『尾瀬の白い虹』第28回フォトコンテスト最優秀 撮影:㈱細田工務店 細田 久子 氏
タワー・塔
ピサの斜塔
小池 勝 氏 (㈲小池設備)
イタリアにあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットです。高さは8階建て地上55m、階段は297段あり、重量は14,453tと見積もられています。1173年着工、1372年完成。一時、傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断されています。最大5.5度傾いていたが、1990年から2001年に行われた工事によって、現在は約3.99度に是正されています。
会議コーナー
定 例 理 事 会
理事会風景(総務委員会)
理事会風景(業務管理委員会)
1.開催日時 4月2日(水)
午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 17名
職員紹介コーナー
事務局職員採用・退職
| 事務局職員を採用しました。よろしくお願いします。
土井 強
抱負 新たな職場の一員として、出来うる範囲で迷惑を掛け無い仕事を心掛けたいと思います。よろしくお願い致します。 |
近藤 正美
抱負 早く新しい環境に慣れ、みんなの力になれるように頑張ります。よろしくお願いいたします。 |
【退職者】 高橋 良司 / 後藤 建一 ごくろうさまでした。 |
青年部会コーナー
第97回定期夜間勉強会
開催日時 3月19日(水)
参加人数 34名
技能開発部会・青年部会共催
3月19日(水)に、水道会館にて第97回定期夜間勉強会を開催しました。今回のテーマは「電子納品について」という内容でした。株式会社建設システムさんを講師にお迎えし、出席者は34名となり、年度末の何かと忙しい時期にも関わらず多数の方に参加して頂きました。
今回は主に工事写真のアルバム作成や電子媒体としてCD-Rへの書き込み方を教えて頂きました。建設システムさんには参加者全員にパソコンを用意して頂き、実際にパソコンを操作しながら講義を聞き、とても分かりやすい内容だっと思います。
私がこの仕事に就いた十数年前は、手書きで図面を作成し、工事写真においてもフィルムをカメラ屋で現像したものを一枚一枚アルバムに整理していた事を懐かしく思いました。近年のパソコンの普及により建設業界においてもIT化が進んでいるなかで戸惑うことがよくありますが、今回のような勉強会に出席し、私自身大変参考になりました。
今後も皆さんの仕事に活かせるような勉強会を目指していきたいと思います。
青年部会 守山支部 山本将
専門校コーナー
名古屋建築設備高等技術専門校 修了式(1)
鏡味校長 挨拶
愛知県 産業労働部 労政担当局 就業促進課 産業人材育成室 室長補佐 川出浩之 様
名古屋市 市民経済局産業労働課 産業企画係長 庵地大成 様
名古屋上下水道局 営業部長 丹下昌彦 様
名古屋建築設備高等技術専門校第21期生修了式
開催日 3月20日(木)
会 場 水道会館 4階
名古屋建築設備高等技術専門校の第21期生12名は、希望に胸を膨らませ昨年4月に入校し1年間の厳しい課程を優秀な成績で修了し無事修了式を迎えました。
修了式では鏡味校長の挨拶の後、修了証書、技能照査合格証書の授与があり成績優秀者に愛知県知事賞、名古屋市長賞、名古屋市上下水道局長賞、愛知県職業能力開発協会長賞、愛知県技能士会連合会長賞、校長賞(2名)及び皆勤賞(4名)が贈られました。
さらにご臨席いただいた愛知県知事 大村秀章様、名古屋市長 河村たかし様、名古屋市上下水道局営業部長 丹下昌彦様からご祝辞を賜り、最後に修了生を代表して鎌田桂太郎さん(三都㈱)が答辞を述べられました。
専門校コーナー
名古屋建築設備高等技術専門校 修了式(2)
≪受賞風景≫
愛知県知事賞 鎌田 桂太郎 (三都㈱)
名古屋市長賞 太田 佳典 (㈲オオタ設備)
名古屋市上下水道局長賞 石原 淳平 (㈱カケン)
愛知県職業能力開発協会長賞 杉本 弥生 (安井管工業㈱)
愛知県技能士会連合会長賞 河邉 直毅 (㈱テックササキ)
校長賞 掛川 雅司 (名古屋上下水道総合サービス㈱)
校長賞 野村 史崇 (㈱テックササキ)
受賞者の皆様、おめでとうございます。
専門校コーナー
名古屋建築設備高等技術専門校 入校式
鏡味校長 挨拶
愛知県 産業労働部 労政担当局 就業促進課 産業人材育成室 室長補佐 本多寿行 様
名古屋市 市民経済局 産業労働課 産業企画係長 近藤真由美 様
名古屋上下水道局 営業部長 丹下昌彦 様
第22期生 9名の訓練生が入校しました!!
