『水の小径』第36回フォトコンテスト入賞 撮影:臼井設備 臼井 裕子 氏
かわいい草花
アジサイ
狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種で、ガクアジサイに近い落葉低木。6月から7月にかけて開花し、白、青
紫または赤色のが大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれる。
山本 昇 氏 (水道組合)
会議コーナ-
臨時・定例理事会
組合三役 左から小池副理事長・穂刈理事長 宇津山副理事長
業務管理委員会 左から中島理事・宮腰理事・高橋理事
1.開 催 日 時
臨時理事会
4月22日(金)午後3時
定例理事会
5月 9日(月)午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 17名
青年部会コーナー
第179弾定期夜間勉強会
開催日令和4年4月17日
参加人数39名
技能開発部会・青年部会共催
今回の定期夜間勉強会は、株式会社レントを講師にお招きして2019年2月に労働安全衛生法施行令等の改正が行われる墜落制止用器具(フルハーネス型)に関する知識や、労働災害の防止に関する知識等の特別教育を行いました。
法令改正の内容として3点あり、①法令上、安全帯の名称を墜落制止用器具に改めること。②墜落制止用器具は、作業内容や作業箇所の高さ等に応じた性能を持つものであることとされていること(6.75mを超える場所での作業はフルハーネス型でなければならない等)③作業床の無い高さが2m以上の場所で、フルハーネス型の墜落制止用器具を用いて作業を行うときは、特別教育を受けさせなければならないとのことです。
胴ベルト型(1本つり)でも6.75m以下での作業であれば、使用しても問題はないようですが、フルハーネス型の方が胴ベルト型に比べて安全に落下災害を防止することが可能で、身体にかかる衝撃を和らげるためフルハーネス型を使用した方が望ましいとの事でした。(旧規格の物は使えなく、新規格に適合しているものしか使えなくなっています)
特別教育を受講して今までフルハーネス型は重い、動きづらいというイメージがあり、胴ベルト型を使用してきたのですが、適切な使用方法や構造を教えていただき実際に着用してみたところ意外と動きの邪魔になりませんでした。
これからは自分の身を守る為に特別教育で得た知識をきちんと理解して、作業に望みたいと思います。
青年部会 中支部
鈴村 真史
お知らせコーナー
第37回フォトコンテスト
内 容 組合だよりの表紙を飾るにふさわしい写真をお待ちいたしております。
今年のテーマは『休日の風景』
作 品 カラー(横撮り)
応募方法 右上の【詳細】の応募用紙を印刷して必要事項を記入の上、
写真を添えて提出して下さい。(郵送可)
メールでも応募を受け付けさせていただきます。
※応募用紙を保存して必要事項を入力し写真を添付して、
件名に【フォトコンテスト】と記入して送信して下さい。
メールアドレス:[email protected]
賞 金 最優秀賞 3万円 1作 優秀賞 1万円 1作
委員長賞 1万円 1作 入 賞 5千円 9作
参 加 賞 クオカード 500円分
締 切 令和 5年 1月10日(金)到着分まで
発 表 組合だより令和 5年 4月号
筆の泉コーナー
うさぎはなぜかわいいのか
名古屋市上下水道局 経理課
主事 山本 裕晃
毛並みが良く、手触りが心地よいからでしょうか?足元を楽しげにクルクル走り回るからでしょうか?それとも一心不乱に草をほおばる姿が?それらすべて間違いではないと思いますが、実家で飼っているうさぎを観察して自分なりに到達した考えを述べたいと思います。それは、「一般にかわいくないとされていることでさえかわいい」から、かわいいという説です。
まず理由の1つ目に…人間含め全ての動物は定期的に出さなければならない落とし物があります。もちろんうさぎも例外ではないのですが、大きさは正露丸とチョコボールのちょうど中間くらいで(偶然どちらか喫食中の方申し訳ございません)、まったく臭いがなく手で触れるほど、なんてことないのです。一般的にはかわいいからほど遠い存在なのですが、うさぎのそれはかわいいのです。
2つ目に…怒りの表現です。普通、動物が本気で怒っている姿は恐ろしいものですが、うさぎにはそれが当てはまりません。うさぎは野生の世界で圧倒的に弱い立場なので、普段鳴き声を全く発しません。場所を特定されて食べられてしまうからです。声を出すことで怒りを表現できないため、かわりの表現方法を編み出しました。それは、「後ろ足で地面を強く踏み鳴らす」というもので、愛兎家のあいだでは「足ダン」と呼ばれる行動です。これが怖いどころか実際目にすると愛らしくてずっと見ていられるのです。足ダンが見たくてわざと怒らせるのはあまり健康に良くないのでやめましょう。
