『初めての新幹線』第37回フォトコンテスト入賞 撮影:水道組合 柴山 美惠子 氏
かわいい草花
チュ-リップ
撮影:水野 博子 氏(安井管工業㈱)
チューリップには多様な園芸品種が存在する。外観は、花弁の先端が丸いもの・尖ったもの・フリル状のものもある。咲き方は一重から八重で、一つの球根から複数の花がつくもの、すぼまった状態で開花するものや花弁が外側へ反り返り全開して開花するものなどがある。花色も青以外の赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の色のものなど、数百品種のチューリップが存在する。
会議コーナー
定 例 理 事 会
1.開催日時 2月6日(水) 午後3時
1.開催場所 水 道 会 館
1.理事定数 18名
1.出席理事 17名
全定例理事会 全体風景
組合員証授与式
総務委員会
広報技能委員会(視察研修)
資材委員会
業務管理委員会
青年部会コーナー
第199弾定期夜間勉強会
開催日 令和6年1月17日
場 所 水道会館
参加者 47名
今回の定期夜間勉強会は株式会社プラスバイプラス様をお招きし「原価管理・現場管理について」をテーマに開催されました。
最初に原価管理の根本的な数字の見方などについて勉強させてもらいました。すべての管理において数値化されることで物事を明白にする重要性を知ることができました。
次に利益を出す仕組みについて教えていただきます。売上から仕入れを引き粗利が出て、粗利から固定費を引き利益が出るといった基本的なことを改めて勉強でき、現場ごとの固定費の管理、計上の難しさなどを理解できました。
原価管理ソフトを使っていない会社のほとんどが、決算が終わるまで実質的な利益を出すのは難しく、決算ぎりぎりまでお金の使い道に悩まれる経営者も少なくないと思います。
これが原価管理ソフトを利用することで各現場の利益が確認できれば、早い段階での社員への還元など見通しがたった経営を行えると思いました。また、現場ごとの利益率、損益が見えることで現場でのコスト意識の向上にもつながると思いました。
今回の勉強会ではメーカー様も驚くほどに参加人数も多く、経営者の方から社員の方まで幅広い方にご参加いただき皆様のコスト意識の高さを実感しました。
今ではいろいろな原価管理ソフトがある為、会社の特性に合ったソフトを見つけ導入することによって利益率の向上、社員のコスト意識の向上などへの近道になるのではないかと感じました。
今後も皆様のお役に立つような勉強会にしていきたいと思っておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
青年部会 守山支部 加藤 亮
第199弾定期夜間勉強会 全体風景
講師からの説明
青年部会コーナー
青年部会メンバ-大募集!!
特別寄稿コーナー
「縁の下の力持ち」
名古屋市上下水道局 給排水設備課
主幹(給排水工事業務の企画・調整)小島 昇
名古屋市指定水道工事店協同組合の組合員の皆さまには、日頃より上下水道事業全般にわたりご協力を賜り、誠にありがとうございます。
私は今年度から給排水設備課に在籍していますが、これまでの平成10~12年度、21~22年度、令和元年度と併せて約7年間営業部におり、そのたびに皆さまにはお世話になるとともに、特に防災面などにおいて非常に頼もしく感じているところです。
さて自己紹介を兼ねて、私の親族の珍しい職業を紹介します。実は、義理の弟がJRA(日本中央競馬会)に所属し、滋賀県栗東市にある競走馬の厩舎(馬が普段生活する場所)で馬の世話をする仕事をしています。2頭の担当馬がいて、毎月1回程度出走する本番のレースに向けて馬に乗ってトレーニングを行ったり、毎日餌やりや掃除、運動といった仕事をしています。馬の朝の活動は早い(日の出とともに)ので、年中早起きで、厩舎の近くには住んでいるのですが、家族がまだ寝ている時間に出かけていきます。また、気性が激しい馬に振り落とされてケガをしたこともありました。