開催日 4月11日(金)
会 場 水道会館 4階
名古屋建築設備高等技術専門校は、平成5年4月開校以来21期、415名の修了生を送り出し、設備業界の第一線で活躍し事業主の方からも喜ばれているところです。
近年、業界を取り巻く情況は引き続き厳しいものがありますが、訓練生本人のやる気、それに事業主の方の温かいご理解を得て、今年度も第22期9名が希望に胸を膨らませ、去る、4月11日(金)派遣事業主が見守るなか晴れの入校式を迎えました。
入校式ではまず鏡味校長から1年間仕事と学業の両立で大変厳しい環境におかれているが、よく研鑽し基礎知識・技術・技能の習得や給水設置工事主任技術者をはじめ各種の資格試験にも挑戦し、全員揃って3月に修了式を迎え、建築設備業界で大いに活躍していただくよう励ましの挨拶がありました。
続いてご臨席いただいた愛知県知事 大村秀章様、名古屋市長 河村たかし様、名古屋市上下水道局営業部長 丹下昌彦様から激励のご祝辞を賜り、ご臨席いただいたご来賓の紹介、1年間ご指導いただく講師の皆様の紹介が行われ、盛会の内に終了いたしました。
第22期 入校生のみなさん
特別寄稿コーナー
連 携
名古屋市上下水道局 経営本部 営業部
北営業所 所長 熊倉 健雄
「三本の矢」これは平成25年度の日本経済再生に向けての成長戦略、いわゆるアベノミクスのことではありません。名古屋市の上下水道事業の第一線を支えてきたのは、「三本の矢」すなわち名古屋市指定水道工事店協同組合、NAWS(名古屋上下水道総合サービス㈱)、当局が強く連携しその役割を果たしてきたからだと、NAWS前社長 吉田 宏 様が常々おっしゃっていたことを今さらのように思い出します。
これからも「三本の矢」として力をあわせ、今後とも名古屋市の上下水道が高く評価されるよう連携して、お客さまサービスの一層の向上に努めていかなければならないと考えています。
昨年9月26日に、連携をより強くすることを目的に、指定水道工事店組合北支部と当営業所とで合同防災訓練を実施しました。今回の訓練は、平成24年度に実施した給水タンク積載訓練、2栓式仮設給水栓設置訓練に加えて、給水タンク運搬訓練、電話による情報伝達訓練を実施しました。
当日は大規模地震が発生したという想定のもと、貴組合北支部長 石原彰久様(㈱カケン 代表取締役社長)から北支部組合員の安否確認と、支部組合員からは付近の被害状況について報告を受けました。その後、当営業所から支部組合員(㈱カケン様、アクアメニティ工業㈱様)に対して、当営業所へ参集することを依頼するとともに、1m3タンクを積載可能なトラック1台の派遣を要請し、タンクの積載・注水作業を実施後、応急給水活動を行う地点(上下水道局職員研修所)に向かい、給水タンク車からの応急給水活動の実施、付近の消火栓にて2栓式仮設給水栓の設置訓練を実施しました。
また、その他にも北支部組合員の皆さまには、北学区防災訓練に参加していただき、局が行う地下式給水栓の操作訓練にもご協力いただきました。
こうした訓練は、実際に地震が発生した時、当局だけでは十分な対応が難しいと予想されている中、地域の皆さまの自助努力に加えて貴組合の力を発揮していただけるよう期待するものであり、今後とも貴組合との連携を大切にしながら、より良い体制づくりに努力していきたいと考えています。
最後になりましたが、今回このように充実した防災訓練を実施できたのは、北支部組合員の皆さまが積極的に取り組んでいただけたおかげと深く感謝するものでございます。今後とも地域に密着した貴組合との連携を密にし、安心・安全で快適なまちづくりに一生懸命取り組んでいきますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
筆の泉コーナー
感動プレーバック
名古屋市上下水道局 経理部 資産活用課
主 査 牧 俊広
5月号の原稿執筆と思いつつ原稿の依頼がソチ五輪も終盤の時。この感動、書かずにはいられないと思い、世界中が沸いたソチ五輪の中で印象に残ったシーンをプレーバックしたいと思います。
結果は5競技で8個のメダルを獲得し海外で開催された冬期五輪としては、過去最多の競技数・メダル数であった。五輪は言うまでもなく国がメダル数を争うものではなく選手同士が競い合うものだが、この結果は日本がウインタースポーツの幅広い競技でレベルアップしていることが証明された。
