『しばし遠望』第27回フォトコンテスト優秀 撮影:㈲イケダヤ 後藤 弘文 氏

『しばし遠望』第27回フォトコンテスト優秀 撮影:㈲イケダヤ 後藤 弘文 氏

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 理事長 鏡味 栄男

 新年明けましておめでとうございます。謹んで年頭のご祝辞を申し上げますとともに、旧年中のご支援、ご協力に対しまして心より感謝申し上げます。

 昨年は台風の発生が多く、集中豪雨などによる災害が日本各地を襲いました。この地方でも時間当たり100ミリを超える豪雨が局地的に発生し、幸い大事には至りませんでしたが、名古屋市内でも道路冠水や地下街への浸水などが発生しました。東日本大震災の記憶がまだ生々しく残り復興の道のりも厳しいなか、災害は忘れたころに発生するということではなく、いつもどこかで発生するというような1年でした。

 そうしたなかで、昨年は5月17日に名古屋市上下水道局との共催で合同防災訓練を実施いたしました。初めての防災訓練でしたが、多くの組合員の皆様のご参加を頂くとともに上下水道局、名古屋上下水道総合サービス株式会社の方々のご参加も得て成功裏に終えることができました。あらためてお礼申し上げます。この内容は新聞やテレビでも報道され、名水協をPRすることもできました。防災については名水協としてもできる限りのことをしていかなければならないと思いますので、今後とも皆様のご理解、ご協力をお願い致します。

 さて、わが国の内外を取り巻く情勢は尖閣諸島や竹島の問題からTPPにいたるまで今年も依然として予断を許さないものが多くあり、政府においては的確な対応をして頂きたいところでありますが、それら諸課題の中でもとりわけ今年は景気の動向が今まで以上に気になる年です。

 アベノミクスといわれる経済政策により景気が上向きに転じてきたようですが、まだまだ私どもの業界には直接的な好況感があまりないのではないでしょうか。その一方で、消費税が4月から8%になります。電気料金や原材料の値上げなどもあり、それに伴い資材・材料の値上がりも予想されるなど消費税増税の影響がどのようなものになるのかが気がかりとなります。少しでも早く、また、少しでも多くの効果が私どもにももたらされることを期待したいと思います。

 厳しい状況が続くなか、皆様方へのお力になればとのことから、現在、水道事業体からマンションの満期メータ取替や市外地域の一部における一般満期メータの取替を継続して受諾致しております。おかげ様で大きなトラブルもなく順調に業務が行われております。これもひとえに業務に携われる方々の高い技術力とお客様への誠実な対応の賜物であります。このような日々の積み重ねが今後につながっていくものと思いますので、引き続きご協力をお願い申し上げます。

 今年は午年です。馬は「物事が“うま”くいく」とか「幸運が駆け込んでくる」と言われる縁起のいい動物です。馬にちなみ、組合員の皆様方におかれましては今年が輝かしい繁栄がもたらされる年となりますことをお祈りし、新年のご挨拶といたします。

新年のごあいさつ

名古屋市上下水道局長 小林 寛司

 新年明けましておめでとうございます。組合員の皆さま方におかれましては、すがすがしい新年を迎えられたことと思います。心からお喜び申し上げます。

 旧年中は、上下水道事業に格別のご支援を賜りまして厚くお礼申し上げます。謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 昨年は、富士山の世界文化遺産への登録、1964年の東京大会以来56年ぶりの2020年オリンピック夏季大会の東京開催の決定などの話題に加えて、17年ぶりの消費税率引き上げが決定された年でもありました。

 さて、本市の上下水道は、太平洋戦争の空襲、伊勢湾台風による家屋等の破壊など幾多の試練を乗り越えて、2年前に下水道が大正元年の供用開始から100周年を迎え、本年は上水道が大正3年の給水開始から100周年を迎えました。

本市では、この機会に、これからの100年を見据えて、名古屋の市民生活や都市活動を支えてきた上下水道事業の100年の歴史を改めて検証しながら、お客さまからの一層の信頼を培う契機として、様々な記念事業を実施しております。

その一部を紹介しますと、鍋屋上野浄水場・東山配水場の整備に合わせて歴史的財産である鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所や東山配水場旧計量室の保存をはじめ、水と歴史にふれあうことができる散歩道「水の歴史プロムナード」を整備します(平成26年9月一部完成予定)。また、その一角に上下水道の歴史的に重要な設備・機器類、文献、公文書などを収蔵・展示する「水の歴史資料館」を設置します(平成26年9月開館予定)。

 名古屋の水道の「伝統」として、先人たちが残した木曽川から導水するという壮大な計画を実現したチャレンジ精神や、「断水のないなごやの水道」を守り続けてきた誇りや気概は、駅伝のたすきのように現役の職員にも脈々と引き継がれています。これから先もこういった気持ちをずっと持ち続けていきたいと思います。

 今後の水道事業では、水道施設の大量更新に合わせて、「環境にやさしい水道」・「地震・事故に強い水道」・「安全でおいしい水」という3つの視点から、自然流下による運用エリア拡大等の省エネや、南海トラフ巨大地震等の災害への対応、安全でおいしい水づくりに向けた「日本一おいしい水プロジェクト」などにより、「高水準水道システム」の実現をめざしてまいります。上下水道事業全体としても、引き続き安心・安全で安定した上下水道事業の持続的な経営をめざしてまいります。

 そのためには、地域に密着した貴組合と組合員の皆さま方のご活躍がますます重要となります。組合員の皆さま方と上下水道局が一丸となって、水のある豊かな暮らし、安心・安全で快適なまちづくりに全力をあげて取り組んでまいりたいと考えております。

