材委員会)
1.開 催 日 時 7月3日(水)
午後3時~
1.開 催 場 所 水 道 会 館
1.理 事 の 定 数 17 名
1.出 席 理 事 17 名
新組合員紹介コーナー
新しい仲間が増えました!!
指定番号 1132号
所 在 地 名古屋市中川区東春田
一丁目77番地
商 号 野田管工 有限会社
代表者名 野田 勝也
電話番号 052(432)1811
FAX番号 052(432)1835
あいさつ この度、新たに名古屋市指定水道工事店協同組合に加
入しました、野田管工有限会社 代表取締役 野田勝也
と申します。組合員の皆様方と仲間になることができ、
大変嬉しく感激すると共に、深く感謝を申し上げます。
今後も組合員として精進に努める所存でございますので
何卒宜しくお願い致します。
お知らせコーナー
給水装置工事主任技術者試験 準備講習会
給水装置工事主任技術者試験 準備講習会開催について
時下 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、平成25年度給水装置工事主任技術者試験が10月27日(日)に実施されます。
本年度も試験準備講習会を下記のとおり開催いたしますので、受講をご希望される方は8月23日(金)までに申込書と受講料を添えて水道組合までお申し込みください。
| ・日 時 |
平成25年9月 9日(月)午前9時 ~ 午後5時 |
| 11日(水)午前9時 ~ 午後5時 | |
| 12日(木)午前9時 ~ 午後12時30分 模擬試験 | |
| ・場 所 | 水 道 会 館 (名古屋市中区丸の内三丁目14番11号) |
| ・受 講 料 | 組合員 20,000円(税込) 非組合員 23,000円(税込) |
| ・使用テキスト | 「改訂 給水装置工事技術指針 初版」 |
| 公益財団法人 給水工事技術振興財団 発行 テキスト代 7,000円(税込) (お持ちの方は不要です) | |
| ・申込締切 |
8 月 23 日 (金) 申込書・受講料・テキスト代を添えて水道組合へ お申込ください。 |
| 申込書は右上の【詳細】を印刷して下さい。 | |
| ・備 考 | 受講の申込前に試験の申込(6月28日締切)をご確認 ください。 受講料・テキスト代は原則返金いたしません。 講習会当日駐車場はございません。
|
問い合わせ 水道組合 山口・山田
(℡) 052-951-3240
お知らせコーナー
第1回防災訓練に関するアンケート結果
第1回防災訓練に関するアンケート結果(回答数113通)
※業務管理委員会集計
Ⅰ今回の防災訓練について
1.訓練に参加して
(1)非常によかった 42 (2)良かった 65 (3)どちらでもない 4
(4)あまり良くなかった 0 (5)良くなかった 1
2.実施時期
(1)良かった 91 (2)他の時期のほうがよい 19
3.全体の訓練時間
(1)良かった 57 (2)長かった 49 (3)短かった 2 (4)その他 3
4.実施規模(参加人数)
(1)良かった 69 (2)多かった 42 (3)少なかった 0 (4)その他 1
5.訓練内容
① 給水タンク積載訓練
(1)参考になった 82 (2)どちらでもない 28 (3)参考にはならなかった 2
② 仮設給水栓設置訓練
(1)参考になった 106 (2)どちらでもない 5 (3)参考にはならなかった 0
③ 給水タンク運搬訓練
(1)参考になった 67 (2)どちらでもない 32 (3)参考にはならなかった11
④―1 止水栓操作訓練
(1)参考になった 90 (2)どちらでもない 17 (3)参考にはならなかった 4
④―2 仮設トイレ設置及び地下式給水栓説明
(1)参考になった 99 (2)どちらでもない 9 (3)参考にはならなかった 2
④―3 仕切弁操作訓練
(1)参考になった 91 (2)どちらでもない 15 (3)参考にはならなかった 4
⑤―1 取付管止水訓練
(1)参考になった 101 (2)どちらでもない 8 (3)参考にはならなかった 2
⑤―2 置コマ式止水訓練
(1)参考になった 101 (2)どちらでもない 7 (3)参考にはならなかった 3
Ⅱ今後の防災訓練について
