『君の成長』第34回フォトコンテスト入賞 撮影:(有)宮澤水道 宮澤千穂 氏
新年のごあいさつ
名古屋市指定水道工事店協同組合理事長 穂刈泰男
新年明けましておめでとうございます。謹んで年頭のご祝辞を申し上げます。
旧年中は組合員の皆さまをはじめ関係機関の皆さまに、多大なご支援・ご協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大に始まり、収束の兆しが見えない中で過ぎた一年でした。年初より感染拡大が始まった新型コロナウィルスは、世界各地で都市封鎖(ロックダウン)が行われるなどパンデミックが発生しました。日本でも、ロックダウンにはなりませんでしたが、2月の小中学校の一斉休校に始まり、4月から5月にかけて全国を対象とした非常事態宣言が発令される状況となりました。
組合運営も大きな影響を受け、5月の定時総会は組合員さんから委任状を頂いた上での開催となり、その後予定していた組合設立70周年記念式典及び祝賀会は中止せざるを得なくなりました。歴代理事長はじめ関係団体からも多数ご出席いただき、組合員の皆さまと共に祝う予定でしたので非常に残念でした。記念式典で予定していた組合設立70周年を記念した「給水タンク車」の上下水道局への贈呈式も延期となりましたが、8月1日の水の日に名古屋城金シャチ横丁において、無事贈呈を行うことができました。贈呈式では、河村市長から日ごろの名水協各支部の地域での防災活動に対し感謝の言葉とともに感謝状をいただきました。
なお、組合の事業におきましては、調書受付件数やCAD事業については若干減少しておりますが、資材販売は前年並みで推移しているなど今のところ堅調に推移しております。上下水道局からの受託業務につきましても、年々増加している市内の一般メータ満期取替え業務をはじめ順調に推移しています。これも組合員の皆さまのご尽力のおかげであります。改めてお礼申し上げます。
コロナ禍で社会経済活動は大きな打撃を受けており、今後当組合の事業運営にどのような影響が出るか不透明なところがありますが、できる限りの感染防止対策に努めながら、役員一同協力して様々な課題に取り組んでまいりますので、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、今年は丑年の中でも辛(かのと)丑年になります。辛丑年は全体的にまとまりのある年になると言われており、特に後半になるほど成果が出るそうです。一刻も早くコロナが収束し、組合員の皆さま方が実りの多い一年となりますことをお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
新年のごあいさつ
名古屋市上下水道局 局長 飯田 貢
新年明けましておめでとうございます。名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆さまにおかれましては、穏やかな新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年は、貴組合にとって創立70周年の記念の年でありました。そして、70周年に合わせて本市に給水車の寄贈を賜り、応急給水体制の強化に多大なご貢献をいただきました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
現在も続く新型コロナウイルス感染症の流行により、春先には緊急事態宣言が発出されるなど、かつて経験のない社会状況の影響から、例年貴組合に協賛いただき開催しております「なごや水フェスタ」や、指定工事店の更新制の導入に合わせて初めて開催する予定であった更新講習会は、残念ながら中止や延期を余儀なくされました。また、感染拡大防止のため、区総合防災訓練をはじめとする各種防災訓練も中止となり、貴組合と当局が連携した防災訓練の実施が困難な状況が続きました。
そのような状況下ではありましたが、感染防止対策を徹底した上で、当局の防災訓練にご参加いただいたほか、11月には貴組合の各支部と当局の営業所との合同により応急給水施設の開設訓練を実施することができ、組合員の皆さまには多数のご参加をいただきました。災害がいつ発生してもおかしくない中で、当局との協定に基づき、ともに応急活動にあたっていただく貴組合並びに組合員の皆さまの存在は、当局にとって大変心強いものと感じているところです。
本年は、甚大な被害をもたらし、我々の記憶に深く刻まれた東日本大震災の発災から10年を迎えます。当局は新型コロナウイルス感染症の影響により非常に厳しい経営環境ではありますが、近年頻発している自然災害の教訓を踏まえ、南海トラフ巨大地震への備えや、広域かつ長時間の停電への対応など、災害に強い上下水道施設の整備を着実に進めてまいります。一方で、災害発生時の応急給水、応急復旧等の災害対応力の強化には、確かな技術とネットワークを持つ貴組合との一層の連携強化が必要不可欠です。本年も引き続き本市上下水道事業へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
結びに、貴組合並びに組合員の皆さまにとって本年が明るい年となりますとともに、貴組合がますます発展されることを祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年のごあいさつ
株式会社 水道会館 代表取締役社長 水野 雅彦
新年あけましておめでとうございます。
水道会館株主の皆さま並びに組合員の皆さまにおかれましては心新たに新年を迎えられたことを心からお慶び申し上げます。また、旧年中は水道会館の事業に格別のご支援、ご協力を賜りまして厚くお礼申し上げます。
昭和31年4月に設立された水道会館は、今年で65年を迎えます。設立以来今日に至るまで、大変な時期もあったことと思いますが、長きに渡り水道会館を運営してこられたのも歴代の取締役、水道会館株主の皆さまのご苦労、ご協力の賜物であり、水道組合はじめ関係団体の皆さまのご尽力のお陰と思っております。改めてお礼申し上げます。
