『ライトアップ』第28回フォトコンテスト優秀 撮影:安井水道工業所 安井 直孝 氏

『ライトアップ』第28回フォトコンテスト優秀 撮影:安井水道工業所 安井 直孝 氏

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 理事長 穂刈 泰男

 新年明けましておめでとうございます。謹んで年頭のご祝辞を申し上げますとともに、旧年中のご支援、ご協力に対しまして心より感謝申し上げます。

 昨年5月の名水協総会で、はからずも理事長を仰せつかり、はじめての新しい年を迎えることができました。この間、職務を果たすことができましたのもひとえに役員を始め組合員の皆様方のおかげによるものと感謝し、あらためてお礼申し上げます。

 さて、昨年も一昨年同様、幾多の自然災害が各地で発生した年でした。この地方でも長野県で御嶽山の噴火や大きな地震がありました。遭難された方のご家族や避難された方は何ともやるせない気持ちのまま新年を迎えられたものと心中をお察しするものであります。

 名古屋市におきましても名古屋駅前の建設中のビル工事現場での下水管から地下鉄線路への雨水流入で、地下鉄が長時間運休するという予期せぬ災害が発生しました。

 こうした災害への備えについては様々な対策が求められますが、名水協においては、昨年、上下水道局から仮設給水栓が寄託されました。仮設給水栓は地震等の災害時の給水を確保するために広域避難場所などに設置してある応急給水施設に設置するもので、当局職員の補完として名水協にて役割を担うものであります。昨年8月20日の西区花の木公園における寄託の内容は、テレビや新聞でも大きく取り上げられ、名水協の存在を大いにアピールすることができました。当面、各支部2基ずつの寄託ですが、組合員の皆様におかれまして、防災訓練などで設置方法を習得していただき、いざという時の備えとしていただければと思います。こうしたことを通じて地域に根差した組合、その組合員である工事店の存在をPRできればと思っておりますので何とぞご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

 昨年はアベノミクスといわれる経済政策により景気が上向きに転じてきたようですが、その一方で消費税増税の影響もあり、まだまだ私どもの業界には直接的な好況感があまり感じられないと思っていたところ、12月に衆議院選挙が行われました。この選挙の結果がこれからの政治、経済にどのような形で反映されるかを注目してゆきたいと思います。いずれにしましても、少しでも早く、また、少しでも多くの効果が私どもにももたらされること大いに期待するところであります。

 さらに、昨年はノーベル物理学賞をこの地方に関係した方々が受賞された年でもありました。まさに「ものつくり」の一大拠点といわれるこの地方にふさわしいすばらしい慶事ということができ、「ものつくり」の一翼を担う我々の業界にとりましても誠に喜ばしいことであると思います。ぜひともノーベル賞にあやかり、私どもを含むこの地方が輝かしい年でありますよう願うところであります。

最後になりましたが、組合員の皆様方におかれましては今年がより一層の繁栄がもたらされるよい年となりますことを心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

名古屋市上下水道局 局長 小林 寛司

 新年明けましておめでとうございます。組合員の皆さま方におかれましては、希望に満ちた新春を迎えられたことと思います。心からお喜び申し上げます。

旧年中は、上下水道事業に格別のご支援を賜りまして厚くお礼申し上げます。謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 本市の水道は、太平洋戦争の空襲、伊勢湾台風など幾多の試練を乗り越えて、昨年、大正3年の給水開始から100周年を迎えました。

 さて、100周年を記念して、東山配水搭の前に設置した記念碑には、「飲水思源」という言葉が刻まれています。文字通り「水を飲みて“源”を思う」という意味とともに、「水道事業の“源”を考えよ」という思いが込められています。

 貴組合では長年、名古屋の水道の水源地である木祖村との交流を続けておられ、最近では、青年部の皆さんが、夏休みを利用して「水源地見に行き隊」として、木祖村のこだまの森での清掃活動などをされたとお聞きしております。水道の“源”である木曽川上流域への感謝の気持ちを伝える素晴らしい取り組みであると思います。

 今年は、次なる100年の第一歩の年であります。水道事業の“源”である100年前に木曽川から導水するという壮大な計画を立て、現在の名古屋の水道の基盤を作り上げた先人の思いを引き継ぎ、お客さまのくらしや産業を支える上下水道事業をこれからの100年間も努力してまいりたいと思っています。

 東日本大震災以降、大規模災害への備えに対する関心が高まっておりますが、貴組合と上下水道局の「災害時における応急復旧工事等に関する協定書」に基づき、仮設給水栓を貴組合へ寄託するとともに、昨年8月20日に西区花の木公園にて迅速な応急給水をめざして仮設給水栓の設置訓練を行いました。

 大規模な災害が発生した際には、上下水道局だけでは対応に限界がございますので、地域に密着した貴組合と組合員の皆さま方の役割は今後、ますます重要になってまいります。今回の訓練を通じて得た教訓を大切にして、組合員の皆さま方と上下水道局が一丸となり、災害発生時の復旧に全力をあげて取り組んでまいりたいと考えております。

