『夕暮れ時の、探し物!?』第38回フォトコンテスト優秀賞 撮影:安井管工業㈱ 安井 融 氏
かわいい草花
ハ ス
撮影:水野 博子 氏(安井管工業㈱)
原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1メートル、茎に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。沼や池の沿岸部に沿って多く自生する。
花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。早朝に咲き昼には閉じる。園芸品種も、小型のチャワンバス(茶碗で育てられるほど小型の意味)のほか、花色の異なるものなど多数ある。
会議コーナー
定 例 理 事 会
1.開催日時 9月6日(水) 午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 18名
1.出席理事 18名
名古屋上下水道総合サービス㈱様からの説明
定例理事会 全体風景
総務委員会
広報技能委員会
資材委員会
業務管理委員会
お知らせコーナー
水源地見に行き隊(1)
開催日 令和5年8月20日
場 所 長野県木曽郡木祖村
参加者 54名
水源地見に行き隊として、令和5年8月20日(日)に長野県木曽郡木祖村へ行きました。
道中目立った渋滞もなく、予定通り目的地の味噌川ダムに到着しました。バスの1号車と2号車で二手に分かれ、1号車は防災資料館へ、2号車はダム見学へ向かいました。
防災資料館では味噌川ダムの造りや歴史についてご説明いただき、私達の生活に欠かせない水がどのように運ばれているかを学びました。ダムの周りには多数の動物が生息しており、ツキノワグマやニホンカモシカといった都会ではお目にかかることが出来ない動物と遭遇することもあると聞いて驚きました。
説明後は資料館の展示物を見学し、2号車と交代でダムの見学に行きました。
ダム見学では、入口から放流管バルブ室までのトンネルを歩き、放流管バルブ室とそこに設置されている機器を実際に拝見しました。道中のトンネル内部の温度はとても低く、その温度を利用して日本酒「木曽路」を熟成させているとのことでした。日本酒好きな私としては、是非飲んでみたいと思います。
防災資料館とダム見学を終えた後は、こだまの森のバーベキュー場に移動しました。バーベキュー場には木祖村の渡辺副村長さんと産業振興課の高柳さんがご挨拶に来て下さいました。木祖村の人口が減り続けていること、その中で広大な土地を管理しており、とても苦労されていることを伺いました。
ご挨拶が終わり、皆様ご待望のバーベキューの時間です。多くのテーブルではお父さんが食材を焼き、奥様と子供達にご馳走を振る舞っていました。食事が終わった後には子供達限定でアヒル掬いを楽しんでいただきました。予想以上に人気があったので、準備して良かったと思います。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、私たちは予定通り帰路につきました。名古屋に到着する頃には、大人はクタクタに疲れた様子でした。
今年もイベントを無事終了できたのは木祖村関係者及び参加者の皆様のおかげです。ありがとうございました。来年もより多くの方に参加していただけるよう準備して参ります。
青年部会 北支部 古山 雄基
集合写真(こだまの森にて撮影)
お知らせコーナー
水源地見に行き隊(2)
《水源地見に行き隊 全体風景》
展示パネル見学
味噌川ダムからの景色
ダム施設の説明
ダム内のトンネルを歩く
取水施設の説明
バルブ室での説明
渡辺副村長からの挨拶
昼食のバ-ベキュ-の様子
お知らせコーナー
第39回 組合だよりフォトコンテスト
青年部会コーナー
第194弾定期夜間勉強会
開催日 令和5年8月23日
場 所 水道会館4階
参加者 34名
今回の定期夜間勉強会は東洋バルヴ株式会社を講師にお招きし「バルブの種類と選定」をテーマに開催しました。
初めに、バルブの基本的な種類と構造の説明から入り、仕組みと特徴そしてメリットデメリットについても教えて頂きました。
仕切弁、玉形弁、チェッキ弁、ボール弁、バタフライ弁など、各バルブの特徴は経験から知っているつもりではいましたが、あまり弊社では施工しない蒸気配管についての向き不向きの解説はとても参考になりました。また、各バルブの断面図を元に流体方向を解説してもらったのは新鮮で記憶に残るものでした。
そして少し複雑な異種金属接触腐食の注意点や、さらに専門的なゴムシートバタフライ弁を給湯配管に使用する場合は、EPDMゴムシートを使用せず、ふッ素ゴム仕様品を使わないと激しく劣化する事など、部分的に掘り下げた内容も教えて頂きました。
私は聞いただけでは中々覚えられないですが、仕事をしているなかで今回の勉強会で学んだ事を、ぜひ利用したいと思います。
定期夜間勉強会では今後も様々な講師をお招きして、各社各自のレベルアップのために尽力いたします。是非お気軽にご参加ください。
青年部会 瑞穂支部 桜田 雅己
講師からの説明
全体風景
青年部会コーナー
青年部会メンバ-大募集!!
