『祭り彩るバナナ』第38回フォトコンテスト                        優秀賞               撮影:名古屋市上下水道局 伊藤大輔氏

   『祭り彩るバナナ』第38回フォトコンテスト 優秀賞               撮影:名古屋市上下水道局 伊藤大輔氏

フォトコンテスト

令和5年度フォトコンテスト優秀作品

会議コーナ-

定 例 理 事 会

1.開催日時   5月7日(火) 午後3時

 

1.開催場所   名古屋東急ホテル

 

1.理事定数   18名

 

1.出席理事   17名

定例理事会 全体風景
定例理事会 全体風景
組合三役
組合三役

総務委員会
総務委員会
広報技能委員会
広報技能委員会

総務委員会
資材委員会
広報技能委員会
業務管理委員会

青年部会コーナー

第202弾定期夜間勉強会

                                              開催日 令和6年4月17日

                        場 所  水道会館

                       参加者  25名 

 

 今回の定期夜間勉強会は、福井コンピュータ株式会社様を講師にお招きし、建設インフラDXの推進をテーマに点群データーの活用について説明していただきました。

 最初はDXについて説明をしていただきました。DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、簡単に言うとデジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへ変革することです。主なDXとして、現場にウェブカメラを導入して事務所で確認(行動のDX)技術者のノウハウをAI学習用データとして整備(知識・経験のDX)BIM/CIM(3DCAD)の導入(モノのDX)があり、これらはすでに現場で使われているものが多いとのことです。

 次に点群データーの説明をしていただきました。点群データーとは、点の集まりによって構成されるデーターのことです。ドローンや3Dレーザースキャナーで地形を計測し、2Dの図面を作成することができます。この勉強会ではアプリを使って実際に教室をスキャンし点群データーへ変換していただきました。

 最後に参加した皆さんにアンケートをとりました。勉強会が参考になったという意見や今まで聞いたことが無かった部分について聞けて良かったと言う意見をいただきました。

 今回の勉強会では、建設DX及び点群データーを詳しく知ることができよかったです。現場で活かせるよう考えたいと思いました。今後も皆様のお役に立つような勉強会にしていきたいと思っておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

                       青年部会 昭和支部 増岡大知

                                                                    

青年部会コーナー

青年部会メンバ-大募集!!

お知らせコーナー

第41回フォトコンテストのご案内

筆の泉コーナー

男女比について考える

名古屋市上下水道局技術本部管路部下水設計課

課長補佐(拡張設計総括)西口 亮


 最近、ふと気になってしまい考えたことについて、紹介したいと思います。唐突ですが、筆者には子供が二人おりまして、元気に学生生活を送っていますが、二人のクラス名簿を確認すると、いつも女子の方が多いのです。私が学生の頃は、いつも男子の方が多く、男子数人(特にあいうえお順で遅い人)が男女ペアにならず溢れていた光景が鮮明に記憶に残っています。男女比については変わるものではないと思い込んでいましたが、もしかして昔と今と何か変わったのかと思い、男女比について少し考えてみました。

 まずインターネットで最近の日本の人口比を調べると、女性の方が5%程度多いのが分かりました。なるほど、最近は女子の方が少し多いのなら、クラスの女子が多いのも納得、、、といった単純な話ではありません。実は昔から、日本の人口は女子の方が多く、その比はほぼ変わっていないとのことでした。一方で年代別に見てみると生まれて30~40代までは男子の方が5%程度多く、そこから、差が縮まっていき、60前後で逆転し、以降、格段に女性が多くなります。ここで気付くと思いますが、男女比は、男女の寿命が大きく関連していますね。

 面白いデータがあって、世界各国の男女比で先進国は女性の方が多く、途上国は男性の方が多いそうで、これは先進国の男性は寿命が短いことに由来するとのことです。いかに先進国の男性は不健康な生活を送っているか、その状況が見えてきますね。

 話を元に戻すと、統計的には若いうちは5%程度男子の方が多いのにもかかわらず、私の子供たちのクラスの女子がいつも多いという謎は全く解決しません。次に考えたのは、地域的に何か影響があるのではないかという仮説でした。村単位で男女比が違うとも聞いたことがありますし、吸っている空気や飲んでいる水道水、生活習慣なので変わってくるのではないかと、色々と検索してみました。しかし、結局有力な情報は出てくることはなく、その仮説の証明は不可能なようでした。

