『行き交うロープウェイ』第36回フォトコンテスト入賞 撮影:名古屋市上下水道局 伊藤 大輔 氏
かわいい草花
ツツジ
ツツジ(躑躅、映山紅)は、ツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属(ツツジ属参照)の植物の総称である。ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要である。
主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花となっている。日本ではツツジ属の中に含まれるツツジやサツキ、シャクナゲを分けて呼ぶ慣習があるが、学術的な分類とは異なる。最も樹齢の古い古木は、800年を超え1000年に及ぶと推定される。
水野 博子 氏 (安井管工業㈱)
会議コーナ-
定 例 理 事 会
資材委員会(左)小島理事(中)宮腰理事(右)美野委員長
1.開催日時 11月2日(水)
午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 17名
1.出席理事 16名
お知らせコーナー
第28回名水協支部親睦ゴルフ大会
開催日 10月18日(火)
場 所 桑名カントリー倶楽部
参加者 79名
当組合恒例の第28回名水協支部親睦ゴルフ大会が三重県桑名市の桑名カントリー倶楽部で開催されました。
各支部から大勢の方々に参加していただき、盛大に開催されました。
参加総勢79名。第1組がスタートし競技が行われました。
プレイ終了後に表彰式が行われ、団体の部は西支部が、個人の部は藤間 鋼太郎氏(藤間工業㈱)が優勝されました。
大会に参加された皆様お疲れ様でした。
《成績発表》
団体の部 支 部
優 勝 西支部
準 優 勝 東支部
3 位 中村支部
個人の部 氏 名 所属工事店 支 部
優 勝 藤間 鋼太郎 藤間工業㈱ 西支部
準 優 勝 竹内 徳彦 丸竹設備㈱ 東支部
3 位 南 昌寛 浄心設備工業㈱ 西支部
<敬称略>
団体の部 優勝(西支部の皆様)
個人の部 優勝(藤間 鋼太郎 氏)
お知らせコーナ-
名古屋水道展
開催日 10月19日(水)、20日(木)、21日(金)
場 所 ポートメッセ名古屋(新第1展示場)
日本水道協会が開催する全国会議・研究発表会に併せ、名古屋水道展が「基盤強化で構築する水道事業の確かな未来」をテーマに開催されました。会場となったポートメッセ名古屋には132社・団体が出展し、名水協では全国管工事業協同組合連合会と共同でブースを出展しました。
名水協のブースでは、防災訓練・青年部会活動・名古屋建築高等技術専門校の活動風景のパネル展示と第4回防災訓練のDVDを放映し、組合活動のPRに努めると共に水道事業に関わる関係者との情報交換に努めました。
全管連と名水協の共同ブース
パネル展示の様子
青年部会コーナー
第185弾定期夜間勉強会
開催日 令和4年10月19日
場 所 水道会館
参加者 16名
今回の定期夜間勉強会は、名古屋上下水道総合サービス株式会社様を講師にお招きし、仕事で役立つ基礎的な対応、マナー、個人情報の取り扱いについて詳しく勉強をさせていただきました。
前半はお客さま対応に必要なスキルについてです。
接遇には五原則があり挨拶、身だしなみ、表情、言葉づかい、態度となります。各五原則にもそれぞれ心掛けるポイントがあり詳しく教えていただきました。
後半は個人情報の取り扱い方について学びました。個人情報の漏えい発生による会社への影響、お客様への影響と謝罪。今後の対策についてと漏えいの原因を学びました。
漏えい経路には紙媒体からの漏えいが一番多く、次にインターネット、メール、U S Bなどとなっており、漏えい原因には紛失、置き忘れが一番多いです。
昨今ではリモートワークも増え個人情報を持ち出す機会もあり対策が求められています。
今回の勉強会を通して、お客様との対応の仕方をもう一度見直し、おもてなしの心を持ち対応していきたいです。個人情報の取り扱いは社員と共有し、しない、させない、無くさないを徹底したいと思いました。
今後も皆様のお役に立つような勉強会にしていきたいと思っておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