昨年は、過去に経験したことがない新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、水道会館の運営も大きな影響を受け、創立65年の節目として予定していました記念誌に必要な取材等が行なえず、発行を延期せざるを得なくなりました。未だ新型コロナウィルスは収束の兆しが見えませんが、来る70周年には記念誌の発行が出来るよう様々な工夫をしていきますので、ご理解ください。
さて、現在の水道会館の建物も建設後25年余が経過し、老朽化による改修が必要となってきております。一昨年は3階、4階の空調設備の更新、昨年は給排水埋設配管改造並びに駐車場のアスファルト舗装張替工事を実施しております。今後、さらに老朽化に伴う改修工事が必要になってくると思いますが、適宜適切に対応することで、水道会館利用者の快適性・利便性向上に努めていきたいと考えております。
これからも、歴史と伝統のある水道会館を継続的に安定運営していき、これまで以上に水道会館株主の皆さまは勿論、水道組合はじめ関係団体の皆さまに愛される場所となるよう会館取締役の皆さまと力を合わせて活動していく所存ですので、今後もご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。
最後になりますが、株主の皆さま、並びに組合員の皆さまのこの1年が実り多い年となりますことを祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
新年のごあいさつ
名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部会会長 宮崎 智久
新年あけましておめでとうございます。旧年は、青年部会活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
さて、2020年6月より新しい体制でスタートをして、相互扶助の精神を掲げ、明るく楽しく事業を行っていく予定でありましたが、残念ながらコロナ禍により事業の中止が続いております。青年部会の役員会でも、初めてとなるリモート会議を実施し、3密回避を心がけながら取り組んでいます。
昨年11月には技能五輪全国大会が愛知県常滑市で開催され、メイン会場である愛知県国際展示場に、技能補佐員として名水協青年部会から役員が数名参加させて頂きました。コロナ禍により無観客での開催となりましたが、大変貴重な経験ができました。無観客ではありましたが無事開催できたこと、このような新しい形式での開催が、今後の事業やイベント開催における大事なカギとなるのではないのかと思います。まだまだ先行きが見えない状況ではありますが、会員の皆様方や関係各所の方々と、感染予防をしながら交流できる方法を模索して実施できればと思っております。
また、新たに青年部会の情報発信ツールとして、LINE@を活用しています。今後の活動予定や、役員会の様子を写真とともに掲載したり、行った事業の風景の写真や感想文などを掲載していく予定です。ぜひ下段にあります、QRコードをスマートフォンなどから読み取って頂き、友達追加をして、発信する情報を受け取って頂ければと思います。まだ青年部会未加入の方で興味をもって頂ければ幸いです。
最後となりましたが、青年部会は仲間意識を大事にして、事業等に取り組んでまいります。また、様々な情報交換ができる場でもあります。興味をお持ちの方がおられましたら、気軽にお声かけください。心より皆様方のご参加をお待ちしております。
本年も名水協青年部会へのご支援、ご協力の程よろしくお願い致します。
新年のごあいさつ
名古屋上下水道総合サービス㈱ 社長 丹下 昌彦
辛丑の新年あけましておめでとうございます。名古屋市指定水道工事店協同組合の皆さまには旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
弊社は昨年、株式会社として設立10周年を迎えました。大災害ともいえるコロナ禍でビジネススタイルなどに大きな影響がありましたが、今年も貴組合と組合員さまのご理解とご協力を賜り、新たな歴史を力強く歩みだしたいと思います。
「噛みつく」は「神付く」。私の故郷の熱田区で活動する獅子舞保存会のお話では、『昔、天竺(インド)で人を食べて生きていた獅子が大和の国に渡ろうとしたとき、日本の神が狐を天竺に遣わし「大和では人を食べるのではなく、悪魔を退治すれば悪魔祓いの神としてあがめられる」と説いた』そうです。ですから、狐役が獅子舞を先導し、獅子に噛みつかれると神が付く。獅子に頭を噛まれると縁起が良く、その年は元気に過ごせるとのことです。
大災害といえば近年では、熊本地震、大阪北部地震、北海道胆振東部地震、度重なる豪雨や台風による被害が発生しています。南海トラフ巨大地震は30年で70~80%の確率で起こるとされ、温暖化による気象は厳しさを増し、猛暑と風水害の災害リスクは高まるばかりです。
幸いに私たちのまちは大打撃を受ける災害には遭遇していません。私たちは「自分だけは大丈夫」、「今まで何もなかったから」と思いがちになり、平静を保とうとする「正常性バイアス」が働くそうです。しかし、「災害に時なし 場所なし 予告なし」。運の良さを神に祈るだけの状態であってはならないと思います。
災害時に限られた資源を必要なところに投入するためにも、貴組合と名古屋市上下水道局と弊社の力を合わせていくことが本当に重要であると感じています。
貴組合は昨年、創立70周年記念事業として名古屋市へ実用的な3トンの給水車を寄贈されました。局保有の大型給水車と補完しあう効果的な取り組みは素晴らしいことです。弊社も年内には熱田区への本社移転を予定しており、新しい環境の下、災害時に貢献できる仕組みを考えていきます。3者が築いてきた関係性を強化することが、平常時はもとより発災時に大きな効果を発揮するはずです。弊社役員をお務めいただく穂刈理事長様、鏡味前理事長様のお力添えをいただきながら、上下水道事業に寄与していく所存でございます。