 最後になりましたが、高い信用と優れた技術力を有する貴組合の皆さま方が、より一層団結し、末永く発展されることを祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部会会長 永山 雅規

 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。日頃から青年部会の活動に対し、御理解、御協力頂き誠に有難うございます。

 安倍政権誕生後、何故か解らない好景気感に、受注は増えてきたように感じますが、それに伴う利益に結びつくまでには、まだ時間が掛るような気がしますね。私個人の事ですが、本厄年真っ只中で、昨年は色々な事が目白押しに起こりましたが、あっという間の1年だったように思います。後厄もこの調子で乗り切るぞ!と決意します。

 さて、昨年11月23日に千葉県幕張にて行われた、技能オリンピックを視察に行ってきました。来年度、愛知県で技能オリンピックが行われる事はご存知ですか?我々の対象となるのは、配管技能の部門で、23歳以下で2級配管技能士以上の技能を有する者に参加資格が与えられるそうです。正直現地に出向くまで、内容を深く調べた訳でもありませんでしたが、高校生、高等専門学校生、企業に勤めた若者が、精一杯時間の限り与えられた課題を超えていく姿に感銘を受けました。なぜ若者のやる気があるのかと思っていたところ、広島市立広島工業高校の稲田教諭と大阪府立布施工科高校の小倉教諭、東京都立多摩職業能力開発センターの阿部さん、全管連常務理事の松本さん、全管連青年部会中島会長(名古屋)が座談会を行う場に同席した時に、理由が解りました。指導者の熱心さが生徒に伝わると、連帯感が生まれ同じ目的に向かえるように思いました。私に置き換えてみると、銅管に砂を入れて曲げる事や、練習をする場所が無い等と言い訳を考えて実行しようとしないところが、次のステップを超えられない一番の原因のように感じました。11月に岡崎市総合体育館に是非足を運び、若者達の雄姿を見てやって欲しいものです。

 改めてですが青年部会の事を簡単に紹介させて頂きます。現在会員数が54社(平成25年12月現在)の皆さんと活動しております。今年の活動テーマを“みんなでやろう”と唱え、毎月第1水曜日の19時から、役員会を開催し、現在21名の役員の皆さんと協議し共に成長しております。毎月の夜間勉強会も我々青年部会が企画、運営していることを御存知でしたか?4都市交流会(名古屋、京都、神戸、和歌山との交流)、水源地見に行き隊、水道週間協力事業、支部対抗スポーツ交流会、納涼会、もちつき大会、新年会(1月18日に予定)ファミリースキー(2月23日に予定)、家族交流会in富士サファリパーク(3月30日に予定)、定期夜間勉強会(技能開発部会への協力事業)等々目白押しです。厳しい言い方をすれば、仕事の合間にこれ位の事が出来なければ、仕事の段取りも出来るはずが無いと思い、私自身この十年間突っ走って来ました。とても素晴らしい仲間と、良き先輩方々に出会え、お金では買う事の出来ない物を改めて知ったように思います。年齢も、地位も関係なく、組織で動くこの会に是非ご参加下さい。又事業主様には、御子息や若手社員を出して頂けます様、改めてお願申し上げます。

 最後に本年も色々な事にチャレンジしていく予定です。それには青年部会会員並び名水協組合員様の御協力がとても大切であります。イベントには参加して頂き、より親睦を重ねる事により、一体感を作っていきたく思っております。本年も何卒、名水協青年部会を宜しくお願い致します。

 

新年のごあいさつ

名古屋上下水道総合サービス㈱ 社長 英比 勝正

 新年あけましておめでとうございます。

指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 

 さて、昨年は私ども名古屋上下水道総合サービス株式会社(NAWS)にとりまして、昭和38年に弊社の前身である財団法人水道サービスが設立されてからちょうど50周年という節目の年でありました。一昨年は名古屋市の下水道が供用開始100周年を迎え、今年は水道が給水開始100周年を迎えますが、その半分の歳月に渡り続けられてきた先人のご努力に敬意を表すとともに、貴組合様のご協力に対し心より感謝いたしている次第であります。

 昨年は、平成23年4月に株式会社として本格的に事業を開始して3年目となったわけですが、新たに給排水設備等検査業務を桑名市から、技能講習業務を日本水道協会から受託するなど事業領域の拡大を進めた年でもありました。また、5月には相互協力に関する基本協定の締結と、第1回防災訓練に参加させていただきありがとうございました。

 今年も、貴組合の元理事長であり現在は弊社常務理事である森本俊一さんのご助言をいただきながら、名古屋市の補完代行はもとより近隣市町のニーズに応えるべく社会的課題の解決を目指すソーシャルカンパニーとして上下水道事業の一翼を担うとともに、引き続き貴組合との連携強化に取り組んでいく所存でございます。本年も倍旧のお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

  最後になりましたが、新しい年が鏡味理事長のもと、貴組合の益々の発展に繋がることを、そして組合員皆様のご健勝とご発展を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

新年のごあいさつ

長野県木祖村 村長 栗屋 徳也

 新年あけましておめでとうございます。

2014年(平成26年)の新春を迎え、名古屋市指定水道工事店協同組合ならびに組合員の皆様方のご多幸とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