 最後になりましたが、高い信用と優れた技術力を有する貴組合の皆さま方が、より一層団結し、末永く発展されることを祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

 

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部会 会長 森本 啓一

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は、青年部会活動にご参加、ご協力頂きありがとうございました。本年も変わらずよろしくお願い致します。

 昨年は、4月に消費税が8%になり、われわれ一般庶民には重い負担になったのではなかろうかと思います。増税分が有効に活用されれば良いのですが、景気回復の兆しは中々見えず、まだまだ厳しい時が続くのかと思うと気が滅入ります。また昨年末には衆議院選挙も行われ、第3次安倍内閣が発足し、閣僚は引き続き再任ということで一体何のための選挙だったのか、何の為に巨額の税金を投入してまでも行ったのか、600億ともいわれる税金を選挙に使うくらいなら、もっと違う使い道があったのではと感じる選挙でした。今年は、もっと経済効果を高めて、庶民にも良い年と感じるようにして頂きたいと思います。

 身近なところでは、水源地活動の際に行うトウモロコシ狩りのトウモロコシを育てて貰っている木祖村の唐澤さんが、村長に成られた事を大変うれしく思います。ただ、今年の水源地活動のトウモロコシはどうなってしまうのかとの心配もありましたが、引き続き受けて頂けるとのお返事を頂きました。木祖村に行った時には皆さんでお祝いしたいですね。

 昨年、青年部会では水源地活動や納涼会、スポーツ交流会等々行ってきました。大変ありがたい事に参加者も増えており、スポーツ交流会では、親組合の理事長始め理事の方々や、上下水道局の方々にも参加して頂き、盛大に事業が行えていることを誠に感謝しております。

 今年度は残り3ヶ月ですが、2月にスキーツアー、3月に家族交流会を行う予定をしています。また、来年度に向けて、青年部会役員は毎月役員会を行い、皆さんに楽しんで頂ける企画や役に立つ勉強会、地域貢献活動等を考えています。今後の事業にもどんどんご参加頂きますようよろしくお願い致します。

 最後に、本年も青年部会役員一同、明るく、楽しく、積極的に事業を行っていきます。事業を成功させる為には、会員の皆様との一体感を持って行うことだと思っていますので、ご協力をお願い致します。また、青年部会役員会に興味をお持ちの方は、毎月第一水曜日の19時より組合にて行っていますので、通りすがりに見学するだけでも構いません。一度参加してみて下さい。会員でない方でも、入会を検討中の方でも全然OKです。

それでは、本年も名水協青年部会をどうぞよろしくお願いします。

新年のごあいさつ

名古屋上下水道総合サービス㈱ 社長 宗本 憲英

新年あけましておめでとうございます。

指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 昨年を振り返りますと、世界各地で地震や異常気象による災害が発生するなか、国内でも東京都心の20年ぶりの大雪から始まり、もはやゲリラ豪雨は日常珍しい事象ではなくなったと感ずるほど各地で頻発しました。さらには、広島市の土石流や御嶽山の噴火など恐ろしく痛ましい災害も発生し、自然の恐ろしさを再認識させられた年であったと思います。

 ご存じのとおり、名古屋の上下水道は100周年という大きな節目を迎えられたわけですが、昨年、上下水道局長、貴組合理事長と弊社の三者でこれからの100年を見据えた鼎談の機会をいただきました。もちろん、貴組合、弊社とも、それぞれのポジションからこれまで名古屋の上下水道をサポートしてまいりましたし、今後も各々の役割を果たしていく責務がありますが、この鼎談の中でも「災害への対応」が大きなテーマとなりました。いつ発生してもおかしくない南海トラフ巨大地震に備え、貴組合と弊社が局のパートナーとして防災・減災に十分効果的に寄与できるよう連携を強化していくことが肝要であると、あらためて考える機会となりました。

 さて、弊社は、経営戦略計画にも掲げておりますように、上下水道局の補完・代行と名古屋市域外からの新規事業を業務の両輪として事業を展開しております。

 今年も事業領域の拡大を目指し、本市域外の事業体へ積極的に営業活動を推進してまいりますとともに、昨年より局から新たにポンプ所工事監理業務を受託し、市民の皆さまの安心・安全に関わる重要な仕事を任されることとなりますので、今一度、局の補完・代行という役割を担っていく存在意義と重要性をしっかりと認識し、着実に推進していかなければならないと思っております。

 今年も、貴組合の元理事長であります弊社役員の森本俊一さん、鏡味栄男さんのご助言をいただきながら、社会的課題の解決を目指すソーシャルカンパニーとして、貴組合とともに上下水道事業の一翼を担えるよう邁進していく所存でございますので、本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、新しい年が穂刈理事長のもと、貴組合の益々のご発展、あわせて組合員皆様のご健勝とご隆盛を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