結びに、貴組合のますますのご発展、組合員の皆さまのご健勝を心から祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。
新年のごあいさつ
長野県木曽郡木祖村 村長 唐澤 一寛
2021年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2021年(令和3年)の新春を迎え、名古屋市指定水道工事店協同組合ならびに組合員の皆様方のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また、日頃より木祖村の活動に対しご支援を賜り心より御礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮い、東京五輪の延期や入国制限など、計り知れないほどの大きな打撃を受けました。当村においても、緊急事態宣言の発令に伴い地元の祭礼やマラソン大会などの恒例行事が相次いで中止となり、観光業をはじめ飲食店や宿泊施設など多方面にわたり大きな影響を受けた1年間でありました。
名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、毎年、青年部会の皆様とご家族・お仲間で水源地の木祖村を訪れていただき、豊かな水資源や農山村の自然に触れていただいておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催が中止となり、とても残念でなりません。今年は皆様に自然豊かな木祖村を満喫していただけるように、準備を進めてまいりますので皆様のお越しを心よりお待ちしております。
また、どんぐり募金の活動にもご協力いただき、「水源地の活性化に繋げよう」という活動を継続していただいていることに対し、心から御礼を申し上げます。私たちも源流として水源地として安全な水をお届けするための義務や責任を果たしていく所存であります。そして木曽川の流れと共に「人と人」「木祖村と名古屋市」で結ばれた絆がより一層深まるよう努力してまいります。
本年も昭和区桜山にあります「木祖村アンテナショップ源気屋」の運営や、鍋屋上野浄水場での「水フェスタ」などへの積極的な参加によって「木曽川源流の里・木祖村」の情報発信に努めていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
新年を迎えいよいよスキーシーズンとなりました。やぶはら高原スキー場は、最高のゲレンデメイキングと徹底した感染症対策を施し、安心してお越しいただけるように皆様をお迎えしたいと思います。ぜひお出かけいただきますよう心からお待ち申し上げます。
終わりに、貴組合並びに組合員の皆様の益々のご発展とご健勝を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
丑年を迎えて
組 合 役 員 放 談
副理事長 小池 勝 (緑 支部)
新年あけましておめでとうございます。今年も明るい職場づくりと健康に過ごせます様コロナ対策を万全にしてこの新しい年がより良い一年になります様祈念致します。本年もよろしくお願い致します。
副理事長 宇津山 弘 (千種支部)
新年あけましておめでとうございます。2009年の丑年は選挙で政権交代と新しいことが始まった年でしたが、アメリカは新しい大統領が誕生するでしょうか?心配です。今年は新型コロナウィルスの蔓延で耐え忍ぶ年になりそうです。牛の様に地道にゆっくりと突き進み、新たなる展開に繋げていく年にしたいですね、今年も一年宜しくお願いします。
理 事 平野 龍一 (東 支部)
新年明けましておめでとうございます。コロナ禍のなかで新たな年を迎えるにあたり、理事の皆様方と力を合わせ、常に正確な情報を収集し、国・県・市の感染拡大防止の指針に沿って組合運営・活動に取り組みます。どうぞ宜しくお願いします。
理 事 石原 彰久 (北 支部)
新年おめでとうございます。コロナの感染者が増えたと言う事で年末年始のGoToキャンペーンが直前停止され、旅行業界は大混乱です。我々も正しく感染防止に努め不摂生して風邪の症状が出て最寄りの内科を訪れ院内感染の恐怖に晒される事無く過ごしたいものです。間違って罹患しても医者にPCR検査は無償だから受けなさいと言われても軽い症状の時は拒否すべきです。受けると20%感染者の判定が出ます。判定基準が鼻水の中にウイルス5個以上だからです。5個有れば2時間位で咥内白血球が捕食して消えてなくなる数で、症状の出ている真正感染者が数万個に比較して数万円と言う検査費用の税金を無駄に使った事になります。重症なら受けて確かめるべきですが、直ぐに治るいつもの風邪なら感染判定を受けた時の自分と周りの大騒動を考えると私は拒否します。皆様もご自愛下さい。
理 事 安井 健 (西 支部)
昨年の年頭の挨拶が何だったのか?「子年は繁栄」と言われたのが虚しく思われます。奇しくもスペイン風邪から100年、歴史は繰り返す。しかしながら私自身、気を引き締めコロナ禍に負けないよう、組合員皆様と共に組合の事業も「できうること、やれること」を考え実践し、今年一年努めていく所存です。
理 事 畑中 和幸 (中村支部)
新年明けましておめでとうございます。昨年より理事とさせていただき様々な経験をさせていただきました。今年はより組合、そして社会に貢献できるよう努める所存ですのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
理 事 宮腰 徹 (中 支部)
新年あけましておめでとうございます。新理事として約7ケ月が過ぎました。初めての事ばかりで、とまどいもありますが、先輩理事の皆様と共に組合活動に精一杯邁進いたします。よろしくお願いいたします。最後にコロナが早く収束します様に!