青年部会 天白支部 佐橋 悠児
講師説明の様子
第185弾定期夜間勉強会 風景
特別寄稿コーナー
バーチャルウォーター(仮想水)
名古屋市上下水道局中村営業所
所長 牧 俊広
名古屋市指定水道工事店協同組合の皆さまには、日頃から本市の上下水道事業にご協力を賜り誠にありがとうございます。令和4年4月から所長として上下水道局中村営業所に着任いたしました牧でございます。
今世界では水不足が深刻な問題になっています。主な原因は人口増加による食料の増産や産業の発展による水需要の増加、気候変動などです。なかでも全世界の水の約7割は農産物の生産に使われていると言われており人口増加による食料の増産は水問題に大きな影響を与えています。
一方、日本は水資源に恵まれており自然の水循環も非常に上手くいっているため、日常生活で水不足に困ることは少なく、水問題は縁遠いように感じてしまいがちです。しかし、我が国が食料の輸入大国であることを忘れてはいけません。日本は食料自給率(カロリーベース)は1960年には79%もあったのですが、現在では40%にも満たないのです。つまり大量の水を海外から輸入していることになり、これがバーチャルウォーター(仮想水)と呼ばれています。
例えば、輸入される牛肉を例にすると、牛肉の生産には牛の飲み水から始まり飼育に使われる水、飼料の原料となる穀物の生育に必要な水など、たくさんの水資源が使われています。ところが、他国から牛肉を輸入すれば自国の水資源を使わずに牛肉を手にします。つまり、輸入国は牛肉を輸入すると同時に水資源も輸入しているのです。ちなみに牛肉1㎏の生産に必要な水は15,415㍑(これはお風呂約77杯分)です。ワイン1本なら652㍑の水が必要なのです。我が国は1年間(2005年)に約800 億立方メートルものバーチャルウォーターを輸入しており、これは日本国内で使用される年間水使用量と同程度です。今世界で起きている深刻な水不足の原因の一つは、日本人の消費用輸入により起こっているという見方もできると思います。
持続可能な世界を構築する目的で2016年から始まったSDGsも目標期間の半分を過ぎようとしています。企業も個人も環境問題への意識が高まる中、水資源についてもこれからはローカルな視点ではなくグローバルな視点で考え管理することが求められるのではないでしょか。
最後に大手ハンバーガーチェーンの取り組みについて一つご紹介します。ハンバーガーのパティに代替肉として大豆やココナッツオイルなどを原料とするパティを挟んだハンバーガーを商品化し販売を始めたところ、温室効果ガスの排出量が約89%削減できたそうです。ただ、牛肉よりも価格が高いところが今後の課題のようですが、牛肉パティよりも肉厚で食べごたえもあり、環境問題や健康志向の広がりなどを背景に消費も増えているそうです。
牛肉と代替肉の価格が逆転し、代替肉のハンバーガーが主流になり牛肉パティのハンバーガーが高価で食べられない、そんな日が近いかもしれませんね。
筆の泉コーナー
行きつけの喫茶店
名古屋市上下水道局 東部営業センター
主事 飯田 拓斗
私の趣味は、休日の朝に行きつけの喫茶店でモーニングを楽しむことです。ここの喫茶店との出会いは今から約1年前の夏の初めの頃でした。そのときはまだ私は学生で、公務員試験対策の大詰めの時期でした。毎日の勉強の息抜きとして朝に散歩へ行くことが多々あり、その散歩中に出会ったのが行きつけの喫茶店です。
元々私は某喫茶店で働くぐらいコーヒーが好きです。行きつけの喫茶店は最寄り駅の近くにあり、外観は白と茶色のツートーンで落ち着きがあります。店内はカウンター席とテーブル席があり、席数は多くはないのですぐ満席になります。
ここの喫茶店は、マスターとその奥様の二人で経営されており、マスターが飲み物を作り、奥様が食べ物を作ります。コーヒーは豆を挽いてからペーパードリップで淹れており、モーニングはパンとミニサラダ、スクランブルエッグに自家製ベーコンも付いてとても豪華です。まだ私は食べたことがないのですが、モーニングのパンをサンドウィッチに変えることもできます。私がいつも頼むモーニングセットは、トーストと飲み物はアイスのカフェオレを選びます。ここのアイスカフェオレは、新型コロナウイルス感染症の流行によりSNSで大流行した「ダルゴナコーヒー」に似ていて二層に分かれており、上の層にはコーヒーが、下の層には牛乳が入っています(余談ですが、ダルゴナは韓国語でカルメ焼きの意味があり、色や味が似ていることからその名がついたそうです。諸説あり)。