1.実施方法・内容
(1)今回と同程度 83 (2)規模を拡大 5 (3)規模を縮小 15 (4)その他 3
2.開催の頻度
(1)毎年 36 (2)2~3年毎 56 (3)4~5年毎 14 (4)その他 1
Ⅲその他(意見・感想)
・思っていたよりかなり大がかりな訓練で充実していました。
・準備等大変お疲れ様でした、ありがとうございます。
・皆様お疲れ様でした。
・防災訓練に参加して感じた事は上下水道局が行う事を示されたように思えました。災害時は水道工事店が行う事は局さんの手元又は取付管止水くらいだと思えた。
・仮設給水栓・仮設トイレなどは各区の学区等で実際に体験することも良いのでは。
・訓練内容によって時間配分を考慮(内容によって過不足あり)
・参考になりました。
・訓練内容によって時間に余裕があり過ぎて時間をもて余してしまっていたので、もう少し時間を短縮したり、開始時間を早めてもらっても良いのでなないかと思いました。
・当日は天気が良くて大変疲れましたが梅雨前の熱中症の少ない時期なので今後も同じ位の日程を選択していただけたら幸いです。仕切弁を日頃操作することもなかった為大変有意義な勉強をさせていただきました。準備と当日説明されたスタッフの方々関係者の方々のご助力に感謝致します。
・もう少し涼しい時期だと助かります。
・参加者全員が直接手を出せる時間が必要。見ているだけと手にふれるのでは大差がありそう。
・順番待ちの時間を短縮するよう考えてほしい。半日で可能だと思います。
・防災訓練に参加していることが名古屋市の入札総合評価で加算点数になることもあるので参加したことの証明になるものを発行してほしい。
・実際に震災が発生した場合、組合員が施工可能な工事は少ないので訓練内容は今回程度で良かったと思います。場所や規模、予算、時間などの面において実行できる訓練も限られています。組合員も訓練に参加させられる従業員数は限られていますので頻繁に開催しても同じ人が出席することになり、目新しい訓練がなければ参加者が大きく減ることが予想されます。5年に一度位の開催なら新しい従業員に参加してもらうことができ今回のような立派な防災訓練が挙行できます。今回は大成功と言えるのではないでしょうか。今後も予算の使い方を組合員に納得してもらうことが大切だと思いますので、中途半端な訓練をしないよう留意しなければなりません。
・良かったと思いますが内容と時間の無駄が多すぎたと思います。コンパクトで内容を充実すれば毎年で良いと思います。今回のでは4~5年で可。特に仮設給水栓は自分の学区でないと意味がない。
・訓練は毎年開催した方が良いと思いますが各ブロックの人数が多すぎる。2~3年に1回の参加で当番制でも良いのでは、当日はたまたま暑い日だったのでバテましたが時期的には5月で良いと思う。
・局の皆様、組合、組合員の皆様との交流や意見交換ができて良かった。
・良かったと思いました。
・良い訓練だと思いました。地域の住民の方にも知ってもらいたいぐらい良い訓練です。
・準備された皆様、青年部の皆様お疲れ様でした。今回の様なものとは別に短時間で多くの人が参加できる様なものもあると実際に第一線で活躍される若い人に参加してもらえるんじゃないかと思いました。
・地域の住民と合同での開催の検討
・次の訓練種目に移るのに時間がありテンポが悪く感じられた。
・毎年開催しないと忘れてしまうのでAEDと同じく毎年訓練してほしい。実際訓練してみて大変よくわかりました。
・地域の住民と合同での開催の検討
・実際に災害に遭った時の避難場所での指揮方法、若しくは誰の指揮で作業を行うのか又、仮設資材が置かれている避難場がどこか等の説明があると良かったと思う。
・各訓練で待ち時間があったため時間または訓練内容を検討してほしい
・仮設トイレ設置訓練で震災がおきた時は進んで自分が実行できるようにしていきたいと思いました。
・2回ぐらいに割けてはどうか
・今後ともぜひ開催してください。他の組合員さんとの話もできましたし災害時に対しての色々な対応策があることがわかり大変参考になりました。
・1班の人数が多く先に訓練を終えた人が時間をもてあましていた。(後から行う人も)
・待ち時間が長かったので人数を少なくしたり、グループ分け等で効率よく回せるといいかなと思いました。