理 事 美野 秀澄 (瑞穂支部)
昨年末、はやぶさ2がリュウグウより玉手箱を持ち帰り、また本格的水素社会の到来を告げるMIRAI2が発売と明るいニュースが続き、今年は良い年になる予感がしてます。組合員の皆様と一緒に明るい未来が迎えられる様、組合活動に頑張りますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
理 事 小島 昌太 (熱田支部)
新年明けましておめでとうございます。昨年はコロナコロナの塩漬けで淹悶(うんざり)の一年でした。今年こそ「バカキキ」のワクチンにも肖り払拭した明るい一年に、そして健康管理は勿論組合活動にも邁進してまいります。今年も宜しくお願い致します。
理 事 高橋 宏章 (中川支部)
新年あけましておめでとうございます。昨年一年間は組合総会や組合行事も中止となり例年とは全く違う大変な年となりました。皆様がコロナ禍の中、無事に新年を迎えられたことを本当にお喜び申し上げます。まだまだ落ち着く気配のないこの状況ですが今年もよろしくお願いいたします。
理 事 近藤 成人 (港 支部)
新年あけましておめでとうございます。丑年の今年は
う*しのようにゆっくりでも着実に
し*ごともプライベートも全力投球
ど*んなに時間がなくても工夫して
し*っかり睡眠をとり健康な一年を過ごしたいです。
本年も宜しくお願い致します。
理 事 中島 誠照 (南 支部)
新年おめでとうございます。緊急事態、時短、自粛営業等、ネガティブな表現が溢れた昨年でしたが、感染対策に緩むことなく、皆様と共に気持ちと言動はポジティブ思考にて変化に対応していく1年になればと願います。
理 事 中森 隆夫 (守山支部)
新年あけましておめでとうございます。昨年はコロナ禍において新理事として半年、外に向けての事業が中止となる中、内において様々な経験をさせて頂きました。組合運営のお役に立てる様一層頑張って参ります。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
理 事 宮澤 雅敏 (名東支部)
新年あけましておめでとうございます。今年はコロナウイルス感染症が収束し無事に東京オリンピックが開催されること。そして経済の回復とともに組合員みなさまの益々の活躍をこころよりお祈り申し上げます。
理 事 山本 一登 (天白支部)
新年明けましておめでとうございます。昨年は、コロナで始まり、私たちにとって色んな意味で常識に変化をもたらした1年でした。不慣れな常識と我々の仕事をどう上手くリンクしていくかが課題です。そんな中、本年も活力ある組合活動を行って参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
専務理事 冨田 拓史 (水道組合)
新年あけましておめでとうございます。昨年は皆さまに大変お世話になりありがとうございました。コロナ禍の中ですが、様々な工夫をしながら組合員の皆さまのお役に立てるよう努めていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
顧 問 吉田 宏 (水道組合)
明けましておめでとうございます。昨今はコロナ禍で防災訓練の実施もままなりませんが、災害対応力の向上を目指し、今年は総合防災訓練をはじめ、局・区・学区地元とのコラボをより一層進める方向ですのでよろしくお願いします。
丑年を迎えて
上下水道局 職 員 放 談
営業課 主事 児玉和大
あけましておめでとうございます。大変な時世となり、在宅勤務や自粛等例年とは違った取り組みが多かった1年が無事終わりました。新年も変化の年が予想されますが、柔軟に適応して健康に充実した日々を過ごしたいと思います。
料金課 主事 近藤勇人
新年あけましておめでとうございます。昨年は初めての職場異動を経験し、周りの方々に支えられ、大変感謝しております。今年は、少しでも職場内で皆様の力になれるよう、一生懸命仕事を頑張りたいと思います。
給排水設備課 技師 藤澤亮輔
あけましておめでとうございございます。昨年は異動、新型コロナと環境の変化が大きい一年でしたが、皆様に助けていただき乗りきることができました。感謝しております。今年は健康に留意し、一層充実した一年となるよう精進していきます。
保全課 技師 田中俊吾
新年あけましておめでとうございます。新型コロナウィルス感染症をきっかけに家で過ごす時間が増え、日々の過ごし方や健康について考えさせられる一年でした。今年も引き続き、健康で充実した日々を過ごしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
千種営業所 多田まあり
あけましておめでとうございます。昨年は名東SSと千種営業所の集約に加えて新型コロナウイルスなど忙しない一年でした。今年は今まで以上に周りの迷惑とならないよう業務に尽力しつつ、昨年よりも充実した年となるように情勢が移り変わることを願っております。
港営業所 主事 浅野光哉