新年のごあいさつ

長野県木曽郡木祖村 村長 唐澤 一寛

 新年あけましておめでとうございます。

 2015年(平成27年)の新春を迎え、名古屋市指定水道工事店協同組合ならびに組合員の皆様方のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 私は昨年村長選挙により多くの村民の皆様のご支援をいただき、10月16日に木曽川源流の里・木祖村の村長に着任をしました。新米の村長ではありますが3期12年間副村長を勤め、その時から貴組合とのお付き合いが始まり、もう既に10年以上も達っております。その間にいただきました皆様の木祖村を想って下さる暖かいお気持ちに本当にありがたく心から御礼を申し上げます。

 昨年も木祖村の特産でありますトウモロコシをたくさんご購入いただきました。そして、青年部の皆様方におかれましては収穫においでいただき農作業を通じて水源を守ろうという活動をしていただき私も感銘いたしました。

 また、昨年は名古屋市の水道事業が給水開始100周年となる節目の年であり、木曽川の水が100年を越えて名古屋市の皆様が利用されている歴史の長さと水道事業に関わってこられた先人達のご努力に心から敬意を表します。私達も源流として、水源地としての責任や義務を果たしていく所存であります。そして、木曽川の流れと共に人と人、水源地と下流域との連携が更に深まる様、努力をしてまいります。

 本年も鍋屋上野浄水場での「水フェスタ」や鳴海配水場での「エコ市」など積極的に参加をし「木曽川源流の里・木祖村」の情報発信に努めていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

 昨年、木曽地方は災害が多く、南木曽町での土石流災害や御嶽山の噴火災害で多くの方がお亡くなりになりました。また、県北部では地震災害もありました。今年こそは良い年でありたいものです。

 いよいよスキーシーズンとなりました。暮れから多くの雪が降り、やぶはら高原スキー場はベストコンディションであります。災害での風評被害もあり心配をしているところではありますが、やぶはら高原スキー場は絶対安全であります。ぜひ皆様お出かけいただきますよう御案内申し上げます。

 終わりに貴組合並びに組合員の皆様の益々のご発展とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

未年を迎えて

組 合 役 員 放 談

 副理事長 小池 勝 (緑支部)

 新年明けましておめでとうございます。今年も一年健康に留意し、仕事に組合活動に取り組んでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 副理事長 宇津山 弘 (千種支部)

 新年あけましておめでとうございます。円安も更に加速し我々中小零細企業にとって益々厳しい年を迎えることになりましたが、今年は質素倹約を旨に組合改革に取り組みたいと思います。今年も一年宜しくお願いします。

 

 

 理   事 光原 好世 (東支部)

 

 明けましておめでとうございます。昨年は御嶽山の噴火で、登山者が被災され、世間を震撼させました。本年は災害のない、明るい年になることを願うばかりです。健康に留意し、組合の活動に励んでいきたいと思っております。

 

 理   事 石原 彰久 (北支部)

 

 新年明けましておめでとうございます。私も含め、組合員の皆様も明るい兆しがやってくる事を願う春で御座います。昨年末の総選挙では与党の圧勝という結果でした。アベノミクスも継続となることから、我々設備業界も明るい方向に向かうことを期待しているところです。

 

 理   事 安井  健 (西支部)

 

 新年あけましておめでとうございます。今年はひつじ年。ひつじの如くしなやかにチームワークを大事にし、物事を運ぶことができればと思っています。日々精進、努力を怠らず頑張る所存です。

 

 理   事 細田 雅仁 (中村支部)

 新年おめでとうございます。昨年は春に3人目の孫が誕生し、秋に娘が結婚と二人の家族が増えました。これからも家族全員が健康で新年を迎えられる様、体調管理には気を付けていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 理   事 塚松 裕章 (中支部)

 明けましておめでとうございます。50代も後半になりますと寝不足による疲れ、お酒が翌日になっても残る等痛感します。今年は体と対話しながら頑張りたいと思います。組合員の皆様、今年もよろしくお願いします。

  

 理   事 永山 荘次 (瑞穂支部)

 

 謹賀新年、本年も宜しく御願い致します。昨年に引き続き、組合員を市民にアピールするための、区役所の防災訓練への参加、人手不足解消の為に各学校への求人活動に尽力して参ります。皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げます。

 

 理   事 小島 昌太 (熱田支部)

 新年あけましておめでとうございます。政治経済が正になるのか負になるのか正念場となる厳しい年が始まりました。民間への設備投資の縮小、公共事業の削減、消費税の増税など、明るく、前向きに皆様と共に良い年になる様、頑張って行きたいと思っています。

 

 

 理   事 高橋 宏章 (中川支部)

 新年あけましておめでとうございます。経済情勢、国際情勢、何をとっても不安のある今の日本ですが、選挙も終り、年が変わって少しでも良い方向へ向かうことを願うばかりなり、理事一年生、役員活動と仕事の両立に悩まされた半年でしたが、これからも、組合のため精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 理   事 佐々木 久 (港支部)

 新年あけましておめでとうございます。理事就任して初めての新年を迎えました。組合事業に携わりあらためて諸先輩方の功績に頭が下がる思いです。今年は組合員の為に成る事を提案して行きたいと思っています。本年もよろしくお願いします。

 

 

 理   事 鈴木 英樹 (南支部)

 新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年も気を緩めることなく、常に積極的に業務に取り組んで参りたいと思います。今年も良い年でありますように頑張って!