特別寄稿
必要不可欠なサポート
古屋市上下水道局 西部営業センター
センター長 都築 敦
名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆様には、日頃より上下水道事業にご協力いただき、誠にありがとうございます。私は今年度4月に発足した西部営業センターのセンター長を務めております。東部営業センターと同様、3係体制(営業・給排水工事・地域サービス係)で、4区(熱田・中川・港・南区)を担当していますので、よろしくお願いします。
私自身は、局外(いくつかの土木事務所に在籍)に随分長く出ていた関係もあり、組合員の皆様と直接、仕事上で関わるのは、実に約15年振りとなります。その時は、当時の守山営業所に在籍、名古屋建築設備高等技術専門校の講師でも2年お世話になりました。久しぶりに再び皆様と仕事上のお付き合いができることを大変嬉しく感じています。
さて、今年度は関東大震災から100年の節目の年でもあり、誰もが地震への備えの重要さを再認識しているところかと思います。名水協の組合員の皆さんには、名古屋市域で震度6弱以上の地震発生については、当局からの要請を待たずに、協定に基づき予め指定した公園などの広域避難場所などにある応急給水施設(市内全体の約半数)に仮設給水栓を設置するなど、迅速な対応を図ってもらうことになっています。
私は、今年の3月まで公園を管理している土木事務所に在籍していたので、所管内の公園については、市民の方が安全・安心に利用できるように、遊具の不具合、樹木、雑草の繁茂状況(9月終了したNHKの朝ドラのように草花の種類までは関心はありませんが・・・)などについて、いつも気にかけて現地確認などしていました。しかし、立場が変わった4月からは、公園に対する見方も変わり、災害時に名水協の皆様に応急給水施設を設置してもらう場所として公園を捉えて、時間を見つけては現地確認をしています。例えば、神宮東公園、露橋公園(ナゴヤ球場)、土古公園、笠寺公園など、いずれも地域の皆様に親しまれている公園ばかりですが、有事の際は、応急給水拠点としても役割を担うことになります。
また、災害時は自助・共助も重要ですが、名水協の皆様には、先月の名古屋市総合防災訓練においても、訓練会場である小学校などの地下式給水栓のPRなどを通じて、市民への防災意識・知識の啓発にもご協力いただきました。さらに今月以降は、学区の自主防災訓練も活発に行われる時期になってきますが、これら一連の啓発も応急給水施設の設置同様、皆様のサポートが必要不可欠と考えておりますので、引き続きご協力をお願いします。
4月に発足した私どもの西部営業センターについては、地域サービス係という係もでき、局内でもお客様に一番近い公所として、組合員の皆さんのように地域に根ざした信頼される仕事を皆様のご支援・ご協力を賜りながら、進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
[写真提供:名水協 広報技能委員会]
水道会館内の応急給水施設
仮設給水栓設置訓練の様子
筆の泉コーナー
金魚が来た
名古屋市上下水道局 技術開発室
主査 坂田 直樹
我が家の家族構成は「私、妻、長女、次女、猫×3、犬×1、亀×1」です。
ここに先日娘たちが地元のお祭りで『金魚×多数』を出店で獲得してきました。
「金魚すくいをしてもいいけど、金魚は持ち帰らず返してくるんだよ!」と話しをしていたのですが、店のおじさんに結構な数をもらったそうで、厚意を断り切れず家まで連れてきたとのこと。
『ママがいいって言ったよ!』とのこと。
仕方なし・・・ということでまずはバケツに移し替え。ここでいきなり水に移し替えると水温変化だけで体調が悪くなるそうなので、夜店のビニール袋に入れたまま一晩漬けて水温に金魚を慣らします。漬けてる間に猫と犬に金魚に手を出さないように言いつけます。この間に水槽等を準備しましょう。カルキを抜いた水を入れた水槽に金魚を移します。さらに金魚の体の負担を減らすため、1L当たりに小さじ1杯の塩を入れるとよいそうです。移し終わってもまだ金魚にえさを与えてはいけません。2~3日は様子を見ないといけません。こうしている間にも金魚はガンガン天国へ旅立ちます。