開幕から暫くはメダルに手が届かず重苦しい雰囲気の中、男子スノーボードハーフパイプでいきなり10代の2人が銀・銅メダルを獲得。15歳の平野選手が史上最年少メダリストとなる一方、絶対王者ショーンがメダルに届かなかった事は世代交代を強く印象付けた。
注目選手の一人、最後の五輪として挑んだ女子モーグルの上村選手。五輪へ出場する毎に一つずつ順位を上げ、前回のバンクーバー五輪では4位。ソチでは決勝に進んだ6選手の中で最も速いタイムで滑り、観ていた誰もが銅メダル獲得と思ったが判定で敗れた。ところが、試合後のインタビューで「すごく清々しい気持ち。頑張って良かった。」と笑顔で語った。その表情は、自分が出来る限りの事は全てやり尽くし完全燃焼した姿に映り、観ている側が清々しい気持ちになった。試合後のインタビューと言えばソチから初めて公式競技となった女子ジャンプの高梨選手も印象的であった。凄まじい重圧の中での初めての大舞台。追い風が吹いた不運もありメダルは逃したが、本人曰くやはり五輪の舞台は何か違ったようだ。そして、冬の五輪の花形競技であるフィギュアスケートは圧巻だった。男子は羽生選手がショートで史上最高得点を獲得しての金メダル。欲を言えば羽生選手が憧れと語るプルシェンコとの戦いを見たかった。女子はやはり今回の五輪を“集大成”とした浅田選手だろう。ショートでは信じられないミスを連発しながらも、翌日のフリーでは自己ベストを更新する完璧な4分間の演技を魅せた。演技終了直後に感極まって泣き出した姿は、今大会の中で最も印象深いシーンであった。葛西選手、渡部選手など他の選手についても書きたい事が山ほどあるのですが、もう原稿スペースが無くなってしまいました。
最後にソチ五輪の真っ直中、日本各地で記録的な大雪が降り多くの方が被災されました。あらためて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
PS:今年はサッカーのW杯イヤー。6月が待ち遠しい。
談話室コーナー
私のお弁当作り
緑支部・三宝設備株式会社 牧野 真理子
4月から長女が中学校に入学するため、私のお弁当作りが始まります。月曜日から金曜日まで作るのですが、それに加え長男が少年野球チームに入ったため、土曜日と日曜日も作ることになりました。1週間毎日お弁当作りです。休みなしです・・・(涙)。
中学校では、スクールランチという給食に似たシステムもありますが、中学1年の女子にとっては量が多く「残すのは嫌だから絶対にお弁当がいい!!」と長女は言い張ります。料理が得意ならいいのですが、できることなら作りたくない私にとっては、修行の日々の幕開けです。トホホ。早起きも苦手です。
毎日同じ物、と言うわけにもいかず、すべて前の日の晩御飯の残り、と言うわけにもいきません。最低3品ぐらいは作らなくてはいけない?と思っています。○○○がいいのかな?□□□がいいのかな?あれは一昨日入れたしなぁ・・・。卵焼き一つにしても味のバリエーションを考えなくては。世の中のお母さんはみんなそうなのかと思うのですが、毎日朝から寝るまでずーーっと家の御飯とお弁当の献立のことばかりで頭がいっぱい・・・。
まさしくお弁当の献立に振り回される毎日になります。こんな毎日が、長男が高校を卒業するまで続くと思うと・・、長男は4月から小学校3年生なので・・あ、あと、10年っ!!!!!!!!(ひぇぇぇ~っ)あまり先のことは考えないでおこう(涙)
でも、子供たちはこんな私が作るお弁当でも、毎回毎回「おいしかった!」、「〇〇〇がおいしかったからまた作って!」と空になったお弁当箱を返してくれます。たまにですが「いつもありがとう」という涙が出てしまうようなお手紙をくれるときもあります。そんなとき、子供たちのお弁当を作らせてもらえるのは有難いことなんだなぁ、幸せなことだなぁ、と思います。自分が健康でなくちゃお弁当も作ってあげられないしね。
子供たちが大人になったとき、自分の好きな人や子供にお弁当を作るときに「ママのお弁当」のことをちょっとでもいいから、思い出してくれたらうれしいな。私が子供のころ、母も同じ思いだったのかな?作ってもらったお弁当が懐かしいな。
そんなこんなで私も負けずに、明日も幸せをかみしめ、そして喜んでくれる子供たちのために早起き&お弁当作りがんばろっっ!!!