 

 理   事 岡田 英俊 (守山支部)

 

 謹賀新年 新年早々好くない話ですが、アベノミクスにて業界の景気がよく成る前に、何故かメーカー様の値上げ攻勢です。上げないように努力はしますが、力が及ばない時には、お許し願います。

 

 理   事 宮澤 雅敏 (名東支部)

 

 新年明けましておめでとうございます。理事一年生ではありますが、本年も組合の発展・地位向上に全力で努めてまいります。組合員の皆様にとって本年も輝かしい一年になります事を心よりご祈念申し上げます。

 

 理   事 山本 一登 (天白支部)

 

 明けましておめでとうございます。謹んで新春のご祝詞を申し上げます。昨年中は何かとお世話になりました。また理事としても皆様には多大なるご指導いただき、誠に有難うございます。本年も昨年同様、実りある明るい年に成ります様、宜しくお願い申し上げます。

 

 専務 理事 坂  明憲 (水道組合)

 新年おめでとうございます。昨年も地震や御嶽山の噴火を始め多くの災害が発生しました。防災対策が喫緊の課題です。また、景気の動向も気になります。しかし幸い多い年であると祈りつつ明るく前向きに精励したいと思います。

未年を迎えて

上下水道局 職 員 放 談

 

 

 給排水設備課 給排水係長 根門 晋治

 新年明けましておめでとうございます。

給水収益の減少が続く中、お客さま、組合員の皆様、局の皆にメリットを見出す有効な施策をひとつでも多く実施したいです。また、趣味であったソフトボールを退いてから3年、運動不足になっており、自分の健康も考えながら楽しめる趣味を探したい。

 

 営業課 主事 村松 由紀子

 あけましておめでとうございます。

今年は何か習い事ができたらと思っています。いろいろと楽器を弾いてみたいです。まだ決めかねていますが、何か新しいことに挑戦し、趣味を増やしたいです。

 

 料金課 主事 鈴木 紗恵

 良いことなどなくていい、楽しくなどなくていいから、毎日が平穏無事であることを何よりも願っています。振り返って、「何もなかった」といえる一年でありますように。そして、皆さまの幸せが、千年続きますように。

 

 保全課 技師 青山 憲幸

 以前はフットサル・テニス等を定期的に行っていましたが、最近はほとんど運動をすることが無くなっていました。そこで、今年の抱負として体を動かすことを挙げ、具体的にはマラソン(まずは10km程度)に挑戦することを目標とします。

 

 千種営業所 主事 長雄 友英

 今年はひつじ年です。遊び過ぎで身体と財布が疲弊してきたので、羊のように 

大人しく過ごしたいのですが、最近気になるのが心身の衰え。やはり、錆びつかない程度にリフレッシュしないと…結局、これって今まで通りなのでしょうか?

 

 中営業所 主事 堀川 隆博

 新年あけましておめでとうございます。気付けば自分も今年で31歳。成人式から約10年経つも未だに「大人」とは何かの見当もつかず…。今年は「大人」になるということの意味を深く考え、それに見合った行動をしていきたいと思います。

 

 中村営業所 主事 佐藤 遥

 あけましておめでとうございます。昨年はプライベートで物を紛失したり、壊したりということがあり、注意力が足りないと反省しました。ですから、物を注意深く扱うことを今年の抱負とし、仕事でも注意深く業務を行えたらと思います。

 

 瑞穂営業所 営業係長 安達 博紀

 仕事も精一杯頑張りつつ家庭も大切にしていきたいです。これを可能にするのは、「健康」、「強い心」、「気配り」だと考えますが、省略しがちな「気配り」に重点を置いて楽しい1年にしたいです。

史跡散策路

明 徳 寺

宮澤 雅敏 氏 (㈲宮澤水道) 
宮澤 雅敏 氏 (㈲宮澤水道) 

 明徳寺は明徳2年(1391年)に創建されたといわれます。本堂は約130年前に建立されたものだそうです。この地は、戦国の武将柴田勝家が居を構えていたところで、山門前右側に下社城址、左に柴田勝家公誕生地の石碑が建っています。

 本堂左の十王堂には市指定民俗文化財の木造の十王像があり、これは地蔵信仰で、毎年8月24日にはお祭りを行い、賑わいます。

 所在地 名古屋市名東区陸前町1310

 

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(総務委員会)
理事会風景(総務委員会)

理事会風景(広報技能委員会)
理事会風景(広報技能委員会)

1.開催日時   12月3日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

お知らせコーナー

第52回技能五輪全国大会の開催

 国内の青年技能者がモノづくりの「技」を競う第52回技能五輪全国大会が、平成26年11月28日(金)~12月1日(月)の4日間にわたって愛知県内の13会場で開催されました。各会場では「抜き型」、「電気溶接」、「洋菓子製造」など全41職種の競技が行われ、全国から約1,200人の選手が参加しました。