分かれている状態のコーヒーと牛乳をかき混ぜて薄い茶色になっていく様子を見るのは、なんだか感動するものがあります。ランチタイムにもたまに行くことがあるのですが、ランチメニューも豊富です。喫茶店では珍しくオムライスや牛スジカレーがあり、またランチタイムが終わると飲み物に小さいチョコケーキが付いています。
毎週休日の朝に行くようになってから約1年が経ち、私は学生から社会人になりました。学生の頃の私はコーヒーを待っている時間スマホを楽しんでいましたが、社会人になってからは本を読むようになりました。本を読みながらコーヒーを待つ時間は仕事のことを忘れ、週に1度のとても楽しみな時間となっています。この変化は私も社会人になったことだし、大人っぽくクールに待ってみたいという気持ちから生まれたものです。モーニングに行くようになり、そこで新しく読書という趣味ができました。また、若い人が少ないからなのかコーヒーチケットを買うようになったからなのかはわかりませんが、席に着くと「いつものでよろしいですか?」と聞いていただけるようになりました。3月まで某喫茶店で働いていたときに自分が常連のお客様に聞いていたことを逆に聞かれる側になり、かなりうれしく感じました。皆様も休みの日の朝には喫茶店へ行き、モーニングを楽しみ、素敵な1日にしてみませんか?
談話室コーナー
TUNA FISHING
東支部・丸竹設備株式会社
竹 内 徳 彦
キハダマグロ 身は薄いピンク色の魚で、寿司チェーン店で『マグロ』として、よく回っているネタですね。春先から秋にかけ、黒潮に乗り回遊してきます。近場で言うと、三重県・和歌山県・静岡県あたりでしょうか。運がいい時は港から船で数十分、沖に走れば遭遇する時もあります。
マグロ類の魚は餌となる小魚の群れを水面へ追いやり、集団で捕食をします。
その集団で捕食をする瞬間をナブラと言います。彼等は集団で捕食をするので遠く離れた場所からでも探す事ができます。飛沫があがり、マグロが跳ね、水面が真っ白になるほど集団で捕食するシーンは正に圧巻の光景です。釣り人たちが最高に興奮する瞬間ですね。
ナブラの中にルアーという小魚に似せた疑似餌を投げ、人間でいうところの、バイキングか食べ放題みたく腹ペコの状態で食いまくりのお祭り状態になっていて、餌に無我夢中のマグロを狙っています。こんな書き方をすると楽勝に釣れると思わせてしまうかもわかりませんが、実際にはあまり釣れませんし、釣れているときにタイミングよく船に乗れていればいいのですが。
近所の近海で気軽にマグロが狙えるのでとても人気があり、遊漁船の予約は一年前からとっていないと船に乗ることさえできません。
条件として、天候・海の状態(時化具合)・魚の活性・仕事の都合 こんなところでしょうか。当然、海が時化ていれば出船する事もできません。あと同船者の腕もあります。投げることが下手な人と一緒のナブラを狙うと、私達がオマツリになってしまいますので。
たくさんの条件をクリアし、運よくお祭り状態のナブラの中にルアーを投げ込むことができれば、サカナはヒットします。しかし相手は、大物釣りの釣人であれば誰もが憧れる最高峰のターゲット、マグロです。簡単には釣れません。彼等は餌を食べるのが下手なので、ルアーが口の中に入ったとしても、針掛かりしない・飲み込まれてラインが歯に擦れラインブレイクする・針が折れる 等、そこにも運が必要です。
しっかりと針が掛かったとしても、大きければ100k近い(近海キハダ)、クロマグロともなれば300kにも達するサカナです。その引きったら本当に暴力的。サカナを掛けた人にしかわからない想像を絶するものです。正月特番のマグロ戦争みたいな漁師さん達のような機械で行う釣法ではなく、カーボンの竿に手巻きのスピニングリールを使いますのでイメージが湧かないかもわかりませんね。勝負は早ければ3分、4~5時間かけても上がらないサカナもいます。
釣り上げたときは本当に、涙が出るほど嬉しいです。同船者から祝福され、船長と抱擁を交わすほど。写真撮影の時は自然とドヤ顔になります。
フルマラソンを走り切ったあとのような、達成感・疲労感が全身を駆け巡ります。