(毎日、喜んでくれるかなぁ...ちょっと心配...)
消防常識コーナー
消 防 Q & A
名古屋市消防局OB 木野瀬 茂
消防用設備の指導要領Ⅲ
前号に続いて、消防用の設備を設置・維持していく上で、基準となる法令に加え決められている指導要領について説明します。
今月は、呼水装置・配管について、説明します。
1 呼本装置
(1)呼水装置は、加圧送水装置の一部として認定されたもの又は告示第8号に適合すると
認められるものとすること。
(2)減水警報装置は、フロートスイッチ又は電極とし、呼水槽の貯水量が2分の1に減ず
るまでに、防災センター等に音響を発するものであること。
2 配管
(1)配管は、専用とすること。
(2)配管は、高架水槽又は補助高架水槽(以下「高架水槽等」という。)に連結するか、
若しくは起動用圧力タンクにより常時充水すること。
(3)高架水槽等と配管の間には仕切弁、逆止弁又は、可とう管継手を設けること。なお、
高架水槽等への接続配管及び可とう管継手は他の消防用設備等との配管と兼用(仕切
弁、逆止弁を除く。)することができる。
(4)高架水槽等へ連結する配管(補水するための配管を除く。)の配管径は25A以上と
すること。
(5)専用の高架水槽等を設ける場合は、0.2立方メートル以上とし、常時補水ができる
ものであること。ただし、複数の消火設備等を設ける場合にあっても水量の加算は要
しないものとする。
(6)直接外気に面する屋外配管等その設置場所によって凍結する恐れかおる配管には、凍
結防止の措置を講ずること。
(7)地中埋設する配管は、次のアからウまでのいずれかの方法により、有効な防食措置を
講ずること。
ア 配管が目視できるU字溝又は、配管ピット等により布設する方法
イ 防食被覆(アスファルトテープ等)を施す方法
ウ その他ア又はイと同等以上の防食方法
(8)配管には、排水弁を設け、管内の排水ができるようにすること。ただし、消火栓開閉
弁から有効に排水できるものにあっては、この限りでない。
(9)配管、管継手及びバルブ類の材質は、規則第12条第1項第6号ニに、ホ及びトによ
ること。
(10)配管には、空気だまりが生じないような措置を講ずること。
(11)配管は、専用支持具にて堅固に固定されていること。
(12)建築物の接続部等で、地震動による曲げ、またはせん断を生じる恐れのある部分の配
管施工は、極力行わないこと。ただし建築物の構造、形態等から、これらの部分を貫
通する場合は、可とう管継手を設け、配管の保護を施すこと。
(13)フート弁は、ろ過装置を有するもので、ステンレスワイヤ等で手動により容易に開閉
できる構造のものとすること。
(14)屋上または最遠部には、試験用テスト弁を設けること。ただし、最上階の消火栓によ
り放水試験ができる場合は、この限りではない。
(15)補助ポンプ(主ポンプの補助用として設けるポンプをいう。)を設ける場合の接続配
管は、屋内消火栓設備の主配管と可とう管継手で接続すること。
(16)補助ポンプには、屋内消火栓設備の機能に支障を及ぼさないよう仕切弁、逆止弁を設
けること。
(17)配管に設ける止水弁には、開閉方向、常時開又は常時閉の表示を、逆止弁にあっては
その流水方向を見やすい位置に表示すること。
(18)加圧送水装置の吐出側直近部分の配管には、その表面の見やすい個所に屋内消火栓設
備用である旨の表示をすること。
問題 屋内消火栓設備の配管で間違っているのはいずれですか。
(1)補助ポンプには、屋内消火栓設備の機能に支障を及ぼさないよう仕切弁、逆止弁を設
けること。
(2)減水警報装置は、フロートスイッチ又は電極とし、呼水槽の貯水量が3分の1に減ず
るまでに、防災センター等に音響を発するものであること。