「配管」職種は、11月29日(土)、豊橋市総合体育館において35名の選手が参加して競技が行われ、愛知県代表として黒田 翼君〔武田機工(株)、当組合の専門校訓練生〕が出場しました。

 この競技は当日配付される図面通りに6時間40分の制限時間内に課題を作り上げ、その出来具合や正確さを競うもので、水漏れ等がないことも重要なポイントとなります。黒田君は競技開始から順調に作業を進め、時間内に課題を完成させることができました。惜しくも入賞には至りませんでしたが、今大会に向けて職場で練習を重ね、技量を積み上げてきたこれまでの努力に対して大きな拍手を送りたいと思います。

 

会場全体
会場全体
当日の課題(競技開始後公表)
当日の課題(競技開始後公表)

製作中
製作中
製作中
製作中

製作中
製作終了
製作中
黒田君の作品

青年部会コーナー

第105回定期夜間勉強会(昼間編)

開催日時 11月19日(水) 

                       参加人数   25名

                        技能開発部会・青年部会共催

 

 第105回定期夜間勉強会(昼間編)を株式会社KVK富加工場と関鍛冶伝承館にて行いました。

 当日は平日にも関わらず、25名の参加者で天候にも恵まれて朝9時の集合時間には全員集まり予定よりも早く出発することが出来ました。

 午前中の㈱KVK富加工場では、工場の担当者の方々による座学のあと2班に分かれての工場見学となりました。非常に広い工場の中を鋳造・加工・研磨・メッキ・組立のそれぞれの工程を担当者の方の説明を受けながら見学しました。鋳造工程などは一部稼働していないものもありましたが普段目にすることが出来ない金型や高温で稼働する機械を見る事ができ非常に貴重な経験でした。メッキ工程では、約1時間かけて20以上の工程を全て機械が行う全自動装置がありその大きさに圧倒されました。組立工程では多くの作業員の方々がものすごいスピードで製品を組み立てていて、ここでもそのスピードに圧倒されてしまいました。

 昼食を挟んで午後の関鍛冶伝承館では、鎌倉時代から伝わる関鍛冶の伝統を学びました。人形による刀鍛冶の方法や、映像によって刀作りがどのように行われているかがわかりました。展示室には歴史的な名刀や鎧などがあり刀好きの方にはたまらない場所との事でした。

 今回の勉強会は行き帰りのバスの中、昼食時を含め参加して頂いた皆様が非常に和やかな雰囲気で和気あいあいとした中で行われ、皆様満足していただけたのではないかと思います。今後も工場見学や施設見学その他皆様と共に学べるような事を企画していきたいと思っていますので御参加お待ちしています。

 

青年部会 昭和支部 渡辺 太一

特別寄稿コーナー

表に出ない大事なもの

名古屋市上下水道局 経営本部 営業部 

瑞穂営業所 副所長 千喜良 博

 

 新年おめでとうございます。名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様には、旧年中は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、詩人であり書家である相田みつお氏が残された名言の一つに「土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない」というのがあります。この名言は、日本がまだ右肩上がりの時代であった頃のものと思われます。今でこそ上下水道局を含め役所が対外的な情報発信に積極的に努めていますが、その昔は、公務員として粛々と使命を果たせばそれでいい、そのような発想があったと思われます。その時代にあって、普段目立たない上下水道に目を向け、相田氏がこのような名言を残されたとすれば、上下水道人にとって、この上なくうれしく励みに感じるのではないでしょうか。

 大事なものは、それが失われたときにその大事さに気付く。実は私も水道が出なくなって困った思いをしました。(もちろん料金未納で止められたのではありません。)

 寒い朝、蛇口から水がチョロチョロとしか出ない。ご近所では支障がない。屋内部分の凍結かと思い込み、とりあえずメータ付近にぬるま湯をかけて放置しましたが、昼ごろには完全断水。営業所へ連絡し、道路上の浮き出た漏水跡から取付管の破損が判明。管路センターで応急修繕をしてもらうことになりましたが、本日中は無理かもとのこと。

 しかし、妻の「困るんですけどぉ~」の一言が功を奏したのか、午後3時半頃修繕部隊が到着。夕方には通水しました。当時私は経理部在籍でしたが、同じ局ながら営業所と管路センターの迅速な連携プレーに感動しつつ、屋内修繕と思い込んで指定工事店の方にご迷惑をおかけしなくて良かったと胸を撫で下ろした記憶があります。

 1日でも困るのに、長期断水・下水処理不能といった事態は深刻です。高々15年余の間に、阪神淡路大震災、中越・中越沖地震、東日本大震災といった大きな災害に見舞われています。(東日本大震災の13時間後には長野県栄村でも震度6強の地震が発生し、中部9県からの応急給水等の調整のため当時総務課に深夜詰めていた私は、この後日本は一体どうなってしまうのか、という思いに駆られました。)