3つ目に…愛想が悪いところです。犬や猫と違い、それほど愛嬌を振りまく動物ではないので、ペットと積極的なコミュニケーションを取りたい人には向かないかもしれません。しかし私は、人間に媚びず、マイペースに生きるうさぎ達が愛らしくてたまらないと思います。普段がそっけない分、たまに無言でくっついてきたりするとギャップにやられます。この天然ツンデレを考えずにやっているのでうさぎは恐ろしいのです。
以上がうさぎがなぜかわいいと思うのか、私の意見でした。このテクニックが人間にも応用できれば良いのですが、1つ目にあげたことがどうしても真似できなさそうです。人間がどれだけ頑張っても、やっぱりうさぎのかわいさには敵わないのです。
談話室コーナー
名古屋人の季節感
南支部・M・N
日本には四季がある。小学生にも当たり前なことだ。でも、はっきりと感じにくくなっている実感を誰もがお持ちでしょう。地球温暖化の影響なのか関係ないのか学問的なことはわからない。私、およそ半世紀前、名古屋で産まれ、そして地元を離れることなく育ったので、他の地域のことは正直わからない。ただ、昔は~だったなあという思い出話でなく、実感として感じてきた名古屋の四季、季節感について、主観がおおいであろうが書いてみたい。
まずは、春。桜の咲く4月。そう、入学式という、ハレの日には、桜は満開だった。と思う。試しに入学式や卒業アルバムの写真を見返してみてもやはり、満開である。いつからか、桜は3月20日過ぎに開花し、入学式の頃には、落下盛ん、もしくは、散り果てなんて状況になった。入学式の頃、満開でないというだけのことだが、名古屋に生まれ育ったものとしては残念に思う。
そして、夏。こちらも、学校を基準とすると小学生が夏休みに入る7月20日頃。狙ったかのように梅雨が明けて蒸し蒸しとした、暑い夏がやってくる。ところが最近はどうだろう?長梅雨や、空梅雨というのだろうか?そして時期も安定せず、そしてとんでもなく暑い夏がやってくる。子供のころ、35℃を超える気温なんかにおめにかかった記憶はない。しかし、最近では38℃を超える日もある。近頃の子供たちにとっては、夏休みをプールや屋外で遊ぶなんていうのは、ここ名古屋においては命がけである。我々大人は、空調服に身を包み仕事。笑い事ではないが、半世紀前には考えられず、当時の人から見たら滑稽であろう。
秋。なかなか、中途半端で難しい。あれ?日が短くなったなあとか、随分と昼間の気温が落ち着いてきたなあ、あるいは、雨が続くようになったなあというのが名古屋人の考える、いや、考えていた秋ではなかったのではないだろうか。ちなみに、最近の感覚では、主観かもしれないが、あれ?涼しいというよりいきなり寒くなり、上着を必要として実感する気がする。暑さ寒さも彼岸までというが、今の名古屋人の感覚では、10月を迎えた頃に秋を感じるのではないだろうか。
そして最後に冬。以前はクリスマスに雪が降る可能性ってあったように思う。年越しも寒く、最低気温も、氷点下1℃、2℃って予報で、水道管凍結の心配ないな、なんて安堵したような気がする。確かに名古屋は雪が降るときは降る。ただ寒さで比べると最低気温は、氷点下を下回ることが少なくなったと思う。水道管の凍結のないギリギリの最低気温。それが、名古屋の冬の寒さだったと思う。それでも数年に1度の寒波は来る。子供にとっては、雪で楽しく、そして業界人にとっては、頭の痛い気候である。
大いに主観が入り、気がする、思うといった表現になってしまったが、季節感は世代、年代によって異なると思う。でも、世代によって、行事や日時との関わりがずれているようにも思える。今、名古屋に暮らす者同士、親子、会社等世代間の感覚のずれを話し合ってみるのも楽しく、そして有意義なことなのかもしれない。
消防コーナー
過去の災害から学ぶ
名古屋市消防局OB 長谷川 幸治
1 自治体消防の発足と消防法の制定
⑴ 日本の消防は、明治以来、警察機構の中にあったが、憲法改正と「地方 自治法」が施行されたことに伴い、昭和23年の「消防組織法」により自
治体消防となりました。
⑵ 同年、「消防法」が施行され、立入検査権、建築同意、危険物規制、消
防の設備等が位置付けられました。
2 市街地大火の続発
⑴ 昭和20年代から40年代前半にかけて、消防にとって最大の課題は市
街地大火の続発にありました。
⑵ 大火とは、焼損面積1万坪(33,000㎡)を超える市街地火災を言い、昭
和20年代に20件、30年以降も18件発生しており、昭和51年の「酒田大火」が最後の大火とされていました。
⑶ しかしながら、平成7年の阪神淡路大震災では、6件の市街地大火が発生 しており、改めて地震における火災被害の恐ろしさを認識させるものでし