・できれば天候の良い時春か秋頃
・初めてにしてはとても段取りよくスタッフの皆さんの御苦労に感謝します。ゼッケンに訓練の時間割が書いてあったのはすばらしいアイデアです。参加者全体の集合写真を撮ればいかにスケールが大きかったか実感できた。参加記念としてシャッチーマークのヘルメットを配布してもよいのではないか。
・各社毎でなく組合さん主導で災害発生時の行動指針をまとめていただければと思います。
・今回の防災訓練は第1回の為イベント性が高かったが次回からはもっと現実的な訓練をすべきではないかと思いました。
・とても勉強になり良かったです。
・防災訓練なので昼食はおにぎり程度で良いと思います。
・いろいろご都合はあるかと思いますが支部単位とか少人数で半日くらいが良いかと思いました。準備をして下さった皆様方お疲れ様でしたありがとうございます。
お知らせコーナー
名古屋市防犯パトロール協力企業
6月28日(金)伏見ライフプラザにて、名古屋市(市民経済局地域安全推進課)と名古屋ウエストライオンズクラブとの共同事業となる「名古屋市防犯パトロール協力企業」活動の講習会が開催され、名水協から38社が事業に協力する事になりました。
協力企業は「空き巣警戒中」と書かれたマグネットシートを貼った社用車で営業活動を行うことで地域の防犯活動に協力する事を目的としています。
講習会では、名古屋市地域安全指導員の方が講師を務め講習を行い、社用車などに貼るマグネットシート164枚が組合員に寄贈されました。
青年部会コーナー
第88回定期夜間勉強会
開催日時 6月19日(水)
参加人数 21名
技能開発部会・青年部会共催
今回は、住友不動産㈱「新築そっくりさん」東海事業所様より栗本様、森崎様を講師にお迎えし、第88回定期夜間勉強会を開催いたしました。
今回の勉強会の趣旨は、私事で恐縮ですが、たまたま自宅のリフォームを行っており、その業者が大変良かったので、住宅リフォームを考えている同業者の仲間たちに紹介できればという思いと、これまた私事ですが、RC造やS造の建築物の中での工事はなんとなくわかっているのですが、在来の木造住宅は苦手だなぁと思っている人が他にも大勢いるのでは?と思い開催いたしました。
講義の内容がかなり偏っていたため、参加者が集まるか心配でしたが、予想を上回る人数の方に参加頂けたので安心しました。
第一部の森崎様からは、大規模地震のメカニズムの説明、地震後の耐震基準の見直し、木造住宅の構造と、具体的な数値もおりまぜて非常に判り易く教えて頂き、一口に耐震補強といっても色々な手法があるのだなぁ、と大変勉強になりました。
後日談ですが、講師の森崎様も次第に講義自体にヒートアップし、止まらなくなりそうだったとか。
又、第二部の栗本様からは『かしこいリフォーム術』的な内容での講義を行って頂きました。客観的に聞いていましたが、もう少し営業色を出してもいいのになぁ、と思う程、ストイックなまでに宣伝を排除した優等生的な講義でした。高額な買い物になるので合見積もりは必ず取ってください、等と、なかなか言える事ではないと思いました。トップブランドとしての風格を漂よわせるような、まさに横綱相撲でした。
今後も組合員の皆様に向けて、より意義のある勉強会開催に努めていきたいと思います。
青年部会 千種支部 濵田宏史
消防常識コーナー
消 防 Q & A
名古屋市消防局OB 木野瀬 茂
無窓階と普通階(消防用語)
消防用語で「無窓階」という用語がよく使われます。建築物の地上階で、避難上の有効開口が無い階を、無窓階と言います。建築基準法の無窓居室・無窓とは違い、消防隊の進入や、室内にいた人たちの避難を目的とした開口部の大きさを示すものであり、採光のための窓の有無、排煙のための開口部とは異なります。
無窓階は、消防法施行令第4条の2の2号第2号「避難上有効な開口部を有しない階」第10条(消火器具に関する基準)第1項第5号の「地階、無窓階(建築物の地上階のうち、総務省令で定める避難上又は消火活動上有効な開口部を有しない階をいう。)。及び消防法施行規則第4条の2の2(避難上有効な開口部)で「無窓階」を定義していいます。