 皆様方におかれましては、昨年も木祖村特産の「トウモロコシ」などの野菜をたくさんご購入いただき誠にありがとうございました。また、私共がすすめています木曽川を絆とした上流域と下流域との交流事業にもご理解とご協力をいただいていることにも感謝を申し上げます。名古屋市へお邪魔しての鍋屋上野浄水場の「水フェスタ」や鳴海配水場での「エコ市」などいくつかのイベントに参加させていただき、村の観光PRや特産品の紹介、販売など多くの機会を与えていただくことにより、「木曽川源流の里・木祖村」の情報発信ができ、村を市民の皆様に知っていただけることや名古屋の水源であること、豊かなおいしい水を育むには森林の手入れが大事なことなど少しずつではありますが手応えを感じているところです。また、貴組合の青年部の皆様におかれましては、昨年も5月に山の手入れとトウモロコシの種まきに、8月には収穫においでいただき農作業を通じて水源を守ろうという活動をしていただきました。このことについても感謝を申し上げます。

 さて、本年は名古屋市の水道事業が給水開始100周年となる大きな節目の年と伺いました。木曽川の水が100年を越えて名古屋市の皆様が利用されていることに長い歴史と水道事業に関わってこられた先人のご努力に敬意を表します。そして、その水の流れとともに人と人、上流と下流の連携がさらに一層深まるよう、また今後とも豊かでおいしい水を提供できるよう水源地の保全に力を入れなければと考えております。

 また、この1月25日(土)には、源流の歴史・文化・自然を守る活動として「木曽川源流フォーラム」を名古屋市中区栄の栄ガスビルで開催します。水源の里を守ることや源流の魅力とその可能性などを、源流地域を抱える「全国源流の郷協議会」の仲間とともに都市部で情報発信をしようと考えていますので、是非多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

 いよいよ冬のシーズンとなりました。パウダースノーの「やぶはら高原スキー場」は中京圏の多くの皆様にご利用いただいております。スキー・スノーボード・スノートレッキングなどに是非ともおいでいただきますようお願い申し上げます。

 終わりに貴組合及び組合員の皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

 本年も宜しくお願い致します。

午年を迎えて

組 合 役 員 放 談

 副理事長 細田 雅仁 (中村支部)

 新年あけましておめでとうございます。心身ともに健康で元気に一年が過ごせるように、また無理をしないで一歩一歩を確実に前へ進んでいけるように心掛けたいと思います。組合だよりの冊子版が復活しましたので、組合員の皆様との接点が増加したのではないかと思っています。これからも組合の活動を頑張っていきたいと考えていますので、よろしくお願い致します。

 

 副理事長 穂刈 泰男 (昭和支部)

 あけましておめでとうございます。本年も明るい話題で盛り上がれると良いですね。実際は足元を固めつつ身の丈に合った生活又は会社経営を心掛けたいと考えます。昨年以上に水道組合を取り巻く環境が良くなる様祈るばかりです。今年もよろしくお願いします。 

 

 理   事 宇津山 弘 (千種支部)

  新年あけましておめでとうございます。伊勢神宮も米座から金座に遷御を終えました。金座の20年は景気の良い年回りと言われ前回はバブル期でした。始まりの年が飛躍の午年なので今回も期待できそうです。今年も一年宜しくお願いします。

 

 理   事 光原 好世 (東支部)

 心新たに新年を迎え、設備業界の慢性的な不況を脱出すべく、やるべきことを皆で一緒に今、やりましょう。相手に何かを期待するのではなく、お互いの幸せの為に何ができるのかを考え行動していきたいと思う。

 

 理   事 石原 彰久 (北支部)

 新年あけましておめでとうございます。昨年から政府の政策で景気がいよいよ良く成る兆しが有ります。今年は四月より消費税値上げが施行されます。それでも組合員の皆さんのご商売のご盛業が実現する事を祈念致します。

 

 理   事 安井  健 (西支部)

 新年明けましておめでとうございます。今年理事として2年目を向え、組合活動の事も段々と解りつつあります。組合員の為にも何ができるのか、自問自答しながら励んで行きたいと思います。午年の馬が駆けるがごとく活気ある年になってほしいものです。

 

 理   事 塚松 裕章 (中支部)

 明けましておめでとうございます。昨年は、体力の衰えを痛感した年でありましたので、今年は体力を付け1年がんばっていこうと思います。組合員の皆様、今年もよろしくお願いします。

 

 理   事 永山 荘次 (瑞穂支部)

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。大企業ではアベノミクスの効果が出ているようであります。今年は我々のレベルまで波及することを願うばかりです。希望を胸に頑張って参りたいと思います。

 

 理   事 小島 昌太 (熱田支部)

 新年あけましておめでとうございます。仕事量が徐々に増えつつも内容が伴わないのが実体経済です。消費税増税が良い経済の起爆剤になるよう希望します。無理をせず飛躍の午年に成りますよう祈念申し上げ、本年も宜しくお願い致します。

 

 理   事 松下 紀夫 (港支部)

 建設業界はここ数年、公共事業の削減、民間への設備投資の停滞等、縮小傾向が続きました。今年は消費税のUPがあり、不安いっぱいですが明るいニュースとしては2度目となる東京オリンピックの開催ですがどのような経済効果が得られるか楽しみです。

 

 理   事 鈴木 英樹 (南支部)

 新年明けましておめでとうございます。早いものです。今年は午年、私の干支でございます、還暦です。めでたいものなのかなんとも言えない複雑な気持ちです。また一年身体に気をつけて、仕事並びに組合の運営に頑張ってやっていきます。 

 

 理   事 岡田 英俊 (守山支部)

  あけましておめでとうございます。今年は古希、10歳の時より親父に就いて仕事を覚えて60年、未だに現役です。白寿まで現役にて仕事が出来る様に、気力・体力の維持に努める心算です。皆様も一緒に頑張りましょう。

 

 理   事 小池  勝 (緑支部)