水槽に移したら、次は水質を安定させるためのバクテリア剤を入れます。
ここまで出来たら、終わりが見えてきます。金魚は最初に比べてずいぶん少なくなりました。まだまだ天国へ行ってしまいます。・・金魚は本来丈夫な魚だそうですが、ストレスには弱く、水温、水質、屋台の水槽で受けるストレス。その他もろもろ。屋台の金魚はうちに来る前にもずいぶんストレスを受けています。何とか生き延びてほしいので、対策をネットで調べますが、その間も元気な金魚は減っていきます。3日たって餌をあげます。かなり金魚密度が低くなりました。
はじめは金魚の数が多いので2つの水槽を用意していましたが、一つの水槽で飼える金魚密度となりました。
一週間がたちました。金魚がうちに来たすぐのように多数天国へは旅立っていませんが、確実に金魚の数は減っています。
10日目、仕事から帰ってきて水槽を覗くと、ついに金魚が最後の一匹となりました。この金魚だけでも生き残ってくれるとよいが・・・今まで買った金魚用品ちょっとした金額です。金魚さんがいなくなると無用の長物です。
水槽が洗って庭に伏せてありました。最後の金魚も天に帰った模様です。
これだけ気を付けても、金魚は我が家に定着しませんでした。今回も。
だから私は声を大にして娘たちに言うのです「金魚すくいは家に金魚を連れてきてはいけません!!」と。金魚と私の心の安寧のために。
談話室コーナー
休日について
50歳を少しまわり、体力が落ちてきたなと感じるこの数年。まだまだ若いと叱られそうではあるものの、気力体力を回復するための休日について書いてみたいと思います。
小学校・中学校・高校と特に熱心に部活動をやっていたわけではなかったので、日曜日の特に朝はうれしかった記憶があります。そうそう、まだまだ土曜日は休みでなく、週休2日なんて言葉もなかった時代、週一におとずれる日曜日を楽しみにしておりました。正直、記憶は定かではないですが、今とは全く逆で、朝早くから起きて、テレビをみて過ごしてたんだろうなと思ってます。
いつからか、土曜日が学校、そして職場も含め休日となったようですが、土曜日休みの恩恵を受けた記憶がなく、調べてみたところ、1992年から第2土曜日。そして1995年からは偶数番目の土曜日。そして、2002年からは全ての土曜日が休みとの記載をネット上の情報で見つけました。記憶通り、全く関係ない学生時代を過ごしていたのだなと改めて感じた次第です。
さて、週休2日が当たり前になった昨今、新たな休みも増え、海の日、山の日、みどりの日最近に至っては県民の日なんて休みも聞きます。そうそう、三連休なんて夢のようだったのにハッピーマンデーなんていって日付が固定されていない休日が月曜日に移動して、土・日・月の三連休が一年に何度も訪れるようになり、休める方にはうれしい限りなのでしょうが、少なくとも私には無縁な休みばかりです。そういえば、この原稿を執筆している9月にはシルバーウィークなんて休みもあるそうですが、この休みは数年に一度だけ輝きを発する休みのようで、今年はあまり大きな話題にならなかったようですね。
ずるずると休みの事を書いてまいりましたが、今一番重要な休みの問題といえば、建設業においても2024年問題でしょう。いわゆる「働き方改革関連法」。産業別、そして会社の規模により既に実施中なのか、準備期間なのか各社様々とは思うものの、大多数の我々のような零細企業にとっては、従業員の休みの調整、管理他様々な準備、調整が必要となり、時間との戦いを含め、猶予期間はあったものの戦々恐々としている方もおみえになるのではないでしょうか。
これを機にと前向きに休日の有効で公平な取得方法他、働き方を改善するきっかけととらえ、がむしゃらに準備するという本末転倒な日々を過ごすこととなり、休みはなくなりそうですが、今まで多くなかった、気兼ねなく堂々と休める環境をつくることで少しでも、この業界の魅力を新たに感じ、入職者が増えることを願います。