そんな努力をしても、必ずレースで勝てるかというと、そうではないことの方が多いです。競馬を楽しまれる方はご存知かと思いますが、馬の能力や騎手の能力などが影響する割合が大きいのです。それでも、レースに向けた途中の段階で彼が手を抜けば、勝てるレースも勝てなくなってしまいます。馬の能力を最大限発揮できるために毎日手を抜かず、自信を持ってレースに送り出しているそうです。
しかし、彼が注目されることはほとんど無く、パドック(レース前に馬をファンに見せる場所)で馬を引く姿がテレビでも中継されますが、ファンは馬か騎手しか見ていません。レースに勝っても、話題になるのは馬か騎手です。まさに「縁の下の力持ち」的な存在ですが、自分の管理する馬がレースで勝ったり、良い成績を収めた時は、日頃の苦労が報われ、喜びは格別だそうです。
脱線が長くなってしまいましたが、私たちの携わる上下水道の仕事も似た所があるのかなと思います。世間一般から見ると、普段は注目されるわけではなく、目立たない存在かもしれませんが、必要不可欠で、日常のメンテナンスなどを適切に行い、建物や街全体、市民生活や社会生活を支えている点で、「縁の下の力持ち」のような存在だと感じています。今後も皆さまとともに、しっかりとその役割を果たしていきたいと思っています。
筆の泉コーナー
球春到来
名古屋市上下水道局 保全課
主査 石川 剛巳
大谷選手などの活躍により3回目の優勝を飾ったWBCから早1年が経とうとしています。小学校からスポーツといえばほぼ野球しかやってこなかった私にとっては、日本の野球とアメリカのベースボールが決勝戦で雌雄を決するという夢のような時間でした。そんな野球しかやってこなかった私が今回執筆させていただく内容もやはり「野球(ソフトボール)」です。
「スラムダンク」や「キャプテン翼」などバスケットボールやサッカーの人気が高まっている時期に、少年野球をやっている友達に誘われたのがきっかけでかれこれ25年以上も野球の“沼”にはまっており、現在も知人の紹介で入ったチームでプレーし、15年が経とうとしています。今では野球のみでなくソフトボールもやっており、野球とは違うスピード感を味わっています。ちなみにソフトボールは野球に比べ距離が短く、例えばピッチャーからホームベースの距離は野球の約3分の2なので、ピッチャーの球速が100km/hの場合、体感速度が140㎞/hとえげつない速度になります。また、塁間が短いため、一塁に早く到達できる左バッターが野球に比べ多く(野球は右打者ですがソフトボールの為にわざわざ左打者になった人もいますが…)、更に対戦相手には元甲子園球児や全国大会出場者、元日本代表(実業団経験者)など様々な方がいて、自分が学生の頃にイメージしていた地域交流のソフトボールのイメージとはかけ離れた緊張感を持つことができており、かなり刺激的な休日を過ごしています。
しかし近頃、年を重ねるにつれ守備範囲が狭くなるなど徐々に運動量が減り、その代わり怪我(手首靭帯損傷)が増えるなど自分の思い描くプレーからは徐々にかけ離れつつあり、野球に全く興味がない妻からは、怪我をするたびに“引退”を勧められます。(その真意は、単なる体の心配ではなく恐らくクローゼットを私のユニフォームが侵食しているせいだと思いますが…)
しかし私は、そんな妻の勧告を他所に、年上の諸先輩方がプレーしている姿を見たり、私より若い選手と一緒にプレーすることで持ち前の「負けん気」が触発され、1年でも長くプレーしたい気持ちが年々高まっており、その度に妻からは白い目で見られています。
3月になり、プロ野球も開幕、春の選抜高校野球も開催とまさに“球春到来”です。私としても本格的にシーズンインとなり今年は、どのような試合ができるか楽しみでなりません。シーズンを充実したものにするため身体のケアをしっかりしてケガ無くシーズンを終えたいと思います。また今後はプレイヤーとして長く続けていき更に上の大会で試合をすることを目標に身体のケアにも力を入れていくとともに、小中学生など次の世代に教え野球(ソフトボール)の魅力を伝えることで競技人口を少しでも増やすことで球界に恩返しができたらと思っています。