 新年あけましておめでとうございます。景気回復の兆しがみえて、世の中明るくなった様です。この景気の波に乗れる様一層の努力をし仕事に組合活動に励みたいと思います。本年もよろしくお願いします。

 

 理   事 岡村  明 (名東支部)

 皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は十月号から、「組合だより」の冊子版を復活いたしました。お読みいただいて如何でしょうか。今年も、皆様のご希望に沿った「組合だより」を作ってまいりたいと存じますので、ご愛読をお願い致します。

 

 理   事 山野井 正年 (天白支部)

 あけましておめでとうございます。ここ数年、宝クジ買って6億円当て豪華客船に乗って世界一周の旅に出る夢を見ているが、望みはかなく消える、現実は厳しい。やはり今年は高望みは捨て、健康に気を付け仕事なども堅実にこなす日々でありたいと思っています。

 

 常勤 理事 坂  明憲 (水道組合)   

 新年おめでとうございます。昨年は、わからないことばかりで覚えることばかりでご迷惑ばかりの年でしたが、皆様のおかげで名水協での初めての正月を無事迎えることができました。今年もよろしくお願い申し上げます。

午年を迎えて

上下水道局 職 員 放 談

 給排水設備課 事務係長 鈴木 宏文

 山登りというか山歩きを初めて14年目になります。しかし、本格的な2000mを超える山登りは数回しか経験がないので、今年の夏には本格的な山登りをしたいと考えています。そのために、まずは1日1万歩、歩くことを目指したいと思います。                                                               

 

 営業課 主事 大野 周吾朗

 何か新しい事にチャレンジしたい。「水圧で空を飛ぶ」がやりたかったけど、人気過ぎて予約がとれなかった。実益も兼ねて料理にしようかな。

 

 料金課 課長 津田 典幸

 あけましておめでとうございます。

今年は午年です。わたしは年男にあたります。サラブレッドのように速く走ることはできませんが、1年間健康で、ばんえい馬のように逞しく走り続けたいと思います。

 

 保全課 課長 桜井 政司

 今年の抱負として、身近なことですが「身体と心を健康にする」をあげます。仕事を行なう場合において、また、家庭を守って行く場合でも、身体と心の健康が必要となります。したがって、運動等によってメタボ及びストレスの解消を積極的に図って行きたいと思います。

 

 北営業所 営業係長 江口 賢司

 「正午」に示されるように午(うま)の刻は1日の午前と午後が切替わるときのことだそうです。入社以来これまで馬車馬のごとく働いてきましたが、今年は生き方を切替えて、自分の健康も考えながら楽しめる趣味を探したいと思います。

 

 南営業所 技師 榊原 朱里

 目の前の仕事を追いかけるのに精一杯だった1、2年目ですが、3年目を迎える今年は余裕を持って仕事に取り組んでいきたいです。大きな視野で仕事をとらえ、細やかな配慮も忘れない、そんな仕事をするのが目標です!

 

 守山営業所 主事 内藤 太郎

 2年目までは周りの方々に頼ってばかりいた気がしますが、今年で3年目。異動もあり、分岐点だと思います。新年度からは、午のように周りを牽引できるようになりたいです。

 

 緑営業所 主査 伊藤 徹也

 昨年はこれまでになく、体調を崩すことが多かったので、今年は暴飲・暴食 

を避け、定期的に運動するなど、健康増進に努めたいと思います。禁煙・節煙 

は難しそうなので… 

タワー・塔

名古屋テレビ塔

岡村 明 氏 (㈱恵弘工業)
岡村 明 氏 (㈱恵弘工業)

 名古屋テレビ塔は、愛知県名古屋市中区栄の久屋大通公園に立つ日本で最初に完成した高さ180mの集約電波塔である。1953年9月19日に着工、翌1954年6月19日に竣工し、翌日には開業・電波の発射を開始した。設計者は後に東京タワー、通天閣(2代目)など多数の鉄骨構造の電波塔・観光塔の設計を手がけ「塔博士」とも呼ばれた、内藤多仲が担当した。現在建っている土地は当時の名古屋市助役であった田淵寿郎によって復興のシンボルになるという理由で、有償貸与されたものである。

 昼夜を通して工事が行われただけでなく建設許可の際、「塔の直下に地下鉄を通す」ことを条件に建設されたため4本の脚部は深さ6mまでしか埋め込まれておらず将来の地下鉄工事に備えるために『だるま式構造』と呼ばれる4本の脚を鉄筋コンクリートのアーチで結合して固め、重心を下げる工事も行われている。名駅地区を中心に超高層ビルが乱立する中でも、通称「名古屋のテレビ塔」または「栄のテレビ塔」として、名古屋市中心部のシンボルとして親しまれている。

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(総務委員会)
理事会風景(総務委員会)

理事会風景(広報技能委員会)
理事会風景(広報技能委員会)

  

 

 

1.開催日時   12月4日(水)     

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   16名

表彰コーナー

秋 の 叙 勲 受 章

 平成25年秋の叙勲受章者が11月3日(文化の日)に発令され、当組合員である㈱カケン工務部の伊藤昭彦氏が長年にわたり業務に従事し、すばらしい功績を修められた方を対象とする瑞宝単光章を受章されました。国土交通省関係の伝達式が11月8日(金)に東京都港区の東京プリンスホテルにおいて挙行され、皇居において天皇陛下に拝謁の栄誉に浴されました。

 心からお祝い申し上げます。

 

受章者 伊藤昭彦氏
受章者 伊藤昭彦氏

表彰コーナー

優 秀 技 能 者 表 彰

 