た。
鳥取市大火(鳥取県)
昭和27年4月17日15時頃出火
7,240 棟焼損 焼損面積 449,295㎡
出火から12時間が経過した翌18日の午前3時鎮火
延焼した距離は6kmに及んだ。
酒田市大火(山形県)
昭和51年10月29日
17時40分頃出火 1,774棟焼損
焼損面積152,105㎡
映画館から出火
強風により燃え広がり、翌午前3時頃鎮火した。
3 市街地大火対策の強化
⑴ 市街地の不燃化、防火対策
昭和25年に制定された建築基準法は、都市計画法と連動した防火地域、
準防火地域の制度や、建築物の屋根・外壁の不燃化促進など市街地 大火
防止を強く意識したものであり、昭和27年に制定された「耐火建物促進
法」により、市街地の不燃化が強化されていきました。
⑵ 消防力の強化
昭和24年の全国の消防体制は、消防本部数約200(現在の1/4)、消防職員数約2万1千人(現在の1/8)、消防ポンプ自動車は9千台弱(現在の1/3)いう貧弱なものでした。
この消防力の強化が急がれ、昭和24年には「常設消防力の基準」が示されたが、当時は国も市町村も財政状況が最悪で、その整備はなかなか進みませんでした。
その後、昭和28年の「消防施設強化促進法」の制定により国の補助制度が充実し、消防力が強化されていきました。
4 高度成長期における災害形態の多様化、複雑化
市街地の不燃化の推進、消防力の充実強化により、市街地大火はなく
なりましたが、都市化の進展に伴う建築物の大規模・高層化、複雑化に
より、新たな形態の災害が発生し、消防も対応に苦慮する状況になって
きました。
次号に続きます
法律コーナー
預貯金債権の相続(2)
弁護士 松 永 辰 男
前回に続いて平成28年12月19日の最高裁判所大法廷の判決において、預金債権も遺産分割の対象として考慮すべきであるという判決に基づき、預貯金債権は各相続人の相続分に応じて当然に分割されているのではなく、相続財産として相続人全員の協議により遺産分割の対象として協議し、分割すべきものということが大前提になります。このことにより派生する問題として以下の点が問題となります。
①預貯金以外の貸金請求債権、交通事故の損害賠償請求権、いわゆる使途不明金なども分割債権ですが、これらの債権は、いずれも財産的な評価においても、現金や預貯金のように確定的な価値を有する財産に比べると、その財産的価値は取り立て不能等を含めて不確定であり、遺産分割における各分割金の調整金としての役割を果たすことさえ出来ないものであり、必ずしも遺産分割の対象とする価値ある財産とはいえないという意味で預貯金債権のように遺産分割の対象としなければならないとまでいう必要はないという意味で可分債権として各相続人の相続分に応じて当然に分割されて相続されるものと解釈されることに問題はないものとされています。
②次は、預貯金債権が当然に遺産分割の対象となり、相続人全員の合意に基づき相続されるという難問を回避するためにとられる手段が遺言です。遺言で預貯金債権を特定し、特定の相続人に相続させるという方法によれば、その預貯金債権は遺産分割の方法によらなくても特定の相続人に対し預貯金債権を相続させることができます。その場合、遺言執行者が預貯金債権の払い戻しを受けることができる旨を遺言書にハッキリと書いておくべきです。
③問題なのは、一部の相続人の非協力や所在不明などにより、相続税や葬儀費用等の緊急な支払いができない場合です。このような場合は、少額ならば銀行も協力してくれるでしょうが多額になると協力にも限度がありますので裁判所に対し預貯金の払戻しを受けることができる旨の仮処分の申立をして解決することが必要です。いずれにしても大変面倒な問題が派生してきます。
木祖村コーナ
木祖村だより
事務局だより
事務局だより
今年のゴールデンウイークはコロナ禍であっても、国や自治体による行動制限はなく、家計の予算は昨年の1.4倍、それぞれが楽しめる計画を立てて、日頃のストレスを解消!リフレッシュできたのではないでしょうか。それでも、マスクは当然で、着用の違和感も日々薄れて、街でのマスク顔は自然の風景になりました。
慣れとは、適応能力か、思考停止なのか、事によっては、良いこともあり、悪いこともあります。アンケート調査では、コロナ終息後も、TPOにより着用は継続すると答えた人は85%いたそうです。あなたは、どうされますか?
さて、季節は春から夏へ・・・その間には、じめじめとした梅雨があり、湿度もあがり、気持ちも沈みがち、出かけることが億劫になります。
そんな時季こそ是非おすすめしたいのが、リーズナブルなサウナ&冷水入浴!極限近くまで身体を温めてからの冷水風呂は、全てが空となり、現世の極楽を実感できます。色即是空、空即是色、言葉では表せない境地に触れることができるかも。
Y.M