(3)配管には、空気だまりが生じないような措置を講ずること。
(4)フート弁は、ろ過装置を有するもので、ステンレスワイヤ等で手動により容易に開閉
できる構造のものとすること。
解答 (2)
(1)、(3)、(4)は、いずれも正しいです。
(2)は、「3分の1」ではなく、[2分の1]で警報を防災センター等に知らせるように設置することになります。
以上、法令で決められていない指導基準は、いま述べたように通知で定めています。この通知は、名古屋市独自であるが、国が、このようにありたいという通知を示すことが多く全国的に同じような内容になっていることを申し添えます。
法令上困ったことは、木野瀬 電話080-6947-5371までお尋ねください。後で、困ったことになってもいけませんので。
法律コーナー
債務者を相続した保証人の立場
弁護士 松 永 辰 男
例えば、お父さんが銀行から借入れをし、長男がその保証人になっていた場合、お父さんが死亡し、お父さんの財産を長男であります保証人が一人で相続した後、保証人として銀行に返済してきたが返済しなくなったので貸主であります銀行が相続人であります長男に対し残債務の支払いを請求された場合、お父さんが支払いをしなくなってから5年を経過したから時効により消滅したと言って反論できるのか、という問題があります。
事案は、A銀行が保証協会でありますXの保証によりBに融資をし、Yが保証人になっていました。Bが返済を怠ったのでXは平成12年9月28日にA銀行に対しBの未払残債務を代位弁済しました。Bは平成13年6月30日に死亡し、その財産をYが一人で相続しました。Yは、Bの死亡を知りながら平成15年12月15日から平成19年3月30日まで保証人としてXに対しBの債務を返済してきました、以後支払わないので平成22年1月13日にXはYに対し残債務の支払いを求める裁判を起こしました。一審の東京地方裁判所と控訴審の東京高等裁判所は,YのXに対する弁済処理が、Bの相続人としての弁済ではなく保証人からの返済となっていたことを理由として、Bの債務は,Xが代位弁済した平成12年9月28日から5年の経過により時効により消滅したと判決し、保証協会Xの請求を認めませんでした。Xが上告したので最高裁判所は、「保証人が主たる債務を相続したことを知りながら保証債務の弁済をした場合、当該弁済は、特段の事情がない限り、主たる債務者による承認として当該主たる債務の消滅時効を中断する効力を有すると解するのが相当である。」と判決し、Xの請求を認めました。保証人Yが、銀行からの借受人であります「主たる債務者」であるところのBの死亡によりBの財産を相続しますと、Bの立場であるところの主たる債務者の地位も相続することになり、主たる債務者であると共に、保証人でもあるという二重の人格をもつことになります。
そこで最高裁判所は、「保証債務の弁済は、通常、主たる債務が消滅せずに存在していることを当然の前提とするものである。」とし、保証人でありますYの返済は、主たる債務の存在を承認して返済しているものと認めることができるのであるから、その弁済は主たる債務の承認になるとしたのです(判例時報2209号102頁)。保証協会でありますXの内部処理が、相続でありますYからの弁済を、保証人からの弁済としたことが問題だったということになるでしょうか。Bを相続した主たる債務者からの弁済とすれば問題がなかったかと思いますが。いずれの立場に立っても注意が必要な事例です。
木祖村コーナー
初夏からのイベント情報
☆水のふるさとで夏の大冒険!
2014 サマーキャンプ in KISOGAWA
平成26年8月10日(日)~12日(火)2泊3日
木曽川の美しい水と、山々のおいしい空気が元気をくれる!!
夏を大満喫できる3日間!!