11月23日(勤労感謝の日)、優秀技能者表彰式が名古屋市公会堂 大ホールにおいて行われ、市内の各技能分野で精進された技能者に表彰状と記念品が授与されました。

当組合の推薦受賞者は次のとおりです。

 

名古屋市技能功労者表彰(名古屋市長表彰)              

                                           (敬称略・順不同)

          

       一ノ瀬 啓雄       都管工業㈱       千種 支部

         桧山   一郎       桧設備工業㈱       北   支部

       宮田  茂        城北水道工業㈱    北  支部

              山添  正男     山添工業㈱      中  支部

       中山  秀夫     ㈱中山水道工業所   中川 支部

       松下  紀夫        ㈲松下設備工業       港  支部

       宮口  守廣      ㈲宮口工務店     守山 支部

       村瀬  悟        ㈲平針設備       天白 支部

       

青年部会コーナー

支部親睦スポーツ交流会

細田副理事長 挨拶
細田副理事長 挨拶

上下水道局 根門係長 挨拶
上下水道局 根門係長 挨拶

優 勝  昭和支部
優 勝  昭和支部

 去る11月17日にスポーツ交流会が東スポーツセンターで開催されました。

今回は組合理事チームに初めて参加していただき、一般チームと上下水道局チームとの試合は特に盛り上がったのではないでしょうか。

 さて、私が今回のスポーツ交流会の担当を任命されてから、役員の皆さんは通常役員会以外に時間を作り、知恵を出しながら色々協力をしていただき大変感謝しております。私一人の力では開催できなかったと感じております。当日も役員の皆さんには手分けをして会場準備をしていただき、スケジュール通りの試合開始となりました。試合中は会場内に音楽を流しながらの競技でしたがいかがだったでしょうか?私個人的にはノリノリで良かったのではと思いました。

 結果は毎年優勝の南支部ではなく、昭和支部チームの優勝となりました。開催毎に各支部のレベルが上ってきているように思えました。レベルアップと共に各支部の親密度が高まってきたのかと感じました。

 2次会の親睦会も、スポーツセンターからマイクロバスで二次会会場まで移動して18時30分より『乾杯』はじまりワイワイガヤガヤヨレヨレと無事に終わることができました。

 今回参加して頂きました、上下水道局の皆様・組合理事の皆様・組合員の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。楽しんで頂けましたでしょうか。

次回開催時も参加のほどお願い申し上げます。

 

青年部会 天白支部 野村直博

青年部会コーナー

第93回定期夜間勉強会(昼間編)

開催日時 11月20日(水)

                 参加人数 11名    

                       技能開発部会・青年部会共催

 

 平成25年11月20日(水)に、定期夜間勉強会の一環として、毎年恒例の工場見学会(施設見学)を行いました。今年は、かかみがはら航空宇宙科学博物館と、内藤記念くすり博物館へ行きました。当日は排水設備工事責任技術者講習と日程が重なってしまったにも関わらず、11名の方にご参加いただきました。

 かかみがはら航空宇宙科学博物館は、研究や練習機として実際に使われていた、ヘリコプターやジェット機などが多く展示されており、日本人がどのようなロケットを作ってきたのか等の、宇宙開発の歴史も展示されていました。

 内藤記念くすり博物館は、エーザイ(株)川島工園内にある施設で、65,000点の収蔵資料の中から、資料価値の高いものを選んで展示してありました。誰もが聞いたことのある解体新書も展示されていました。建物の外には薬用植物園があり、約600種類の薬草、薬木を育成されていました。

 今年の見学会はいつもとは違い、他業種の施設見学ということを実施しました。ご参加された皆様には、興味深い展示品等があり大変満足いく見学会になったものと思います。

 毎年11月の勉強会は工場見学をしていますので行ってみたい工場や施設などがあればどしどし意見を募集しています。今後も皆様のご参加をお待ちしております。

青年部会 中支部 鈴村 真史

特別寄稿コーナー

名古屋市上下水道局 経営本部 営業部

給排水設備課長 山田 喜美雄

 

新年明けましておめでとうございます。

名古屋市指定水道工事店協同組合のみなさまにおかれましてはお健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

ご存知のように名古屋市は今年給水開始100周年を迎えます。次の100年に向けて「断水のないなごやの水道」の伝統を守り続ける決意を新たにしているところです。

昨年11月に日本水道協会中部地方支部主催の合同防災訓練が新潟県長岡市で開催され、事務局の一員として参加してまいりました。本訓練には名古屋市のほかに新潟、富山、石川の3県から7事業体と地元の長岡管工事業協同組合が参加して行われましたが、平成16年に発生した中越大震災の復旧のために長岡市水道局の職員として1年間在籍した者として感慨深い訓練でした。

甚大な災害が頻発している今日では少し風化した感がある中越大震災ですが、阪神淡路大震災以来の震度7を観測し、中山間地域が震源であったために多くの集落が孤立しました。特に大きな話題になったのは、全村避難を余儀なくされた山古志村(現在は長岡市)の惨状でした。寸断された道路や大規模な斜面崩落による棚田や養鯉池の崩壊、河道閉塞による家屋の水没が連日メディアで報じられたように日本の原風景は壊滅的なダメージを受けました。

水道施設についても被害は甚大でした。山古志村が長岡市と合併した平成17年4月1日、山古志地域の水道復旧のために長岡市水道局工務課内に「山古志地域水道復旧プロジェクト」が設置されました。当プロジェクトは新潟市水道局、阿賀野市上下水道局、高岡市水道局、豊橋市上下水道局、名古屋市上下水道局から派遣された技術職員に旧山古志村職員を加えた6名で構成されましたが、各都市からの派遣職員が中心のプロジェクトチームによる水道復旧は過去に例がありませんでした(おそらく今でも唯一のケースだと思われます)。

