『小林寺』第35回フォトコンテスト入賞 撮影:臼井設備 臼井 裕子 氏
かわいい草花
ランタナ
水野 博子 氏 (安井管工業㈱)
ランタナはクマツヅラ科の常緑小低木で中南米が原産で観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)。鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来する。果実は黒い液果で種子に有毒物質であるランタニンを含むが鳥類には無毒であるので鳥が食べ種子を散布する。茎は断面が四角で細かいとげが密生し葉は対生し表面がざらついている。
会議コーナー
定 例 理 事 会
1.開催日時 11月4日(木)
午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 17名
表彰コーナー
全国中小企業団体中央会 会長表彰
当組合青年部会は、令和3年10月26日(火)名古屋マリオットアソシアホテルにて行われた「愛知県中小企業団体中央会創立65周年記念式典並びに第70回中小企業団体愛知県大会」において、『全国中小企業団体中央会 会長表彰」を受賞いたしました。
同賞は永年にわたり、愛知県中小企業団体中央会の青年部組織である愛知県中小企業青年中央会の執行部に携わり、この業界のみならず県下の青年部組織の振興・発展にも尽力するとともに、その運営が特に優良と認められ、他の模範とするに足る組合青年部に表彰されるもので、今回、当青年部会のこれまでの活動が評価され、見事受賞いたしました。
青年部会コーナー
第175弾定期夜間勉強会
開催日令和3年10月20日
参加人数21名
技能開発部会・青年部会共催
第175弾の定期夜間勉強会は、名古屋上下水道総合サービス(株)(NAWS)様を講師にお招きし、組合4階にて「名古屋市の上下水道本管接続について」勉強会を行いました。
前半は上下水取付管工事の概要、後半はそれらについてNAWS様の実状を教えて頂きました。
給水管の取付工事にはいくつかの分岐工法があり、口径や材料もそれぞれ決まっています。排水管も同様で本管に対しての角度や勾配が決まっています。
それらだけでなく、施工をするにあたり様々な手続きがあり、色々な人が動くことになります。これらの細かな施工手順を経て、屋内と道路分の接続が完了することで初めて給水装置、排水設備が機能します。
また、ポリエチレン管の接合については、手順を説明しながら実演して頂きました。5名程実際に体験することができ、いい経験になったかと思います。
現状、上水引込工事の際にポリエチレン管の挿入不備によるベンド管からの漏水、ポリエチレン管内へ面取りカッターの部品混入等の施工不備が多々見受けられるようです。それを無くすため、NAWS様より非組合工事店の方にも今回のような講習を開きたいとの提案がありました事も報告させて頂きます。
今回はNAWS様に講師をお願いして様々な話を聞くことができ大変ためになることが多くありました。
内容がとても充実しておりましたので、参加して頂いた方はとても満足して頂けたかと思います。今回の勉強会を無事開催することができてよかったです。
今後も皆様のお役に立つような勉強会を開催できればと思っております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
青年部会 東支部 竹内 徳彦
お知らせコーナー
第27回名水協支部親睦ゴルフ大会
団体の部 優 勝(中村支部の皆様)
個人の部 優 勝(小野 浩茂 氏)
開催日 10月26日(火)
場 所 三鈴カントリー倶楽部
参加者 64名
当組合恒例の第27回名水協支部親睦ゴルフ大会が三重県鈴鹿市の三鈴カントリー倶楽部で開催されました。
各支部から大勢の方々に参加していただき盛大に開催されました。参加総勢64名。第1組がスタートし競技が行われました。
プレイ終了後表彰式が行われ、団体の部は中村支部が、個人の部は小野浩茂氏(㈱中京技研)が優勝されました。
大会に参加された皆様お疲れ様でした。
《成績発表》
団体の部 支 部
優 勝 中村支部
準 優 勝 熱田支部
3 位 天白支部
個人の部 氏 名 所属工事店 支 部
優 勝 小野 浩茂 ㈱中京技研 天白支部 準 優 勝 木下 善晴 ㈲相互設備 天白支部