新年あけましておめでとうございます。昨年は採用二年目でしたがまだまだ未熟なところが多くあり、たくさんの方に支えていただきました。今年は少しでも力になれるよう日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
守山営業所 主事 上田アイリス
新年あけましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルスの影響で様々な事がありましたが、今年もコロナに負けず健康第一に、何事も経験だ!と前向きに楽しく仕事をしていきたいと思います。よろしくお願いします。
緑営業所 主事 澤田真実
新年あけましておめでとうございます。昨年は、採用一年目で右も左も分からず不安な中、多くの方々にお力添えいただいたおかげで乗り切ることができました。本年もより一層精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
名古屋の風景
熱田神宮
吉田 信彦 氏 (水道組合)
名古屋市南部の熱田台地の南端に鎮座する。古くは伊勢湾に突出していたが、周辺の干拓が進んだ現在はその面影はない。三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られる。この剣は鎮座の後も、盗難に逢ったり形代が壇ノ浦の戦いで遺失するなどの受難にみまわれている。諸説あるものの、草薙剣の創祀は景行天皇43年、熱田社の創建は仲哀天皇元年あるいは646年(大化2年)と伝わる。古くは尾張国(現愛知県西部地方)における地方大社として存在感を示し、中世以降は政治的・経済的に急速に台頭して、伊勢神宮、石清水八幡宮に継ぐとされるほどの国家的な崇拝を受けるに至っている。
建物は伊勢神宮と同じ神明造であるが1893年(明治26年)までは尾張造と呼ばれる独特の建築様式だった(境外摂社の氷上姉子神社(緑区大高町)に尾張造の建築様式が残っている)。初詣には毎年200万人以上が訪れるとされている。
会議コーナー
定 例 理 事 会
1.開催日時 12月2日(水)
午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 17名
特別寄稿コーナー
コロナ禍の影響と自然災害への備え
名古屋市上下水道局 営業課 課長 服部 元樹
新年あけましておめでとうございます。名古屋市指定工事店協同組合並びに組合員の皆さまにおかれましては、健やかに新春を迎えられましたこと心よりお喜び申し上げます。
また、旧年中は、本市上下水道事業に格別のご支援・ご協力賜りましたことをこの場をお借りして、厚くお礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済・社会情勢は大きく変化し、これまでに経験したことのない新しい生活様式が求められ、世相も様変わりしたように感じています。新型コロナウイルス感染症の影響は、当局において、特に料金収入の減少に現れ、近年の節水意識の向上・節水機器の導入等による減収傾向も重なり、減収減益の傾向が更に続いていくのではないかと危惧しています。
その反面、水道管・下水道管の改築更新、延命化にかかる経費は必要不可欠であるうえ、少子高齢化による将来の人口減少は避けられず、生産人口の減少に伴う社会活動の減衰が懸念される現状において、市民生活の根幹をなす上下水道事業の持続可能な経営は、非常に厳しい状況に直面しつつあると感じています。
また、昨今、頻発する自然災害に伴う被害の甚大化は、特に大雨による被害が顕著で、浸水対策を担う当局にとっても全国での被害状況を目の当たりにする度に、自然災害の強さ・怖さを実感しています。また、発生の懸念が高まる南海トラフ巨大地震への備えも必要不可欠で、名古屋市あげて取り組んでいるところです。
こうした自然災害への備えの一つとして、貴組合には、地震などの発災時における応急活動、緊急止水や応急復旧工事のほか、仮設給水栓の設置をお願いしており、有事の際にも大変心強いパートナーとして、また、日頃から市民生活を支える現場力を発揮していただいている欠くことのできない存在であると痛感しています。
発災時の課題はまだまだ多く、いざという時に必要な情報を受け取りにくいケースや避難所への移動にも困難が伴うケースもあり、特に高齢者や障がい者、外国人住民などに対しても、より一層の支援が必要です。
上下水道事業においても、応急給水栓や地下式給水栓の設置状況や利用方法などの防災啓発も日頃から地域とのつながりを持って、有事の際の市民一人ひとりの行動につなげていく必要を感じています。「自助・共助・公助」は、自助・共助を常日頃から公助が支えることで、いざという時に、より有効・有益な助け合いが可能であると考えています。
貴組合では、安全でおいしい水を供給するため、市民サービスの向上とライフラインを担う使命を持たれ、あらゆる要望にも応える取り組みに尽力されており、引き続き、平時においても有事においても当局との強固な連携を改めて、お願いいたしますとともに、貴組合並びに組合員の皆さまにとって、本年も実り多きものとなりますよう祈念いたします。
筆の泉コーナー
GoToしてますか?