無窓階とは、地上階のうち、避難上又は消火活動上有効な開口部(以下「有効開口部」という。)の合計面積が床面積の30分の1未満の階をいい、普通階以外の階をいう。と定められています。
上記のように無窓階については、消防用設備の基準が厳しく規制され、消火器を始め、誘導灯、自動火災報知設備、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備等すべてに規制が厳しくなっています。
普通階の判定基準は、
(1)11階以上の階
直径50センチメートル以上の円が内接することができる有効開口部の合計面積 が当該階の床面積の30分の1を超える階であること。
(2)10階以下の階
直径50センチメートル以上の円が内接することができる有効開口部の合計面積 が当該階の床面積の30分の1を超える階であり、かつ、大型開口部(直径1メートル以上の円が内接することができる開口部又はその幅及び高さがそれぞれ75センチメートル以上及び1.2メートル以上の開口部をいう。)が2以上含まれているものであること。
開口部の位置
(1)前の30分に1の開口部は、① 床面から開口部の下端までの高さが1.2メートル以内であること。② 開口部は、道又は道に通ずる幅員1メートル以上の道路その他の空地に面したものであること。③ 開口部は、格子その他の内部から容易に避難することを妨げる構造を有しないものであり、かつ、外部から開放し、又は容易に破壊することにより進入できるものであること。④ 開口部は、開口のため常時良好な状態に維持されているものであること。
問題 次の問いで、誤りはいずれか。
(1)無窓階とは、消火活動上又は避難上有効な開口部を有しない階をいう。
(2)無窓階は、当該階の床面積の30分の1を超える階以外の階をいう。
(3)百貨店の無窓階となる階は、1,000平方メートル以上でスプリンクラー設備が設置義務となる。
(4)地階、無窓階及び11階以上の階はすべて「避難口誘導灯」「通路誘導灯」の設置義務がある。
(5)政令別表第1の「防火対象物」の無窓階となる階は、すべて消火器の設置義務がある。
解答 (5)
(1)から(4)は、すべて無窓階の基準となり、いずれも正解です。
(5)は、消防法施行令第10条第1項第5号の基準から「全各号に掲げる防火対象物以外の別表第1に掲げる建築物の地階、無窓階又は3階以上の階で、50平方メートル以上のもの と定められています。消火器は、普通の家庭でも設置されてきていますので間違いやすいので気を付けてください。
分かりづらいものとしてしまいますが、少しでも法令に馴染んで頂きたいと思います。法令上困ったことは、木野瀬 電話080-6947-5371までお尋ねください。後で、困ったことになってもいけませんので。
法律コーナー
契約する前に説明する義務
弁護士 松 永 辰 男
平成11年3月のことですが、経営破綻寸前の信用協同組合が、自己資本比率を高めるために第三者に出資を要請し、二人から500万円宛出資してもらいました。しかし、平成12年12月16日に信用協同組合は金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分を受けて破綻しました。従いまして出資した人達に出資金は返らなくなってしまったのです。そこで出資した人達は、その出資契約をする前の準備交渉の際に、組合が破綻状態であることを説明してくれていたならば、そのような出資はしなかったが、そのような説明は一切なく、そのことは、出資契約を結ぶにあたって説明すべき義務に反することであるから、出資金相当額を損害として賠償するよう求めました。
大阪高等裁判所は、「出資契約についての事前交渉の段階で、組合が破綻寸前であることを説明するのは、出資契約に付随する義務である。」として、信用協同組合に対し損害を賠償するよう命じました。信用協同組合は最高裁判所に上告しました。最高裁判所は、「契約の一方当事者が、当該契約の締結に先立ち、信義則上の説明義務に違反して、当該契約を締結するか否かに関する判断に影響を及ぼすべき情報を相手方に提供しなかった場合には、上記一方当事者は、相手方が当該契約を締結したことにより被った損害につき、不法行為による賠償責任を負うことがあるのは格別、当該契約上の債務の不履行による損害賠償責任を負うことはないというべきである。」と言って、出資者が求めていた出資契約に基づく債務不履行による損害賠償請求を認めませんでした(最高裁判所平成23年4月22日判決・判例時報2116号53頁)。