着任当初の山古志地域は豪雪の影響で最大積雪深度が416cmを記録し、ゴールデンウィーク過ぎまで雪が残っていましたが、雪解けが進み被害の状況が明らかになると「どこから手をつけて直したらいいのか・・・」というほど原形を留めない箇所も少なくありませんでした。復旧全般から災害査定、厚生労働省調査団の受け入れ、補助金申請と初めての経験の連続でしたが、不十分な成果ながらも任期を務めることができました。

 この1年間の経験を通して多くのことを学びましたが、最も重要と感じたのはチーム内の連携です。未曾有の被害を目の当たりにして見ず知らずの者同士が短期間で一定の成果を出す苦労は並大抵のことではありませんでしたが、1日も早く水道を復旧すると言う共通の目的意識を全員が明確にしたことにより、厳しい局面を乗り越えることができたと思います。

 東日本大震災以降、“絆”という言葉が改めて注目されましたが、チームにおいても人と人の結びつきの大切さを再認識できましたし、貴組合のみなさまと私ども上下水道局の絆も同様に大切にしていきたいと考えています。これからもお客さまのために目の前のできることから協力して取り組んでいけたらと思います。

 新年早々100年後のことを言うと鬼が笑い過ぎてしまうかもしれませんが、給水開始200年を迎えても、引き続き貴組合と上下水道局が強い信頼の絆で結ばれていることを願ってやみません。

 どうぞこれからもご指導の程よろしくお願い申し上げます。

100m滑落した中継ポンプ場
100m滑落した中継ポンプ場
ポリ管を背負って出水不良になった仮設水源からのルートを再配管
ポリ管を背負って出水不良になった仮設水源からのルートを再配管

筆の泉コーナー

朝食 いつも食べていますか?

名古屋市上下水道局 総務部  情報システム課

主 幹  森 脇   隆

 

 1日に食べる三食の中では、朝食が重要と言われている。1日活動するためには、「朝にしっかりとエネルギーをとることが必要だ」という話で、健康診断時でも問われる。

 私はパン派で、新聞やテレビを見ながらコーヒーで流し込むが、旅先では食事内容を選べるのであれば、和食の席をお願いすることが多くなった。前日に地ビール・地酒を楽しみ、ゆっくり寝られたのか、朝はいつもより少し早めに目が覚め、温泉に入った後は、日頃と違う白いご飯が食べたくなるのかもしれない。地方によってもちろん料理内容は異なり、こんな食べ方もあるのか?とか、朝からこれを食べるの?と二度見するものもある。前夜十分食べたはずなのに、しっかり遊ぶためにはしっかり食べなければ、と、驚くほど食べてしまうが、たまに、料理以外にも驚きがある。

 以前泊まった宿では、朝食後、家内が「お水を」とお願いしたとき、自然に「薬用ですか?」と問われた。薬を飲むには、少し()めの水が良いわけだが、氷で冷やした水が当然にサービスされることが多い中、若くはないので、やさしく何用か聞いてくれたらしい。「さすが○○○」と驚き、二人顔を見合わせた後、薬を飲まない私も、ありがたく、そのやさしさを頂いて、やっぱり水は冷たいほうがおいしいと冷静に実感もした。

 はなしを朝食に戻すが、一人、のんびり暮らしている学生の子供がたまに帰ってきたとき、昼過ぎまで寝ているようで朝食は食べない。若い人に多いようで、普段でも、前の日が遅くなる(それとも今日早い?)と用事がないときは食べないらしい。日が高いときに活動しないのであればそれでも良いかもしれないが、仕事のある身ではそうはいかない。いろいろと見聞きし、量だけでなく種類も重要だということで、果物や乳製品も食べるようにしている。気持ちとしては、朝食は身体を動かすためのエネルギー摂取として必要であるだけでなく、食事の時間を持つことで、朝からせかせかしないで、余裕をもって1日を始め、気分良く過ごすために大切なことと考えている。

 しかし、朝食で身体を気にするくらいなら、そもそも夕食の量を減らせば!!週に2日は控えて!!と別件でしかられることもある。朝食をおいしく食べ、その効用を生かすためにも、前日のカロリー量を何とかできなかったのかと、長年解決できない問題を、干支が変わった今年も考えている。

談話室コーナー

船 の 旅

中川支部・江口管工事商会 江口 琴己 

 

 私は船が好きです。一人旅も家族で行くのも友達と行くのもいいですね。乗物は車、電車、飛行機もいいけれど船が好きです。船といっても豪華客船でなく太平洋フェリーが好きです。二日おきに名古屋港から夜7時に出ます。岸を離れる時これから旅に行くんだという期待感と、岸を離れていく寂しさも入れまじり港

周辺の夜景がとても哀愁をおびてきれいに見えます。

 中には、お風呂、売店、シアターラウンジ、映画、カラオケなどいろいろあります。食事はバイキングですが、朝昼千円・夜二千円とお値打ちです。夜はステーキやお寿司もあります。お腹がすいていない時は、うどんやカレーライスなど手頃なお値段で食べられます。お弁当などの持ち込みも自由で若い人達はカップラーメンを持ち込んで、給湯室で湯を入れて食べている姿もみえます。泊まるお部屋もスイートルームからリーズナブルな和室までといろいろ選べるのもいいです。お風呂も船ならではの窓からの海の眺めや、船が揺れている時、お風呂の湯も揺れて普段では味わえない楽しさがあります。映画もゆっくり見えていいです。コンサートはプロの方らしく、お客さんと上手に掛け合いながら、それでいて本格的な歌とピアノ演奏など楽しませてくれます。何回乗ってもあきません。