名古屋市上下水道局 水質管理課
技師 二村 友朗
皆さんはどのようなことで気分転換をしていますか。私は食べることが好きなので、色々なお店で外食することで気分転換をしています。失敗して落ち込んだときや、疲れて元気がないときは、おいしいご飯を食べることで元気を取り戻します。そんな食いしん坊な私にぴったりのキャンペーンが本稿を執筆する少し前から始まりました。それは「Go To Eatキャンペーン」と「Go To トラベルキャンペーン」です。ご存知の方も多いかと思いますが、これらのキャンペーンを使うことでお得に食事や旅行を楽しむことができます。
先日、私は初めてGo To Eatキャンペーンを利用して友達と夕食をしました。残念ながら食事券についてはコールセンターへの電話がつながらず利用できませんでしたが、インターネットで予約をしてポイント還元を受けることができました。満腹になるまでおいしい食事とおいしいお酒を安く楽しむことができました。ランチでも使うことができますので、積極的にキャンペーンを活用していこうと思います。
もう一つのキャンペーンであるGo To トラベルについては、私の両親が利用していました。このキャンペーンで貰った地域クーポンを用いて、いつもであれば買わなかったであろう少し高級なお土産料理で食卓を囲むことができ、沢山のおいしいご飯を頂くことができました。また、大学の後輩は一人で温泉旅行に行き、気持ちよさそうに温泉に浸かり、美味しそうな旅館での夕食を食べていたことをSNS上で発信していました。
それを受け、私もこのキャンペーンを活用して釣りのできる旅行を友達と計画しています。夕方まで釣りを楽しみ、温泉に浸かり、夕食・朝食を楽しむ。帰宅後に釣ってきた魚をおいしく頂く。計画中の今から既に楽しみで仕方ありません。そのほかにも、香川県にうどんを食べに行く、北海道へ海産物を食べに行くなど、今まで敷居が高くて行きづらかった地域へ足を延ばすことも考えています。
まだ新型コロナ感染症に対して楽観視できる状況では決してありません。しかし、ウィズコロナの時代における「新しい生活様式」のもとで、正しい知識で十分な感染症対策を行うことで感染リスクはかなり抑えられます。どちらも感染予防に取り組みながら頑張っている様々な業種の方を応援するキャンペーンですが、利用には私たちも感染症対策が必要だと考えています。どちらのキャンペーンも令和3年1月末日までですが、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
談話室コーナー
うまい うまい うまい うまい うまい うまい・・・ん?
港支部・株式会社 FINE
中野 貴章
今、世間をにぎわせている空前の大ブーム。映画「鬼滅の刃」冒頭の煉獄杏寿郎が登場するシーンです。GWのコロナ禍の学校休業時にアマゾンプライムで、子供たちが見ているのをのぞき見してから大人の私でもハマってしまいました。
ちょっと天然キャラの煉獄さんは、鬼殺隊の柱のひとり炎の使い手、主人公竈門炭次郎に絶大な影響を与える人物です。映画の終盤に上弦の鬼、猗窩座との戦いで敗れて死んでしまいます。戦いの中で名言を残していきます。
「己の弱さや、ふがいなさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ歯を喰いしばって前を向け。君が足を止めてふんばっても、時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。」「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそたまらなくいとおしく尊いのだ。」煉獄さんは最期まで一切折れることなく自分の信念を貫き通し最期の言葉として炭次郎に話して逝く・・・猗窩座とただ単に戦っているだけではなく、炭次郎を守りながら戦い、自分の責務を全うして死んでいく。その姿は映画を見た多くの人たちを感動させ、泣かせました。
あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
港支部所属 株式会社FINE 代表取締役 中野 貴章と申します。
早いもので、水道屋になって31年。開業から21年。会社設立から13期目になります。若き修行中、有限会社板倉水道工業所現板倉社長に「まじめに働いて、いい職人になれよ」と言われました。「いい職人とはどんな人?」と尋ねると「仕事がきれいで、手が早い人。」それを聞いてからは仕事に対しての考え方が変わり、とにかく走り、ノコで早く切り、スコップで早く掘り、早く仕事を終わらせ、親方にいい職人になったな。と言われたいがために一生懸命仕事をしました。しかし、とうてい親方には追いつくことはできずあせって失敗ばかり。(猪突猛進!by猪之助)