因みに、出資者は不法行為による損害賠償を求めていましたが、3年の時効にかかっているといわれて大阪高等裁判所で認められませんでした。常識的に考えてみますと、経営破綻寸前の状態であることを説明しないで出資を求めること自体が問題ですが、そうかといって、出資契約は成立していない段階であり、存在しない契約に付随する義務ということは、これまたあり得ないと言われれば成る程と感じます。しかし、大阪高等裁判所の判決では、出資契約上の義務が遡って適用されると言いました。一般の契約において常に問題になることです。不法行為による損害賠償は3年で時効消滅してしまうので、気をつけなければならないことですが。
筆の泉コーナー
ツーリング(オートバイ)
名古屋市上下水道局 施設部 南部宝神水処理事務所
所 長 髙 村 昌 平
私がツーリングに行くようになったのは20代の独身時代で、結婚後は仕事や子育てに忙しくなりツーリングのことは忘れていました。また、ツーリングを開始したのは、体力的に今行かないと今後行く機会がないかもしれないと、行くなら今しかないのではと感じツーリングを再開したのが40代中頃です。現在は年2回長距離ツーリングに出かけるようになりました。私のツーリングは一人で行くことがほとんどです。行程、休憩時間、食事などフリーにできることがメリットです。
今回能登半島一周に行ったことを伝えたいと思います。なぜ能登なのかは雑誌にお勧めツーリングコースとしてあったからです。能登半島は大きな半島で富山市から反時計回りに七尾市、半島先端の禄剛岬、輪島市、金沢市まで約330kmあり、名古屋-東京間とほぼ同じです。無料になった能越・能登道路を利用した行程です。能登は歴史ある地域で変化にとんだ海岸線、高低の少ない峠などが楽しめます。富山より国道8号線経由で能越道路高岡北ICより終点灘浦IC経由で国道160号を通り七尾市へ。160号は海岸線を走る爽快な道路で交通量も少なく天気がよければ富山湾の向こうに立山連峰が見渡せる場所でもあります。七尾市からは国道249号経由で能登道路へ(現在は「のと里山海道」と名称変更)途中の 別所岳SAから七尾湾の眺めは素晴らしいものです。(写真1)能登道路は金沢から輪島までの最短ルートで道路も整備され走りやすい道路です。また、走っていると気温のわずかな変化も体感できることです。例えば平地は少し暑いときでも峠を越える時や、トンネル内は涼しいと。能登道路から珠洲道路経由で珠洲市へ、見附島(軍艦島)の見える珠洲温泉で宿泊。翌日の天候は曇りから雨の予報、雨天走行を覚悟するも少しでも遅く降ってきてほしいと思い就寝。
翌日曇りの中、狼煙へは国道249号から県道12号経由で禄剛岬灯台のある狼煙に到着。(写真2)県道はセンターラインがない細い区間もあり事故を起こさないように注意して走る。灯台からの眺めは日本海が200度以上見渡せる雄大な景色です。県道28号から国道249号は日本海を眺めながらの素晴らしい快走路です。
途中道の駅すず塩田村で揚浜塩田を見学。奥能登で江戸時代からの製塩が守られているのに驚くとともに製塩が大変な労力を必要としていることを知る。金沢までの途中千里浜で雨がポツリ、ついに雨が降ってくるかとパーキングエリアでレインスーツ、ブーツカバーと雨天走行に着替え金沢へ、金沢では本格的な雨になり次の宿である山代温泉まで高速雨天走行となりスピードは前のトラックについてゆっくりと走行。天気予報は当たるな-と、ツーリングに雨はつきもの準備を怠ることなく安全に走ることに徹する。
ライダーの皆さん、またこれからツーリングを始めようとしている人。ツーリングを楽しむためにも準備と無理のない行程そして、体力に気をつけて下さい。ここまで取り留めのない記事を読んでくださり感謝します。
写真1(七尾湾の眺め)
写真2(禄剛岬灯台)
写真3(能登半島 地図)
写真4(愛車 スカイウェイブ250 リミテッド)
談話室コーナー
ワインの楽しみ
㈱三晃空調名古屋支店 遠藤 礼之
皆さんはワインを召しあがりますか?