 私はデッキに出てボーっと海を眺めているのが好きです。雄大な眺望、水平線からのぼる朝陽から満天の星空まで刻々と変わるドラマが広がります。海を眺めていると、小さな鳥が海を渡って行くのに出くわす時があります。羽を休めず休む所も無いのに、ひたすら飛び続けています。思わず「頑張って」と声をかけてしまう自分がいます。そんな時「私の悩みなんて小さいな~」なんて思ってしまいます。

 また、海の見えるソファーに腰掛け読書をしたり、飲物を取ったりして船内での大切な時間を自分らしく楽しんでいます。至福の時です。船の中は、ゆったりと時間が流れていて、皆さん普段の忙しい日常と違い何かゆっくりしている感じがします。長い時間乗っているせいか知らない方とも話せて面白いです。船内は日常を離れて時を忘れるホテルライクなくつろぎの空間だと思います。

 北海道苫小牧へ着いたら札幌行きのバスに乗って札幌・小樽周辺や温泉など楽しむのもいいし、仙台では仙台周辺や温泉、足をのばして山形の温泉まで行くのもいいです。船には車も乗れるのでマイカーで行くのもお勧めです。車なら敦賀から出ている日本海フェリーもいいと思います。

 皆様もぜひ船の旅を楽しんでみて下さい。豪華客船も素敵ですね。きっと新しい発見があるかもしれません。

消防常識コーナー

消 防 Q & A

名古屋市消防局OB 木野瀬 茂

 

非常電源

 屋内消火栓設備には、非常電源を附置すること。と消防法施行令第11条第3項第1号・第2号で定められています。これにより、他の消防用設備等で電源を必要とするものは、すべて「非常電源」を設置しなければならないことになります。

消防法施行規則第12条第1項第4号でこの非常電源の種類、設置方法、品質保証(告示で)が次のように定められています。

1 非常電源は、非常電源専用受電設備・自家発電設備・蓄電池設備・燃料電池設備の4つの方式で確保することとなり、人命危険の高い特定防火対象物で1,000平方メートル以上は、自家発電設備・蓄電池設備・燃料電池設備のいずれかとすること。

2 点検に便利で、かつ、火災等の災害による被害を受ける恐れが少ない箇所に設けること。

3 他の電気回路の開閉器又は遮断器によって遮断されないこと。

4 開閉器には屋内消火栓設備用(他の設備はその設備名)である旨を表示すること。

5 不燃材料で造られた壁、柱、床、天井で区画されている場所に設置すること。

6 容量は、屋内消火栓設備を有効に30分以上作動できるものであること。(自家発電設備、蓄電池設備、燃料電池設備)

7 常用電源が停電した時には、自動的に非常電源に切り替わること。(自家発電設備、蓄電池設備、燃料電池設備)

8 消防庁長官が定める基準に適合するものであること。

・キュービグル式非常電源専用受電設備の基準(昭和50年消防庁告示第7号)

・配電盤及び分電盤の基準(昭和56年消防庁告示第10号)

・自家発電設備の基準(昭和48年消防庁告示第1号)

・蓄電池設備の基準(昭和48年消防庁告示第2号)

・燃料電池設備の基準(平成18年消防庁告示第8号)

・耐火電線の基準(平成9年消防庁告示第10号)

・耐熱電線の基準(平成9年消防庁告示第11号)

 

問題 消防用設備に設ける非常電源で、次のうち誤っているのはいずれか。

(1)屋内消火栓設備に設ける非常電源の容量は、30分以上作動できるものであること。

(2)排煙設備の非常電源の容量は、1時間以上作動できるものであること。

(3)自家発電設備、蓄電池設備、燃料電池設備は、常用電源が停電した時に、自動的に非常電源に切り替わること。

(4)キュービグル式非常電源専用受電設備の基準は、消防庁長官が定める告示に適合しているものであること。

 

解答 (2)

建築基準法に定める ①非常照明装置、②非常用の進入口、③排煙設備の非常電源の容量は、すべて30分以上と定められています。また、非常用エレベーターの非常電源は、1時間以上と定められています。

※ 非常用エレベーターの非常電源容量が、1時間以上としたのは、「建築設備設計・施工上の運用指針2003年版」の第6章 予備電源・制御監視設備の6-6防災設備と適応予備電源の種類についてから抽出したもの

 

 法令事項は大変分かりづらいですね、どこで定めているか、どのように定めているか,もう一つ言えば「非常用エレベーターの乗降ロビーは非常電源容量が30分以上」とされています。

 法令上困ったことは、木野瀬 電話080-6947-5371までお尋ねください。後で、困ったことになってもいけませんので。

法律コーナー

建物の賃借人の保証

弁護士   松 永 辰 男

 

 知人とか親戚、子ども等がアパートを賃借する場合に保証人を頼まれることがよくあります。東京都の大田区は、平成12年4月1日付で区営住宅の賃借を希望する人に対し、その長男の連帯保証のもとに賃借を許可しました。

 ところが平成14年11月ころ、賃借人の子であり、かつ、連帯保証人の実弟(以下[A]と言います。)が同居を始めました。賃借人は平成18年2月16日ころ賃借していた住宅を退去しましたが、同居していたAはそのまま居住していました。