そんなある日、欲しかった原付バイクを買って、すべての事を幸せに感じながら、上機嫌で出勤した日、気分は絶好調、きれいでなおかつ早く仕事ができたのです。その上に、お客さんに「ありがとう」と言われた時の嬉しさ、達成感を今でも忘れられません。仕事はバイオリズムがいいと上手に、なおかつ早くできるんだ!と気づいたのです。
英語のFINEの意味は、「素晴らしい・見事な・優れた・・・etc」ですが、今までの経験で培ったことを自分なりに解釈し、スピード・リズム(全集中の呼吸!?)でいい仕事をして威張らない=FINE。ここから、株式会社FINEと名付けました。
開業して10年の時、板倉社長に10年よく頑張った!この10年を言葉にかえると「辛酸甘苦」の人生だったな。と労って頂き、涙が出ました。まさに、この通りの10年でした。この言葉は私の座右の銘です。(煉獄さんバリの名言)
冒頭でもふれました大ヒット中の「鬼滅の刃」ですがYouTubeで検索すると様々なコンテンツが出てきます。中でも鬼滅の刃のいい場面だけ切り取って自分の歌をコラボさせ、うまく宣伝している歌手たちがオリコンチャートをにぎわせています。
これからの時代、水道業界も今までのテレビだけではなくYouTubeなどでの宣伝、デジタルトランスインフォメーションとの融合が求められていくのではないかと私は考えます。
最近、インターネット等で水道修理での高額請求の事例をみて困惑します。我々が今まで築き上げてきた信頼を損なうような結果にならないように、何かお客様のためになるような対策を先ほどの鬼滅の刃とのコラボでヒットさせた歌手のようにYouTubeやインターネットで発信していければ阻止できるのではないかと考えます。コロナ禍も追い風に変えることができるのではないでしょうか!
せっかく板倉社長に教わったこの技術。「ありがとう」と言ってもらえて、お金ももらえるこの商売。長く続けられるよう、今後も困難を乗り越え、時代の変化に順応して組合員の誇りを忘れずに精進していきたいと思っております。
どうぞ社員一同、株式会社FINEをよろしくお願いします。
消防コーナー
地震に備える56
名古屋市消防局OB 近藤 博
昭和19年(1944年)東南海地震(28)
引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1944
東南海地震・1945三河地震 平成19年3月」の報告書をもとに、静岡県の被害の実態をみていきたいと思います。
○ 静岡県の被害(その2)
2 静岡県の被害の特徴
報告書では、静岡県の被害について次のように述べています。
「東南海地震における静岡県の被害の特徴は、太田川、菊川、巴川中下流
域の軟弱地盤における家屋倒壊率の高さと、遠江地方で広範にみられた地盤
の液状化現象といえる。」
太田川流域については「西から、天竜川右岸平野、磐田原台地、太田川・
原野谷川の沖積平野、小笠山丘陵と展開する。磐田原台地は昔の天竜川の、
小笠山丘陵は昔の大井川の扇状地で、ともに礫層を主体としてできている。
両者に挟まれ、南を遠州灘海岸の砂丘によってさえぎられた盆地状の地域に、
太田川・原野谷川などにより埋め立てられた泥質の軟弱な地盤からなる平野
が形成されている。」
菊川流域についても「西の小笠丘陵、東の牧之原台地と遠州灘海岸の砂丘
に囲まれた盆地状の地域に泥質の軟弱な地盤からなる平野が形成されてい
て」と述べています。
静岡県の被害の特徴の一つは、河川流域に形成された沖積平野、扇状地の
地盤の軟弱さに起因していることが分かります。
もう一つの特徴は、遠州地方で広範にみられた地盤の液状化現象であると
述べています。
報告書は「天竜川右岸から太田川流域にかけての平野部では、実に796か所
で液状化現象が見られたとのアンケート調査結果が報告されている。この地
域の平野部のほぼ全域で液状化現象が見られたことがわかる。」と記してい
ます。
報告書には、幾つかの証言記録が登載されていますので、以下に紹介して
おきます。
「旧浅羽町(現袋井市)中や西浅羽地区内の旧河川敷にある両側の田んぼ
からは、あちこちで噴砂が見られた。」
「旧福田町(現磐田市)豊浜の○○さんの家は、太田川の旧河川敷を埋め
立てたところで、地震の時、屋敷の地面から、昔の川の方向に直線状に並んで泥水が噴出した。」
「旧福田町(現磐田市)の ぼう僧川の南には、芝地とよばれる砂地が広がり、ここでは地震のとき、直径20~30cmくらいの富士山によく似た形の砂山
が無数にできた。」
「旧竜洋町(現磐田市)宮本の旧十束国民学校の校庭は、周囲の水田より
40cm程高かったが、全体が10cm位の深さの水で覆われてしまった。」
(出典「昭和19年東南海地震の記録」東南海地震記録編集委員会 静岡地学1982)
報告書は、こうも述べています。
「1944(昭和19)年の東南海地震の時には田畑であった地域が、現在広範
に宅地化しており、大地震時の被害の拡大が懸念されている。」
至極もっともな、懸念であると思います。
法律コーナー
雇止め
弁護士 松 永 辰 男