というより、学生時代のように自由に気兼ねなく休みをくみいれる、そしてそれを会社としてフォローする体制をつくり、既存のお客様にも協力を仰いでいくその繰り返しでしょうから、難しく考えることなく自分も含めた休みを増やすために頑張ろう…って休みの日に書いているのは非常に残念な感じです。
南支部 M.N
法律コーナー
司法の判断とあるべき姿
弁護士 成 瀬 洋 二
国会で法律を作り、法律に従って行政を行う。法律に従っているかどうかは、最終的に裁判所が判断する。
これは、三権分立の政治構造ですが、国会が権力の最高機関であると言われているのは、国民の意思を直接に代表する機関(選挙によって政治家を選ぶ)であり、行政や司法は、基本的に国会の作った法律の枠内で行動・判断をするからです。
難しい判断が迫られるのは、法律の制定時に全く想定されていない事項について、法律の枠内で判断しなければならないときです。今回は、多様な性の問題と生殖技術の発達により、親子関係の判断が問題となった裁判例(東京高裁令和4年8月19日)をご紹介します。
凍結保存精子を用いた生殖補助医療により出生したX1とX2が、当該精子を提供したYに対し、認知を求めました。
Yは、凍結保存精子を用いた生殖補助医療により、X1をもうけた後、性適合手術を受け、男性から女性への性別の取り扱い変更の審判を受けました。その後、Yは、凍結保存精子を用いた生殖補助医療により、X2をもうけました。
原審の家庭裁判所では、「裁判時」において、法律上女性であるYとの間で父子関係を認めることは出来ないとして、XらとYとの親子関係を認めませんでした。
控訴審では、民法の規定等から、「父」は男性であるという判断を前提に、X1については出生時にYが男性であり、その時点において認知請求権を行使しうる法的地位を有していたとして、X1については、Yとの父子関係(親子関係)を認めた一方で、X2については父子関係(親子関係)を認めませんでした。
父を男性、母を女性と判断し、「子の出生時」における、父になろうとする者の法律上の性別で判断を分けたところは、いささか技巧的な印象を受けますが、現行の民法が想定している「親子関係」や「父」の枠内での判断なのでやむを得ないところがあるのでしょう。
今回の裁判は、あくまで現行の民法の枠内での判断であるため、これがあるべき姿かどうかは別問題です。男女とは何か、夫婦とは何か、親子とは何かというところを問い直し、社会において議論を深めていくことが求められていると思います。
木祖村コーナー
木祖村だより
事務局だより
エゴツルクビオトシブミのお話
新緑の時期、落葉広葉樹林をお散歩していたら、落葉した樹木の枝先に葉巻を発見しました。オトシブミの類いだということは想像つきましたが、実際はどうか分かりません。
枝先の感じと樹高からエゴノキと判断し、エゴノキの葉を完全に切り落としていないところから、エゴツルクビオトシブミの仕業とみました。
オトシブミはクヌギやコナラ、ハンノキの柔らかい葉をくるくる巻いてそこに産卵します。生育するためのゆりかごを作るわけです。これを揺籃(ようらん)といいます。孵化した幼虫はその揺籃を食べて生育します。
クヌギやコナラは葉に傷がつくとオトシブミの成長を阻害する成分が出るらしく、枝を切り落とし毒から身を守ります。よく足元に落ちている葉巻は、クヌギやコナラに産卵したオトシブミです。葉を傷つけられても毒が出ないのがエゴノキです。エゴノキに産卵するのはエゴツルクビオトシブミだという事なので、葉巻を開いて確認した訳ではないので断定は出来ませんが、きっとそうなのでしょう笑。
ところでオトシブミという名称は、直接手渡すのがためらわれる恋文等を葉巻状にしてわざと気付かれるように道に落としておく「落とし文」の様子に似ている事から命名されました。平安時代から鎌倉時代には行われていたそうです。
なんとロマンチックな背景があるのでしょう♥
次回、オトシブミ科を発見したときは、そんな背景を思い出して観察したいと思います。
C・K
画像引用元:昆虫エクスプローラー