 こうしたこともあり、災害に強い上下水道の必要性が市民の皆様にも改めて意識され、上下水道局としても順次対策に取り組んでいますが、完璧な施設・管網整備というものはなく、やはりいざという時はマンパワーで対処することになります。

 そうした中、協定に基づき、名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様には、災害時、重要医療施設等の早期応急復旧工事、応急給水栓の設置を含めた応急給水などにご協力いただけることは誠に心強い限りです。

 平素の訓練へのご参加と、いざという時、普段表に出ない大事な上下水道の機能が維持できますよう、どうか組合の皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

筆の泉コーナー

テレビゲームとわたし

名古屋市上下水道局  営業部  中村営業所

技 師   土屋 英之

 

 今日、わたくし土屋が皆さんにお伝えしたいことは

『テレビゲームも捨てたもんじゃないんだぜ』ということです。

もう少し具体的かつ大仰に言いますと、テレビゲームから得られる経験は、それがフィクションであるからこそ有益であり、限りなく現実から離れているからこそ楽しめるのではないか。ということです。

 そもそも、私がテレビゲームについて書こうと思ったのは

(何故、テレビゲームはかくも否定的な意見を持たれやすいのだろうか)という疑問があったからです。

 子供のころは「テレビゲームなんて時間のムダだ。勉強しなさい。」と言われ

大人になってからも「社会人にもなってテレビゲームが大好きだなんて…。きもーい。」と言われ、じゃあ、いつだよ!と。じゃあ、いつゲームするんだよ!と勝手に憤慨しながら日々ゲームにいそしんでおります。

 そんな否定的な意見を受けがちなテレビゲーム。果たして本当に有害で「きもーい」ものなのでしょうか。

 テレビゲームは「好きな人は好き。嫌いな人は嫌い。」という言葉がよく当てはまる娯楽だと思います。さきほども述べましたが、僕は子供の頃からゲームが大好きな人間なので、ゲームが嫌いな人の気持ちを推し量ることはとても難しく感じます。

 そこで、私なりに精一杯想像力を使って推察してみたところ、ゲームにはとある“嫌われる原因”があることに気がつきました。それは、ゲームの内容が架空であり複雑であるということです。

 ゲームにはルールが付きものです。ルールを覚えなければゲームはできませんし、ルールがあるからゲームは成立します。

 しかし、テレビゲームのルールには架空の要素がたくさん含まれていて、覚えるだけでも非常に苦労してしまいます。(下ボタン、下・横ボタン、横ボタンのあとにAボタンを押すと波動拳が出る。とか)

しかも、このような非現実的ルールが “知っていて当たり前の常識”として扱われるのがゲームです。

「え。知らないんですか?じゃあゲームオーバーです。さようなら。」これがゲームです。順応する時間をあたえてくれません。なんて無慈悲なのでしょう。

これでは、ゲームが皆さんに忌避され、時間の浪費だと思われてもやむを得ない事なのかも知れません。

談話室コーナー

鰻は名古屋に限る?

    中支部・シブヤパイピング工業株式会社

渋谷 尚亮

 

 中支部では、支部のことを一水会と呼んでいます。支部名と合わせて、中支部一水会。

 昔、第一週の水曜日に会合を開催していたことからこの名が付いたようです。時には、その名前から反社会的勢力の団体と勘違いをされることもあります。ごくごくたまにですが。

 さて、この中支部一水会、毎年一度支部の方が集まって旅行に行っています。昨年は、青森へ行き、ねぶた祭りを見てきました。そして、今年はちょっと近場で古都鎌倉と西伊豆の旅。

 初日は、鶴岡八幡宮、長谷寺、そして鎌倉の大仏と古都の風情を楽しみ、横須賀で一泊。ちなみに、鎌倉の大仏は中に入ることができます。二日目は、バルチック艦隊を撃破した戦艦三笠が保存されている横須賀の三笠公園、それから三島大社、中伊豆ワイナリーを見学して、従業員の応対と風光明媚な海景色で評判な西伊豆の堂ヶ島ニュー銀水にて宿泊。中伊豆ワイナリーはカラオケのシダックスの創業者志太勤さんが、ワイン好きが高じて、私財で作られたものです。そして三日目は、土肥から清水まで駿河湾フェリーでの富士山を眺めながらの小一時間のクルージング。世界遺産三保の松原を散策して、昼食の清水の和食処へ。そう、ここまではよかったんです。おいしいものも食べて、富士山も見て、そして夜は……。あ、ここではとても書けません。

 その清水の和食処で出てきたのがうな重。うな重はうな重でも鰻を蒸してから焼く関東風のうな重。名古屋の人に関東風の鰻を出してはいかんよねぇ。あの鰻の香りも芳ばしさもどこへやら。蒸しているから食感もペシャペシャ。私たち一水会のメンバーはみなさん紳士ですから、不満も言わずに食べましたが、やっぱり名古屋の鰻のほうがよかった。そういえば昔、浜松で食べた鰻は関東風で、調べてみると、浜松では関東風と名古屋風とが混在しているとか。天竜川が蒸して焼くか、蒸さずに焼くかの境ではないかとも。そうだとするなら、清水の鰻は関東風ということになるよね。しっかり考えてよ、添乗員さん。とはいうものの、鰻も、特にニホンウナギは絶滅の危機に瀕して、鰻の値段も高騰して、いつまで鰻を食べられるかも分からず、そんな贅沢も言っていられないわけでして。