3 位 奥田 哲弘 奥田水道設備 中村支部
<敬称略>
特別寄稿コーナー
地域コミュニティーについて
名古屋市上下水道局港営業所 所長 中村 貢
日頃より名古屋市指定水道工事店協同組合の組合員の皆様には、上下水道事業各般にわたりご協力を賜り誠にありがとうございます。今年4月から所長として上下水道局港営業所に着任いたしました中村でございます。
さて、前職場の区役所(地域力推進室)での経験を述べたいと思います。
地域力推進室では、地域の方の活動を支援したり、空家や空地対策などの推進、交通安全や防犯、防災、青少年保護育成等々他の行政機関と連携しながら安心・安全で快適なまちづくりを進めたり、区民まつりなど区の魅力を発信したり、区のスポーツ行事を運営するなど、その業務は多岐にわたります。また、地域の会合などへの出席要請を受けて出向くこともあります。
その中の一つに高齢者ふれあい給食会があります。給食会は、引きこもりがちな高齢者が触れ合う場として学区において昼食会を催すものです。誕生日を迎えられた高齢者を学区からお祝いしたり、社会福祉協議会、区役所、時には小中学校の校長・教頭先生が、高齢者へ話題提供を行います。社会福祉協議会からは「頭の体操」や健康に関すること、小中学校からは児童の様子、学校行事のこと、区役所からは交通安全、防犯(特殊詐欺などの注意喚起)を中心に情報提供しています。「いつもと違う他の話題を」と頼まれることもあり、そのような時に私は、水に関するトピックスとして、災害に備えて水道水の備蓄や水道管凍結予防、おいしい水のことなど、「広報なごや」や上下水道局のクォータリー「水と四季」などの記事を参考にクイズ形式にしたりして紹介しました。「水」に関する話題は、いつもと違い「へぇ~」と声が上がるなど関心を持って聴いていただけました。(現在は、コロナ禍で中止しているところが多いようです。)
近年、地域のコミュニティーを維持していくことが難しくなってきています。学区役員(区政協力委員)の高齢化が進む中、行政からの依頼事も多く負担感が増しています。また、若い人は、現役の働き手で地域活動に時間がなかなか取れず、役員を引き受けても短期間で交代してしまう担い手不足など様々あります。コロナ禍の昨今、地域の方を集めることができず、学区のスポーツ行事やふれあい活動など多くが中止となり、コミュニティーの危機を迎えています。しかし一方で、子供会や老人クラブ、消防団などの各種団体の協力や過去の経験者をかき集めて従事者を確保し、参加者の時差受付や開催回数を増やし参加人数を分け、ソーシャルディスタンスを保った屋外行事にしてコロナ対策を徹底するなど、知恵を絞って行事を開催している学区もあり、地域活動の灯を絶やさない努力をされていることに心から応援したいと思います。
コロナワクチン接種が進み、感染状況も落ち着き始め、活動環境も整いつつあります。今後、コロナ禍が治まり地域活動が元通りに再開できることを切に願い、私どもも地域に出向き上下水道事業のことを知ってもらい、また、名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様とともに防災訓練へ参加するなど、地域との絆を深められたらと思います。ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。
筆の泉コーナー
初めての入院体験記
名古屋市上下水道局 労務課
給与係長 吉田 研二
8月の終わり、その時は突然やってきました。水曜から原因不明の下血が続き、木曜夜には洗髪中に手を上げる姿勢を保持することができなくなりました。「四十肩まで同時に来たのか?」と思いつつ、金曜は朝から仕事を休み、近所の個人医院を受診しました。経過を話すと、緊急の血液検査となり、結果を見た医師は「すぐ楽にしてあげるからね。」と言うと、その場で県立病院の医師に紹介の電話をしてくれました。
県立病院では、受付で紹介状を出した途端、車椅子に乗せられ、消化器科の診察室へ直行でした。再度の血液検査の結果、医師に「血液(Hb値)が基準の3分の2しかないので、すぐ入院して下さい。」と言われ、「一晩入院して様子を見るという事ですか?」と尋ねると、「いいえ1週間です。」と聞いて愕然としました。そのまま緊急入院となり、始めに新型コロナウイルスの検査を受けるため、巨大な空気清浄装置のある部屋にひとり通されました。15分程度ですぐ結果が出るとのことでしたが、40分以上経過しても連絡がないため焦ったものの、結果が陰性であったと聞いたときはほっとしました。