来年もいいタイミングで釣行に行けるといいですが。あ、仕事しなきゃ。
消防コーナー
過去の災害から学ぶ
名古屋市消防局OB
長谷川 幸治
新宿区歌舞伎町雑居ビル火災
1 火災の概要
平成13年9月1日、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで火災が発生し、焼損面積がわずか160㎡にもかかわらず44名の死者を出す大惨事となりました。
午前1時頃、3階エレベーターホール付近から出火し、3階のゲームマージャン店へ延焼し、また、屋内階段を伝わって4階キャバクラに延焼拡大して被害が拡大したもので、特にこの火災は、地下2階、地上5階建て、延べ面積516㎡という小規模な雑居ビルの火災であったにもかかわらず多数の犠牲者が発生したことにおいて、全国に数多く存在する小規模の雑居ビルが内在する危険性を浮き彫りにしました。
2 消防法の改正
この火災により顕在化した課題を踏まえて、小規模雑居ビルにおける防火対策を推進するために、消防機関による違反是正の徹底、防火対象物の関係者による防火管理の徹底、及び避難・安全基準の強化を図ることを目的として、大幅な消防法改正を平成14年4月に行ないました。
この改正によって実施された防火対策の強化の主なポイントは以下のとおりです。
⑴ 違反是正の徹底
消防機関による立ち入り検査の時間制限を廃止して全ての時間帯で実施できるようにし、措置命令、使用禁止命令等の発動要件の明確化も図った。また、措置命令等を発した場合の公示についても義務付けた。
⑵ 防火管理の徹底
防火管理の徹底を図るため、有資格者による防火管理業務等に関する定期 点検報告制度(防火対象物定期点検報告制度)を導入するとともに、法令を厳守している防火対象物については定期点検報告義務免除の認定を行うとともに、点検済表示、認定表示制度の導入を行った。
⑶ 避難・安全基準の強化
簡単な操作で連続的に避難可能な避難器具の設置を義務付けたほか、階段や防火戸等の付近に避難の支障になる物品が放置されないよう物件存置の禁止について法的位置づけを明確化した。
⑷ 罰則の強化
全ての防火対象物に対して、措置命令等違反に対する罰則の引き上げを行っ
た。違反者罰則については、懲役1年以下・罰金50万円以下であったものを、
改正後は最高懲役3年以下・罰金 300万円以下とした。また、法人罰則につい
ては、従来、罰金50万円以下であったものを改正後は最高罰金1億円以下とし
た。
木祖村コ-ナ-
木祖村だより
事務局だより
秋を満喫する
長らく続いた残暑がようやく終わりを告げ、すがすがしい風に乗って漂う金木犀の甘く爽やかな香りに秋の訪れを感じる季節となりました。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…過ごしやすい気候のなかで楽しみの多い季節がやってきました。皆様はどのような秋を楽しまれていますでしょうか。
組合では青年部会主催のイベントで、10月1日(土)、支部対抗スポーツ交流会がスポルト名古屋にて行われました。新型コロナウイルス感染拡大によりスポーツ交流会が中止となった年が続き、3年ぶりの開催となりました。
各支部の皆様をはじめ、名古屋市上下水道局様、名古屋上下水道総合サービス㈱様、愛管連青年部様も参加され、心身ともにリフレッシュされたとともに、久々のスポーツ交流会を通じて互いに親睦を深め合うことができたかと思います。また、大会終了後の浩養園での食事会も、皆で焼き肉の網を囲み、大いに盛り上がりました。
私も事務局メンバーとして参加させていただきました。約20年ぶりのボーリングであったため、ルールはうろ覚え状態、肝心の投球はぎこちなく、スコア表にG(ガーター)マークが目立つ結果となりましたが、楽しいひとときを皆様と共有することができ、また、スポーツの秋と食欲の秋を両方満喫することができました。
お忙しいなか参加していただいた皆様には、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
最後になりますが、もうすぐやってくる今年の冬は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時流行が懸念されているようですので、皆様くれぐれもご自愛ください。
(M.S)