談話室コーナー
最近気にかけていること
千種支部・協立設備工業株式会社
森 佳輔
少し前に行事ごとに参加した際に知り合った方に、日々は楽しいかと質問されることがあったが即答出来ず困惑した。そういえば、自分で何がどう楽しいと思うのか考えたことはあまりなかったのでいい機会だと掘り下げて考えてみた。
学生時代のスポーツとか資格の検定等々…どこをどう楽しんで過ごしてきたのだろう。スポーツで言うなら「勝利」資格の検定なら「合格」だったなぁと思い出して結果だけにこだわってしまっていて結果が出なければ楽しむことができなくて悪い癖のように感じた。
自分の同世代には大谷翔平選手が居て、あんな大舞台で楽しそうにプレイをしていて同じ星の生命体なのかと疑いたくなるが、彼は失敗や挫折を経験した後にどのように次へ進んできたかという質問に次のように答えていた。「僕は無駄な試合や無駄な練習というのはないと思っているんです。頑張って何年続けても結果が出ないという練習の仕方というのは確実にあると思うんですが、それを失敗だと気づいて違うことに取り組めば、そこで一個「発見」があって、それがどんどん成功につながっていくのかなと思っています」。成功体験の過程にも目を向けていて、なるほどこれが強さの秘訣であり彼が楽しそうにプレイ出来ている訳なのだと納得した。
目的の達成や目的地を設定してそこへ向かうことが楽しいことはもちろんそうなのだが、例えば目的の達成過程の練習方法を色々変えてみるとか、目的地へ向かう途中のいいお店を探してみるとか、視野を広げて遊び心を忘れないようにしてみてまず楽しむ。そして大谷翔平選手のように一個「発見」を見つけてどんどん成功に繋げていければ日々はまた違ったものになっていくのだろうと思う。
とはいえ悪い癖はなかなか抜けないもので、こうして原稿を書いている最中も悩みながら書いてしまって楽しめていない。テーマを探していろいろな随筆を見たりコラムを見てみたことが楽しかったはずなのにと思う。
無駄なことはないのだと、この経験がどこかで生きてくるのだろうと過程の部分を楽しんでいこう。
「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」。いろんな言葉を調べて呪文のように唱えてみる。これだけ意識して気にかけないと治りそうもないので、大谷選手のメンタルへ近づけ楽しめるのはいつの日になることだろう?(笑)
法律コーナー
兼業による長労働時間と安全配慮義務違反
弁護士 成 瀬 洋 二
「(セルフ式ガソリンスタンドにおいて)原告が担当する主要な業務内容は、事務所内からテレビモニターで利用客の様子を監視し、利用客が給油をしようとするに際して、その都度、給油を可能とするスイッチを押すというものであった。」今回、ご紹介する裁判例の抜粋です。危険物を扱うガソリンスタンドでは有資格者が常駐しているのですが、このようなアナログな運用がされているとは知りませんでした。ノズルを差し込んでから給油開始までに少し時間がかかったりするのは、このためのようです(トリビア)。
さて、今回は、セルフ式ガソリンスタンドに勤務をしていたXが長時間の連続勤務を是正しなかったのは、Y社の安全配慮義務違反であるなどと主張して、損害賠償請求などを行った事例(大阪高等裁判所令和4年10月14日判決)をご紹介します。このガソリンスタンドでは、日中と深夜の時間帯で運営会社(Y社・A社)を異にしており、XはY社に無断でA社でも勤務をしておりました。なお、法定労働時間などの計算では、事業場を異にする場合であっても通算されてしまうため(労働基準法38条1項)、本件で問題になりました。
第1審では、Xが連続かつ長時間の労働をしていたことは自らの積極的な行動によるものであること、YはA社に介入してXの労働日数を減少させる地位にはないこと、Xに注意してA社を辞める旨の約束を取り付けたことなどを考慮し、安全配慮義務違反はないとしました。