 今回の旅行は、支部のみなさまととても楽しく過ごし、お互いの交流を深めるとともに、あらためて名古屋の鰻の美味しさに思いを馳せた旅行でした。そう、鰻は名古屋に限る、と。

消防常識コーナー

消 防 Q & A

名古屋市消防局OB 木野瀬 茂

 

消防用設備の指導要領Ⅹ

 今月は、先月に続き「スプリンクラー設備の小区画型ヘッド・側壁型ヘッド等の技術上の指導要領」について説明します。

 

1 小区画型ヘッド

ア 令別表第一(5)、(6)項に掲げる防火対象物のうち、宿泊室等(宿泊室、病室、談話室、娯楽室、居間、寝室、教養室、休憩室、面会室、休養室等。以下同じ。)に該当する部分に設けること。

イ 天井の各部分から一のヘッドまでの水平距離が2.6m以下で、かつ、一のヘッドにより防護される部分の面積が13m以下となるように設けること。

 また、一の宿泊室等に二以上のヘッドを設ける場合には、ヘッド相互の設置間隔が3m以下とならないように設置すること。

ウ デフレクターから下方0.45m以内で、かつ、水平方向の壁面までの範囲には、何も設けられ又は置かれていないこと。

 

 

2 側壁型ヘッド

ア 令別表第一(5)、(6)項に掲げる防火対象物のうち、宿泊室等及び廊下、通路その他これらに類する部分(廊下、通路、フロント、ロビー等)に該当する部分に設けること。

イ 床面の各部分が一のヘッドにより防護される床面の部分(ヘッドを取り付ける面の水平方向の両側にそれぞれ1.8m以内、かつ、前方3.6m以内となる範囲を水平投影した床面の部分をいう。)に包含されるように設けること。

ウ デフレクターから下方0.45m以内で、かつ、水平方向0.45m以内には、何も設けられ、又は置かれていないこととされているが、そのうち水平方向については次の例によること。

 

3 種別の異なる閉鎖型スプリンクラーヘッドは、同一階の同一区画(防火区画された部分はたれ壁で区切られた部分等であって、当該部分における火災発生時において当該部分に設置されている閉鎖型スプリンクラーヘッドが同時に作動すると想定される部分をいう。)内に設けないこと。

 ただし、放水量と感度の種別が同じ閉鎖型スプリンクラーヘッドにあっては、この限りでない。

4 建築基準法施行令第112条に定める防火区画にシャッターが設置される場合は、シャッターに配慮したヘッド配置とする。

 

問題 スプリンクラーヘッドについて、間違っているのはどれか。

(1)側壁型ヘッドは、床面の各部分が一のヘッドにより防護される床面の部分(ヘッドを取り付ける面の水平方向の両側にそれぞれ1.8m以内、かつ、前方3.6m以内となる範囲を水平投影した床面の部分をいう。)に包含されるように設けること。

(2)種別の異なる閉鎖型スプリングラベットは、同一階の同一区画内に設けないこと。ただし、放水量と感度の種別が同じ閉鎖型スプリンクラーヘッドにあっては、この限りでない。

(3)小区画ヘッドは、令別表第一(5)、(6)項に掲げる防火対象物のうち、宿泊室等(宿泊室、病室、談話室、娯楽室、居間、寝室、教養室、休憩室、面会室、休養室等。以下同じ。)に該当する部分に設けること。

(4)側壁型ヘッドは、デフレククーから下方0.5m以内で、かつ、水平方向0.5m以内には、何も設けられ、又は置かれていないこと。

 

解答 (4)

(4)は、側壁型ヘッドは、デフレククーから下方0.45m以内で、かつ、水平方向0.45m以内には、何も設けられ、又は置かれていないこと。と通知しており、間違いです。

  

(1)、(2)、(3)は、いずれも技術上の基準としており正しいです

 

 

以上、法令で決められていることを指導する上でより適正に設置・維持するための指導基準は、いま述べたように通知で定めています。この通知は、名古屋市独自ですが、国が、このようにありたいという通知を示すことが多く全国的に同じような内容になっていることを申し添えます。

 

法令上困ったことがあれば、木野瀬 電話080-6947-5371までお尋ねください。後で、困ったことになってもいけませんので。

法律コーナー

過重な業務による従業員の自殺の関係

弁護士   松 永 辰 男

 