病室に入ると直ぐに点滴治療が始まりました。しかし、その後も症状は治まらず、翌日には血液(Hb値)が基準の半分となり、このままでは心臓に負担がかかり心不全になると言われ、緊急輸血を受けました。その後、MRI、エコー、レントゲン、内視鏡、胃カメラ等の各種検査を2日間に渡って受けましたが、幸いなことに癌等の重篤な病気は発見されず、ほどなくして出血も止まりました。入院中は、ベッドでの寝たきり生活で、病室の外へ出たのは検査時と洗髪時1回のみで、コロナ禍でもあり、家族の付き添いや見舞いも禁止でした。一番辛かったのは常時の点滴で、1ℓ1時間かけ、10ℓ入りのパックを何本も投与したのですが、痛みこそないものの、昼夜問わず1時間に1回程度トイレに行くため、睡眠が取れませんでした。
今回の出血は大腸の憩室、原因は加齢とのことで、誰でも出血することがあるそうです。明確な対策はなく、強いて言えば、規則正しい生活、ストレスを貯めないこととのことでした。今から思い返すと、生活面では、①健康のため続けてきたヨーグルトを3か月程前から食べなくなっていたこと②昨年6月より、右足裏の疾患のため歩行に支障があり、現在も通院中で、この間運動せず筋力が落ちたことが原因であったと考えています。ストレス面では、顕著な自覚はないのですが、以前、安全衛生の講習会で、ストレス対策は体と心に分けて考え、体には「適度な運動」、心には「感動すること」が良いと聴きました。そこで最後に、私が退院前夜に病院の動画配信サービスで唯一見た映画の中から、感動したときの言葉を一つご紹介してこの体験記を締めくくりたいと思います。「常識に頼るな!やれるとこまでやったか!」(映画「新感染半島」より、主人公が絶体絶命のときに思い出し、勇気を振り絞って行動したときの言葉)最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは皆さま、ご安全に!
談話室コーナー
名古屋の製パンのルーツ
中支部・北嶋工業 株式会社
横山 啓作
気がつくと危険な暑さの夏もとうに終わり、季節らしい気候になってきました。
街に出ると、ひんやりとした空気に運ばれる香ばしい匂いにつられパン屋さんの店先につい足を止めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。私はパンに特別こだわりを持っている訳ではありませんが、それでも美味しいパンを食べた時にはとても幸せな気持ちになります。聞きかじりではありますが今回は名古屋の製パンのルーツについて少しお話しをしたいと思います。
第一次世界大戦に連合国として参戦した日本は大正3年8月、ドイツに対して宣戦を布告します。現在の旭丘高校の場所にはドイツ兵の※俘虜収容所があったそうです。ここに収容されていたドイツ海軍兵でパン職人のハインリヒ・フロインドリーブは終戦により大正8年に解放されましたが、そのまま名古屋にとどまりドイツ式製パンの技術指導を行います。そして翌大正9年には現在の東区白壁に彼が初代技師長を務める近代的なパン工場が操業を始めることになります。これがみなさんご存じの敷島製パンです。初めて日本でパンが作られたのは明治時代ですが、実は多種多様な製パン技術が伝わったのは大正時代になってからで、しかもその場所は意外にもこの名古屋だったということなのです。
ハインリヒ・フロインドリーブは大正10年に敷島製パンを退職後、神戸へ移り自らの名を冠したパン店を開業します。お店は神戸大空襲や阪神淡路大震災といった苦難を乗り越え、彼の没後60年以上が経った現在も人気店として生田区で営業しています。私も何度か行ったことがありますが、名古屋の敷島製パンと神戸のフロインドリーブが実は同じ父親を持つ兄弟だった・・・と知った時には少し驚いたものでした。
この文書が掲載されるころには新型コロナウイルス対策も新しい局面を迎えているのかも知れません。さまざまなご意見があるのでしょうが私個人としては、誰もが行きたい場所に行き食べたい物を食べられるあたりまえの日常が早く戻ってくることを願っております。 (了)