労働契約法18条では、同じ使用者との間で期間の定めのある労働契約を締結し、何回にもわたって期間の定めのある労働契約を更新してきた場合、各労働契約の期間を合計して5年を超えている場合は、労働者が期間の定めのない労働契約への変更を希望した場合は、使用者はその申し込みを承諾したものとみなす旨を定めています。そこで、約30年にわたり1年毎の労働契約を29回更新してきた労働者が、平成25年4月1日付の雇用契約書において、5年後である平成30年3月31日以降は雇用契約を更新しないという契約書に署名押印しました。そこで会社は、平成30年3月31日の到来を契機として以後の雇用契約締結を拒みました。それに対し労働者は、30年にもわたって期間1年の雇用契約を29回も更新してきたにもかかわらず、平成30年3月31日に雇用契約が満了したとして「雇止め」をしたのは、客観的な合理的理由を欠き、社会通念上相当であるとは認められないから、雇用契約は、従前の期間の定めのある雇用契約更新によって継続していると主張し、雇止め後の賃金や賞与の支払いを求めて福岡地方裁判所に訴えを起こしました。それに対し裁判所は、「約30年にわたり本件雇用契約を更新してきた原告(労働者のことですが)にとって、被告(使用者のことですが)との有期雇用契約を終了させることは、その生活面のみならず、社会的な立場にも変化をもたらすものであり、その負担も少なくないものと考えられるから、原告と被告との間で本件雇用契約を終了させる合意を認定するには慎重を期す必要があり、これを肯定するには、原告の明確な意思が認められなければならない。しかるに、不更新条項が記載された雇用契約書への署名押印を拒否することは、被告にとって本件雇用契約が更新できないことを意味するものであるから、このような条項のある雇用契約書に署名押印したからといって、直ちに原告が雇用契約を終了させる旨の明確な意思を表明したものとみることは相当ではない。」と言い、更に、原告が期間の定めのある雇用契約更新を期待していた合理的理由としては、昭和63年の新卒採用以来平成25年まで、いわば形骸化したというべき契約更新を繰り返してきたものであり、この時点において原告の契約更新に対する期待は相当に高いものがあったと認めるのが相当であり、定年まで勤続できるものと期待していたとしても不思議ではない、と付け加え、雇止めを認めませんでした(福岡地裁令和2年3月17日判決・判例時報2455号75頁)。参考になる判決として紹介します。
木祖村コーナー
木祖村だより
編集後記
編集後記
◎ 令和2年も残りわずかとなりました。年末恒例の新語流行語大賞が「3密」、今年の漢字が「密」に決まるなど、令和2年は、年明け早々から新型コロナウィルスの感染拡大が続き、世界中でパンデミックとなるなど新型コロナウィルス一色の1年となりました。
年末を迎えても未だ感染拡大は収まらず、連日過去最高の感染者数が報告されるなど、第3波の状況となっています。
名古屋でも繁華街の飲食店に再び時短要請がされましたが、感染者が減少しないことから12月15日には愛知県内全域へと拡大されました。また、名古屋へのGoToトラベルも中止となりました。さらに政府から、年末年始(12月28日~1月11日)の全国でのGoToトラベル中止も発表されました。
例年であれば、12月に入るとクリスマスから年末年始に向けて1年で1番賑やかな時期となりますが、今年はそう言った話題も少なく我慢の年末年始になりそうです。
海の向こうでは、イギリスやアメリカでワクチンの接種が始まったとのニュースもあります。日本でも1日も早くワクチン接種が始まり、少しでも安心して生活できるようになることを望むばかりです。
◎ トイレの修繕に関して名古屋市消費生活センターへの相談が、昨年上半期の2件から今年は25件と約13倍に急増しているそうです。相談内容としては、トイレが詰まったため「トイレ修理税込み数百円から」の広告を見て修理を依頼したが、業者から「薬剤を使用するので数千円」、それで直らなければ「便器を外すので数万円」、さらに「高圧洗浄機を使用するので数十万円」と、便器を外した状態で次々と迫られ、高額契約を結んでしまったと言ったものなど、突然のトイレの詰まりや水漏れで慌ててインターネット検索やマグネットの広告で見た水まわり修理業者に依頼したところ、高額な料金を請求されたというものが急増しているそうです。
消費生活センターでは、「ぼったくりトイレ修理に関する相談が急増しています」と注意喚起し、指定工事店へ依頼するようアドバイスしていますし、上下水道局でもホームページで悪質な修理業者にご注意くださいとの注意喚起を行っていますが、相変わらず被害が出ているようです。
名水協としても、ホームページで悪質業者の手口を動画で紹介し、被害に遭わないためには安心できる組合加盟の地元工事店に依頼していただくことを案内していますが、引き続き上下水道局、消費生活センターと連携を図りながら、悪質業者の排除に努めていきたいと思います。
(T.T)