木曽川流域&木祖村の小中学生(小学校5年生~中学校3年生)が3日間の交流キャンプ! カヌー、リバートレッキング、わらじ作り、木工体験など、班に分かれて楽しみます。
◆参加費 15,000円 定員:各地域20~30名
(2泊3日、名古屋市・日進市からの送迎付き)
申込受付:Eメールまたは官製はがきにて(6月20日必着)
住所・氏名・学年・性別・電話番号を明記。
※「サマーキャンプ申込」と必ずお書き添え下さい。
Eメール: [email protected]
ハガキ:〒399-6203
長野県木曽郡木祖村大字小木曽2058-22
水資源機構 味噌ダム管理所 キャンプ係 宛
〇キャンプの詳細は味噌川ダムHPでもご確認いただけます。
http://www.water.go.jp/chubu/misogawa/999oshirase/summercamp(20140327).pdf
☆木曽川の源流でイワナ釣り!初夏の渓流を満喫!
イワナを最大600kg、どど~んと放流!!
やぶはら高原いわな釣り大会 平成26年5月31日(土)
◆参加費 大人:(事前予約)4,000円・(当日)5,000円/小中学生:2,000円
申込受付:~5月23日まで。往復はがき、またはインターネットにて。
往復はがき:【往信宛名】〒399-6201 長野県木曽郡木祖村大字薮原1191-1
木祖村役場内 やぶはら高原イベント実行委員会 宛
【往信裏面】 氏名、〒番号、住所、電話番号(携帯電話)、生年月日、年齢、性別、
餌釣り or ルアー・フライ(メインがどちらになるかお書きください)
【返信宛名】 ご本人様の〒番号、住所、氏名
【返信裏面】 白紙にてご投函ください (実行委員会で記入し、受付カードになります)
インターネット:(木祖村の電子申請フォームからお申し込みください)
〇詳細はいわな釣り大会HPでもご確認いただけます。
⇒ http://www.vill.kiso.nagano.jp/data/open/cnt/3/4153/1/28chirashi.pdf
やぶはら高原ハーフマラソン大会 平成26年7月20日(日)
詳細はハーフマラソン大会HPをご覧ください。⇒ http://yabuhara-half.jp/
編集後記
編 集 後 記
先日、高齢者の人たちの集まりに参加しました。参加者のほとんどは私より年長で、しかもはるかに高齢の方も多く来ており、楽しいひと時を過ごすことができました。
よく、高齢者の集まりでの話題は、健康とか病気に関するものが一番盛り上がるといわれますが、当日もそのとおりでした。毎日何㎞歩くとか、どんなものを食べるよう心掛けているとかなど健康管理に関することのほか、大病をしたけれどリハビリなど努力の甲斐あってここまで回復したという感動モノの話を聞くこともできました。
ある人に「それにしても皆さんお元気ですね」といったところ、すかさず「元気なものしか来ないよ」といわれ、それもそうだなと納得してしまいました。いろいろお話を聞いていると、医者にもかからず全くの健康という方は少数派で、やはりお歳のせいか小さくてもなにか持病のある方が多いようでした。高血圧、糖尿病、痛風などが定番といえます。
昔から無病息災といいますが、持病があると定期的に医者にかかることになり、血圧、血液、心臓等の検査をしてくれることから自然と健康管理に努めるようになるということだそうです。現在では、健康の秘訣は一病息災ということでしょうか。
当日は、健康面と並んで精神的な若さを保つことも話題となりました。
皆さんによれば、歳を取ると頑固になり、言うことはいつも同じことばかりを繰り返し話が長くなるそうで、しかも当の本人は「自分は他の高齢者と違いそんなことはない」と思い込んでおり、少しも自覚していない人が多いそうです。
そうならないためには、何にでも興味を示し、常に前向きに考え、積極的に人に会うことで常に脳を活性化させることが必要とのことです。つまり、自分の殻に閉じこもらないということです。まずは、いろいろな人と会って話し合うことが手っ取り早いそうです。
しかし、よく考えればこれは今の若い人にも当てはまるのではないでしょうか。中高生がスマホやゲームなどに熱中し時間を取られ、他人との交流が少ないと問題になっています。子供のスマホの使用時間を少なくするにはどうすべきかの議論もあります。若いうちから殻に閉じこもるようでは先々心配です。いずれにせよ老いも若きも、また、肉体的にも精神的にも、高齢化はできるだけ食い止めるようお互いが日頃より心掛けねばと思いました。
(A・B)
■ 組合だより No.525(平成26年5月号)――――――――――
● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
理事長 鏡 味 栄 男
● 編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
広 報 技 能 委 員 会
名古屋市中区丸の内三丁目14番11号
TEL (052)951−3240
FAX (052)951−8883