私は10年ほど前に出会った赤ワインの香り、味わいに惹かれ、この魅惑的な香りのする飲み物の世界に足を踏み入れました。ただ、踏み入れてみたものの、当初はワインの産地もブドウの品種も知らず、ワイン屋さんにあるたくさんのワインを目の前にして、どのワインが自分好みの味わいなのかも全く想像できない状態でした。そこで、興味に任せて、本や店員さんから知識を得たり、試飲会で実際にワインを飲み比べてみたりしていると、いつの間にかラベルも読めるようになり、好みの産地であれば、どんな味わいなのかを大雑把ですが想像できるようになりました。好きこそものの上手なれとは言いますが、こうなるとワインのラベルを見て、香りや味わいを想像することでさえ楽しくなりました。ワインの世界は複雑で、確かにとっつきにくい部分もありますが、それゆえ知れば知るほど楽しくなるというのが私の実感です。少しでも大好きなワインの面白さが皆さんにお伝えできればと思い以下書いてみたいと思います。
ワインの産地といって皆さんはどちらを思い浮かべますか?イタリア、最近はスペインも流行っておりますが、王道はやはりフランスの産地であるボルドー、ブルゴーニュの赤ワインなのではないでしょうか?例えばシャトー・マルゴーやロマネ・コンティなどがこの2大産地のワインですが、世界で名を馳せるワインを生産する土地なだけあって、その味わいは世界最高峰と言ってよく、ワインを飲むうえでは欠かせない産地と言えると思います。
ボルドーワインとブルゴーニュワイン。同じフランスのワインでありながら、その味わいは別物と言っても過言ではありません。個人的な印象で申し上げれば、ボルドーは手堅くよくまとまった感があり、味わいは濃く重め。ブルゴーニュは自由で感覚的な感があり、味わいはしなやかで繊細。例えて言えば、ボルドーが礼服を着こんだ紳士に対し、ブルゴーニュが天真爛漫な女性といったとこでしょうか。同じフランスのワインなのにこのように印象が異なるのは、それぞれのワインが歴史的な背景、気候、土地柄を反映しているからだと思います。
ボルドーはフランス西南部、ジロンド川流域に位置します。大西洋を挟んで対岸にイギリスがあり、イギリスの貴族向けのワインの生産で飛躍を遂げました。ロスチャイルド家などの貴族や資産家がオーナーであることも珍しくなく、城を意味する「シャトー」でブドウの生産から醸造までを行います。ボルドーは河口に位置し、毎年の天候の違いが激しいため、天候による品質の変動リスクを調整する必要が生じ、カベルネ・ソーヴィニオン、メルロ、カベルネ・フランなどのブドウ品種を混合して作られます。ボルドーワインの瓶がいかり肩の形なのは、ブドウを混合することで多く出るおり(沈殿物)を瓶のふちにひっかけるためといわれています。大規模資産が直接経営に携わることが多いため生産量も多く、その年のよく育った葡萄を多く配合するので品質も安定します。ボルドーでは生産者(シャトー)を格付けしているので、シャトーの格付けでワインの品質や味わいを想像することができます。
一方でブルゴーニュはフランスの東部の内陸部に位置します。フランス革命後に教会領であったブドウ畑を小作人に分けあたえたことから、一つの畑に複数の所有者がいることも珍しくありません(例えば特級畑の「エシェゾー」には85人程度の所有者がおり、それぞれがブドウを生産しています)。それゆえ比較的小規模な生産者が多く、ブドウの作付けから醸造まで行う生産者(ドメーヌ)だけでなく、ブドウを購入し醸造のみを行う生産者(ネゴシアン)がいます。一般にドメーヌもののほうが高価ですが、有名なネゴシアンものはそれなりに高価です。ピノ・ノワールという、とても香りのよいブドウのみを使い生産するため、土地の特徴(テロワール)やその年の天候を良く反映します。ブドウを混ぜないので、ブルゴーニュの瓶はなで肩のかたちのものがほとんどで、ワインの色合いも薄く温かみのある赤です。生産者を格付けするボルドーに対し、ブルゴーニュは特級畑(グラン・クリュ)、一級畑(プルミエ・クリュ)など、畑が格付けされているので、基本的にどの村のどの畑ということでワイン選びをすることになります。しかしながら、先ほどの例のとおり、同じ特級畑エシェゾーでもたくさんの作り手のエシェゾーが存在するので、作り手により値段も味わいもピンキリというのがブルゴーニュの面白いところです。
ボルドーであれば格付けシャトーで好きなワインを探してみる、ブルゴーニュであればいろんな村・畑のワインを飲んでみる。そうしているうちに、この香り、味わいは良いなと思うものがあれば、皆さんももうワイン通です!
皆さんの好きな一本が見つかるきっかけになれば幸いです。
(中村支部)
ブルゴーニュワイン (サヴィニー・レ・ボーヌ)
ボルドーワイン (ル・バアン・デュ・シャトー・オー・ブリオン)
木祖村コーナー
『クールシェア』ご存知ですか?
『クールシェア』
ご存知ですか?