 しかし、同年3月からの賃料は支払われませんでした。大田区は平成22年10月31日に使用許可を取り消しました。契約解除ということですが。大田区は平成23年8月30日に、賃借人には建物明渡しと未払賃料の支払いを、連帯保証人には未払賃料の支払いを求める裁判を起こしました(因みに、同居していたAは平成24年5月1日に退去しましたが)。従いまして、連帯保証人には平成18年3月から、平成24年5月1日までの未払賃料の支払いを求めたことになります。そこで連帯保証人は争いました。

 それに対し東京地方裁判所は、少なくとも平成20年3月末の時点ではAや賃借人の家賃支払能力はないものと判断出来たのであり、勝訴判決が確定しても、明渡しまでには数ヶ月は要するものと考えられるが、平成20年3月末から1年を経過した平成21年4月1日までには訴訟を起こし、それ以上賃料の未払金が発生しないようにすべき信義則上の義務があるというべきであるから、連帯保証人が支払うべき未払賃料も、平成21年4月1日までの分に限るべきであると判決しました。

 それに対し大田区は控訴しましたが高等裁判所も同じような趣旨で連帯保証人の責任を制限しました(判例時報2198号67頁)。裁判所が連帯保証人の立場に同情した事実関係は、賃借人の連帯保証人は、賃借人が賃料の支払いを怠ったとしても、その賃借人に退去を求める権利はなく、ひたすら傍観するだけであり、賃貸借関係について、それを終わらせる権利がないのであるから、それができる家主が適切に対応してくれない限り、連帯保証人は無限に未払賃料を支払わなければならなくなり、あまりにも不当な結果を招くということです。確かに家主には賃借人に対して退去を求める訴訟を起こす法律上の義務はないけれども、信義則上、いたずらに連帯保証人の負担を拡大するのを傍観することは許されないというのです。もっともな判決でして、反面、賃借人の保証人になるには慎重を要することにもなります。

木祖村コーナー

木曽川源流フォーラム

『木曽川源流フォーラム』

開催!!

「源流を守ろう」という活動は

全国規模で広がっています!!

 

「連続源流フォーラム」と銘打って、11月は奈良県川上村の源流を、12月は山梨県小菅村の多摩川源流を取り上げ、源流を考えるフォーラムが開催されてきました。日本の主要河川のひとつ、木曽川も木曽川源流・木祖村を取り上げ、「木曽川源流フォーラム」をこのたび開催することとなりました。

今回のフォーラムは、「都会で開催する」事に一つの意味がある、と言えます。

源流の実情を少しでも多くの方に、特に都市部の方々に知っていただきたいという思いを胸に、この連続源流フォーラムは企画されました。もちろん、木曽川源流フォーラムの開催地はこの地、名古屋です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

木曽川源流フォーラム

 

日 時 : 平成26年1月25日(土)

開 場 : 午後1時(開会:午後1時20分)

場 所 : 栄ガスビル401会議室

(名古屋市中区栄三丁目15番地33 松坂屋本館北側)

内 容 : 基調講演「木曽川源流の魅力とその可能性」中村文明氏

       パネルディスカッション:

「上流・中流・下流の交流・連携」

      /パネラー:東京農業大学教授 宮林 茂幸 氏 ほか

主 催 : 全国源流の里協議会

連絡先 : 長野県木祖村 0264-36-2001

 

編集後記

編 集 後 記

明けましておめでとうございます。

昨年は、伊勢神宮で20年に一度、また、出雲大社では60年に一度の社殿が新しくなった年でした。神様が新たな社殿で新しい年をお迎えになるというおめでたいことにあやかり、今年がいつも以上に良い年となるようお願いしたくなります。

とりあえず景気は昨年に引き続き良さそうだといわれていますが、われわれの社会にはその影響がまだあまり見られず、また、消費税増税の影響など懸念材料もあることから様々な動向に注意する必要があると思います。

さて、皆さんは新しい年をどのように迎えられますか。

一昔前なら、大晦日の夜は家族そろってテレビの紅白歌合戦を見て、そして、年が明けてからご近所の氏神様などにやはり家族そろって初詣に出かけるというご家庭が多かったのではないでしょうか。現在では、ライフスタイルの変化などで家族一緒に行動することはあまりなくなってきたことと思います。紅白歌合戦の視聴率もかつてのように高くなく、それぞれのご家庭、ご家族の新年の迎え方にはいろいろあろうかと思います。

 しかし、その割に初詣でには家族と行くのか友人と行くのか、あるいは一人で行くのかどうかは別として、多くの皆さんが行かれているようです。参拝者の集計方法には基準がないそうなので正確なことは分かりませんが、有名な神社仏閣それぞれの参拝者数はここ数年増えているとのことです。その理由としては、なによりも震災など人知を超えた大変なことが多くあったことがあげられると思います。困った時の神頼みといわれますが、なにも努力せず単に神様に頼るのではなく、いろいろ努力をするけれどもその努力をしても何ともならないような、いわゆる最後のひと押しとか、努力をするうえでのサポートいったところを謙虚な気持ちで神様にお願いするということではないでしょうか。

初詣に出かけるかどうかにかかわらず、年頭という節目の時に新たな思いや願いを抱くことは、けじめとして必要なことだと思います。そこで私も考えました。しかし、結局、月並みなことしか浮かびませんでした。それは、今年の大晦日に一年を振り返ってみて、健康で穏やかに過ごすことができたといえるよう日々心掛けたいという思いであります。

(A・B)

 

 

 組合だより No.521(平成26年1月号)―――――――――― 

シャッチーくん

      

    ● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
            理事長 鏡  味  栄  男

 

    編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
           広 報 技 能 委 員 会
             名古屋市中区丸の内三丁目14番11号
             TEL (052)951−3240
             FAX (052)951−8883