※俘虜(ふりょ) 捕虜の事。
消防コーナー
地震に備える67
名古屋市消防局OB 近藤 博
昭和20年(1945年)三河地震(4)
引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1944
東南海地震・1945三河地震 平成19年3月」の報告書を中心に、三河地震の被害をみていきます。
○ 三河地震(その4)
3 地震の特徴
(5)隆起側で激しい被害が発生した
三河地震の被害で特徴的なものの一つは、断層を境にして被害の様相が
著しく異なっていることです。
三河地震では現在の蒲郡市形原町から幸田町深溝(ふこうず)を経て、西尾市 志籠谷(しこや)町に至る延長18kmの深溝断層が地表面にあらわれた。
この断層は 逆断層型で、断層を境にして一方の地盤がもう一方の地盤にのし かかるように動いた。断層の変位量は西側が最大2mの隆起となり、場所によっては左横ずれの成分を最大で50cmほどもっていた。
報告書は「三河地震では、地表地震断層の隆起側において非常に激しい
被害が発生し、家屋の多くは東側へと倒壊した」と述べています。
報告書は、いくつかの例を挙げています
a 形原町金平地区(現蒲郡市形原町金平)
この地区では、集落の真ん中を深溝断層が南北に縦断しているため大
きな被害を受けましたが、全壊及び半壊の家屋は断層の隆起側である西
側に集中し、西側では殆ど全ての家屋が倒壊しており、また全ての家屋
が東側、地表に現れた断層に向かって倒れていると記しています。
一方、断層の下盤側となる東側は、地表に現れた断層に接した場所も
含めて倒壊した家屋は一件もありませんでした。
専門調査会の2委員が、この集落の下盤側(東側)で1973(昭和48)
年夏に聞き取り調査をした際、「地震が発生したときは時計が止まった
程度で、まさか、道一つ隔てた向かい側の家が倒壊したとは夢にも思わ
なかった」という体験談を得ています。
b 幸田町深溝地区
ここでは断層を境に南西側が上盤側(隆起側)となり、北東側が下盤
側となっていますが「深溝地区全体での被害は、死者33名、人家の全壊
40戸であった。ここでも被害は断層上盤側(隆起側)に集中しており、
全壊家屋40戸のうち38戸が上盤側に位置し、下盤側で全壊した家屋はわ
ずか2戸であった」と述べています。
報告書は、地震断層との関係をうかがわせる被害分布も見られ、細かい
集落単位で被害を見ていくと、一部の集落では猛烈な被害が発生したとも
記しています。
a 桜井村藤井集落(現安城市藤井町)
桜井村藤井集落では117戸中107戸が全壊し、家屋の全壊率は90%以上、
全人口611人中77名が死亡し、97名が重症を負うという大きな人的被害が
発生した。
b 明治村和泉集落(現安城市和泉町)
明治村和泉集落では、391戸中310戸が全壊し、88名が死亡、60名が重
症をおっている。
三河地震は、横須賀断層、深溝断層という二つの断層が破壊されたことに
より局地的に激しい地震が発生し、特異な発光現象を伴なう、断層を境とし
て被害状況が際立って違ったという特徴を持つ地震かと思います。
木祖村コーナー
木祖村だより
事務局だより
事務局だより
秋は日差しが穏やかで、肌に感じる風は心地よく、目に映る紅葉は心を落ち着 かせます。~の秋のように、何をするにも本当にいい季節!
中でもスポーツは特に盛ん、コロナ禍でなければ日本中の学校で大運動会が開催され元気な子供達の歓声が聞こえるのに・・それが聞けなかったのはちょっと残念!
ところで、東京オリンピックは真夏に開催されたので選手は大変でした!
マラソンはスタート時間を早めて暑さ対策をしましたが、夏の開催には無理があると橋本聖子会長の談話が記事になっていました。やはりオリンピックも秋がいいですね。
さて、もう一つは食欲の秋・・美味しいものをたくさん食べて満腹、幸せ!これを健康的に実感するには、腸活が大切です。発酵食品を摂り腸内フローラを整えること。腸は木に例えれば根で、主に水分や栄養を吸収する重要な役割。根腐りすれば倒木するように人も同じ。第二の心臓とも言われ、免疫力の8割を作り出すほど人の健康に直結しています。
コロナの勢いも衰え外食が増える時季・・今日からでも遅くはありません!「一陽来復」健やかに年越しができるように腸を鍛えましょう。
Y・M