夏の暑い日・・・家の電気の半分以上はエアコン使用によるそうです!暑い名古屋を飛び出し、涼しい場所へと出かけませんか?涼しさをみんなで分けあい(シェアする)、社会全体としての節電・省エネルギーも図るのがCOOL SHAREの取り組みです。日本各地でクールシェアの取り組みが行われていますが、
木祖村内も「信州クールシェアスポット」として
2か所が認定されています!
木陰からの日差し、頬をなでる風…木曽川源流のひとつ、水木沢の周辺には約82haにもわたる天然林が広がります。樹齢200年を超える木曽ヒノキやサワラ、ネズコ、ブナ等の巨木が多く生息しており、中でも樹齢550年を超える大サワラは圧巻です。
沢づたいの遊歩道を歩けば、流れにイワナの魚影が見えることも。
木曽川の源流に育まれた天然林は、清々しい涼風と大樹に囲まれており、深呼吸すれば心も体もリフレッシュ!
真夏の暑さも忘れられるはず!
床並(とこなみ)の滝 ・ 床並の平垂(ひらだる)
知る人ぞ知る、木祖村の新名所☆
木祖村源流域の一つである床並沢の上部に落差約20mの「床並の滝」があります。滝の迫力ある景観はもちろん、周囲の樹木に囲まれた涼風とマイナスイオンを直接浴びることができる木祖村のパワースポットの一つです。
すぐ近くには水が滑るように流れる「床並の平垂」もあり、こちらも“涼”を感じられるスポットです。滝までの道は凸凹が多いので、クロスカントリータイプの車が望ましいです。
信州クールシェアスポットの詳細は…
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/ondanka/honbu/coolshare/index_cool_share.html
木祖村の詳細は木祖村観光協会HPへ
http://www.vill.kiso.nagano.jp/kankou/index.html
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8月の木祖村は涼しいけれど…熱い!!
トウモロコシをはじめ、高原野菜の出荷が最盛期!!!
ぜひ道の駅や農家のおばちゃんの直売所にもお越しください!!
編集後記
編 集 後 記
今年の梅雨は、梅雨入りの時期自体から例年と違うものでした。
気象台より東海地方は平年より11日早い5月28日頃梅雨入りしたといわれました。しかし、その後、晴天が続き、本当に梅雨入りしたのかとマスコミにも取り上げられ、一時は名古屋市の水がめである岩屋ダムで取水制限も余儀なくされました。
空梅雨気味で平年より13日早く7月8日に梅雨明けし、いつも以上に熱中症などの暑さ対策に気を付けなければならない毎日です。対策の目安として、天気予報での予想最高気温があります。これに加えて、最近では、熱中症指数、暑さ指数とか、高温注意情報なども天気予報のなかでいわれるようになりました。また、暑さ対策として、塩飴、コールドスプレー、ネッククーラー、空調服、ファン付きジャンパー、送風機内蔵型ヘルメットや遮熱ヘルメットさらには熱中症指数計といったものもいろいろと出回っています。
熱中症に関しては、気象庁、日本気象協会のほか厚生労働省、環境省、消防庁さらには農林水産省、文部科学省、日本赤十字などのホームページでもアップされており、まさに国を挙げての取り組みとなっています。これらの情報にもいちど目を通されてはいかがでしょうか。
これらの予報、情報に基づき、日々の状況や作業内容に応じたきめ細かな対策により体調管理に努めることが大切ですが、ここで注意しなければならないのは、熱中症は屋外だけでなく屋内でも発症するということです。屋内の特に風の通らない場所での作業で熱中症になるケースが多々あります。
このようなことから暑さ対策の基本としては、屋外、屋内や作業の内容にかかわらず、いずれにおいてもこまめに水分を補給したり、適度な休息をとることが何よりかと思います。
かつては運動中の水分補給は厳禁といわれました。私も含めそういわれて育った世代ほど暑い時の水分補給を軽視しがちです。水分補給の必要性を改めて認識しなければなりません。と同時に、水分補給は水道水で十分です。「何とかの天然水」と言われるような高価な水でなくても大丈夫です。水道水でしっかりと水分補給し、暑い夏を乗り切りましょう。
(A・B)
■ 組合だより No.516(平成25年8月号)――――――――――
● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
理事長 鏡 味 栄 男
● 編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
広 報 技 能 委 員 会
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