一方、控訴審では、YとA社が同一のガソリンスタンドでXを就労させていたことから、A社に問い合わせをするなどして、Xの労働日数や時間を容易に把握できる状況にあったこと、Xが157日もの連続勤務をし、月の合計労働時間が300時間に達していたことなどから、YはXの健康を害さないように配慮する義務(安全配慮義務)を怠ったとして、Xの請求を一部認めました。なお、判決では、Xが自発的に就労を続けていたとして、4割の過失相殺を認めています。
社業に専念してもらうことに加え、長時間労働の問題が生じやすいことから就業規則で兼業を事前許可制にしている会社は多いと思います。従業員が無断で兼業をしている場合には会社としても対処はできませんが、本件のように兼業を比較的容易に把握できる場合には、従業員が勝手にやったので問題ないとは言えない可能性があります。従業員の疲労が蓄積し、健康状態が悪化していることを認識した場合には、兼業の可能性も念頭に入れながら、正確な就労状況を把握する必要があると思います。
木祖村コーナー
木祖村だより
事務局だより
犬と暮らす
今我が家には、5歳になるフレンチブルドッグがいます。5年前、犬を飼いたいと思い探している中で、縁あってブリーダーさんから産まれたばかりの子犬を見せて貰える事になりました。見学にいくと6兄弟のフレンチブルドッグの子犬達とご対面。その中の一匹を気にいり飼いたいと希望しましたが、1度家に帰り再度考えるようにと言われました。
ペットショップではこんな事を言われた事はなかったので、とても不思議でした。後々わかったのですが、その場の勢いで犬を飼うという事は危険、犬との生活は予想外の事も多く、ある意味覚悟が必要なのです。子犬は特に可愛いので、すぐにでも連れて帰りたくなりますが、子犬に様々な躾をし、人間と暮らせるようにするのは簡単ではなく、ブリーダーさんが、帰って再度考え、飼うという決断ができれば連絡するようにと言われたのは、犬を責任もって育てる事のできる飼い主かどうかの判断にされていたのでは?と、思いました。
子犬を我が家に迎え入れてからの2年位は想像以上に大変でした。特に、トイレの躾はあれこれ悩みました。トイレトレーの上にオシッコやウンチができるか、できるようになってもウンチを片づける前に食べられてしまったり。 ブリーダーさんからは、犬がトイレを失敗しても決して怒らないで成功した時にだけ誉めて覚えさせて下さいと教えて頂いたのに、失敗したオシッコやウンチが床やカーペットにあるだけで怒りのスイッチが入ってしまい、怒った後に、しまった‥怒らず無視して片づけるんだったと、毎回反省。怒る事で余計トイレの躾がうまくいかず、覚えてくれないこと、汚れた所の掃除にイライラし、可愛いだけではない犬と暮らす現実に疲れたりもしました。
慣れない場所に連れてこられ、決められた所にオシッコやウンチしないと怒られるなんて、犬の気持ちを考えると今更ながら申し訳ないと思います。犬がいなかった暮らしの中では当たり前に不都合がおきず、犬が来てからの数年は困り事にばかり目がいき、犬を飼う事は本当に簡単に決断する事ではないなと、思いました。
しかし、トイレの失敗もしなくなりウンチも食べなくなり、イタズラもしない、遊んで遊んでと何度も訴え吠える事はありますが、可愛い寝顔や仕草などに日々癒されます。孫達も、犬に会える事を目当てに我が家に来てくれたり、近所や友人など犬を飼っている人達と会話が増え、散歩で運動不足解消になったりと、生活に喜びが増えました。これも予想外の事ばかりです。
犬と暮らすという事は楽しい事ばかりではないですが、犬と人間と共に暮らす大切な心構えを学べました。これからシニア犬になっていくので健康が心配です。フレンチブルドッグは短命と言われているので、10年生きられるかどうか。人間の一生に比べれば本当に短いです。
毎日『元気、健康でいれますように』と言いながら撫でています。そして、お世話をする自分自身も健康でいないといけないなと、これからは犬と共に健康管理しっかりしていきたいです。(T・A)