 従業員の自殺が、職場における業務と関係があるのかという問題についての判決を検討したいと思います。

 一つの判決は、日本政策金融公庫の庫員が自殺した件ですが、この庫員は昭和41年生まれで、平成2年4月に前身である農林漁業金融公庫に就職し、平成17年当時は日本政策金融公庫の支店の調査役として融資の審査、借入相談、担保会場等の業務をこなしていました。平成15年に結婚し、幸せな人生のスタートをしました。しかし平成17年7月7日に自殺してしまいました。そこで遺族から公庫に対し、自殺は過重な業務によりうつ病(軽症うつ病ですが)になったことが原因であり、業務と自殺との間に相当な因果関係があると主張して訴えを起こしました。大阪地方裁判所は訴えを認めました。それに対し公庫が控訴し、控訴審であります大阪高等裁判所は遺族の損害賠償請求を認めない判決をしました(平成26年7月17日判決・判例時報2,235号26頁)。

 主な争いのポイントは、業務の内容と時間外労働の量でした。これらの点について判決理由では、業務が加重であることにより大きな心理的負担をもたらしたとは認められないこと、時間外労働時間の管理の取り組みが、自殺した庫員に一定の心理的負担をもたらしたとしても、これをもって、社会通念上、業務に内在し又は通常危険が現実化したものと評価することはできないこと、公庫の職員としての将来に対する不安感や悲観的な気持ちも、自殺した庫員の担当する業務に内在し又は通常随伴する危険が現在化したものと評価することはできないというのです。因みに時間外労働は一ヶ月に70時間程度だったようです。反面その庫員は公庫内での野球部に所属して活動したり、同僚と釣りに行ったり、飲み会に行ったりしてくつろいでいたという情景が窺われます。この判決に対し遺族側は上告しています。

 もう一つの判決は、大学を卒業し、事務職として運送会社に就職したところ、実際の仕事は家電リサイクル業務であり、屋外における家電製品の移動や運搬の肉体労働だったようでして、時間外労働も一ヶ月に100時間から120時間にも及んだようです。しかも新入社員は自殺した社員一人であり、入社するまではアルバイト程度の仕事しかしていなくて、屋外における過重な肉体労働には耐えられない体力であると認められています。しかし、このことに加えて問題になっているのは上司(営業所の所長ですが)による激しいパワハラでして、仕事で失敗などしたものなら、「馬鹿野郎」、「「馬鹿」、「何でできないんだ」、「そんなこともできないのか」、「帰れ」、「お前なんかやめちまえ」「アホ」などと他の従業員の前で大きな声で怒鳴られてきたと言うことです。昔の作業現場では当たり前の光景でしたが。しかし、このことが原因で、入社後半年くらいで自殺してしまった事件の判決です(仙台高等裁判所平成26年6月27日判決・判例時報2234号53頁)。

編集後記

編 集 後 記

 あけましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、気持ちもあらたに新しい年を迎えられたことと思います。

過ぎた年のことをいうのもどうかと思いますが、昨年は、広島市での土砂災害をはじめ台風など大雨による災害が各地で続いた年でした。この地方でも長野県で地震や御嶽山の噴火という大きな災害がありました。

 この前、木祖村の方とお会いする機会がありましたが、「昨年は、夏に木曽川支流で土石流が発生したり、秋には御嶽山が噴火したりするなど木曽にとっては良い年ではなかった」と話されていました。災害復旧や観光客の激減などによる地域の経済への影響は予想以上のようです。さらに「御嶽山の噴火で閉鎖されているスキー場のかわりに、近くにあるうちの村のスキー場にぜひお越しください」といったPRはなかなか言えないとのお話でした。お客が増えるせっかくのチャンスかと思いきや、災害による悲惨な状況を地域全体で受けとめるという内容のお話で、地域の絆の強さをあらためて認識することができました。

 一方、昨年末には衆議院選挙が行われました。年末の忙しい時期の選挙となり、また、各政党の争点がはっきりしないとも言われ、投票率が低く国民の関心があまりないとの報道もありましたが、選挙の結果が今後の政治、経済にどのような影響をもたらすのか、大いに気にかかるところであります。

 昨年の消費税の増税による影響がまだ見られるなか、延期にはなりましたがさらなる消費税増税も予定されておりますが、一刻も早く、また、少しでも多くの効果が我々の業界にもたらされるよう祈りたい気持ちです。いずれにせよ、しばらくは何かと落ち着かないような状況が続くようですが、こういう時こそ腰を据えてじっくりと構えることが何よりではないでしょうか。

 ことしは「ひつじ年」です。「ひつじ年」の人は、行動するに当たりじっと周りの状況を観察しどう動くべきか考えるといわれます。地に足をしっかりと付け、的確に状況を判断して力まずに進むことが今のような先行き不透明なときには一番うってつけかと思います。堅実な行動がよい結果をもたらすと思いつつ一年を過ごすことがよいのかもしれません。

(A・B)

 

 組合だより No.533(平成27年1月号)―――――――――― 

 

シャッチーくん

      

    ● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
            理事長  穂 刈 泰 男

 

    編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
           広 報 技 能 委 員 会
             名古屋市中区丸の内三丁目14番11号
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