 そしてあれこれ考えたあげく、最終的に落ち着いたところは、おそらく誤差という解釈でした。どうやら、その学年は女子が多くても、その下の学年は男子が多いといったことはよくあるようです。そして合計するといつの時代も男の子の方が5%程度多いという結果になると。まあ、ほぼほぼ1:1ですから、どちらに振れてもおかしくはないですよね。

 ひと昔前、産み分けというワードを耳にすることがありました。産婦人科でも実践しているところもあるようです。しかし、それが可能であるならば男女比は崩れるわけですが、統計上からは言えません。むろん、男女を希望する数が同数居れば別ですが。いやいや、それが可能なら天皇家も苦労はしないでしょうし。よく分かりませんね。

 だいぶ脱線してしまいましたが、自然の摂理について考えるのは止めにして、誤差を受け入れ、広い視野を持って、細かいことは気にせず生活を送っていこうと思いました。

談話室コーナー

野良猫に癒されて

中村支部・小牧水道工務店    

        田中兼光

 

 子ども達も巣立ち、ここ数年平々凡々と過ごしてきた私たち夫婦に母親の介護という重大な問題が目の前に突き付けられたのです。事の始まりは2年前のお正月明けに浴室で腰痛がひどくなり動けなくなった母。翌日も痛みは引かず整形外科を受診し、腰椎圧迫骨折と診断され即入院。それから3週間後にリハビリテーション病院に転院。此処までは左程負担にもなりませんでしたが、3か月後に退院が決まりいざ退院となると段差解消、手摺りの取り付け等々色々頭を悩ませる事だらけ。今迄同居していましたが、身の回りのことはすべて自分でしてきた母がシルバーカーを使用し、ヨチヨチと歩く姿を見てこれは大変なことになったと初めて気が付きました。此れから介護生活が始まるのだ。

 身体は不自由(元々軽い脳梗塞の症状が有る)になったが、まだまだ頭は確りしている母88歳。まるでモンスターのように思えてきた。朝5時半の食事の準備から始まり夜9時の就寝まで何かと要求が多く、まるで召使いの様(ヘトヘト)。ようやくここでお役御免。月曜日~金曜日まではこんな感じですが土曜日、日曜日は妻が実家に帰る。もう一人義母(こちらも88歳痴ほう症)の世話の為である。この2日間は地獄で母と私のONEonONE。この日はデイサービスもなく、以前は料理も掃除も全て妻任せで、休みになれば野球・釣り・ゴルフ。こんな日が来るとは何も考えず遊び惚けていた私には大いなる試練に気が滅入ってしまう。

 介護にもようやく慣れ少しずつ余裕も出て来た頃の暑い夏日の事。以前から会社の倉庫内に野良猫が何匹か姿を見せる様になり余り気にもして居ませんでしたが、その日は会社の前に段ボ-ル箱。誰がこんな所にと中を覗くと、5匹の子猫が(会社の前で解体作業をしていた外人さんの仕業)。母猫がいないと妻が可哀想だと会社の倉庫に一時的に保護して、これが始まり。翌日会社に行くと猫の姿は無く、鳴き声に惹かれ探してみるとビニ-ルパイプの棚の下に移動。2日後にまた移動。どうやら私たちで我にもなく雄猫から守る為だそうです。(猫に詳しい人の話)。所で母猫ですが白黒のまだら模様の(仮称イカ天)と判明。

 イカ天は人間に餌をねだる賢い猫です、以前余ったイカの天ぷらを与えてからの仲で、彼女が仔猫を生んで居たのです(納得?)。五匹の子供に乳を与える為に下げたく無い頭下げて餌をねだる猫(何と健げな事)。イカ天も立派なカーちゃん。このイカ天の子猫達ですが一匹は真っ黒、二匹は白黒のブチ、もう二匹はキジトラ。何とカラフルで可愛い事でしょうか。猫たちのおかげでどっぷりと猫沼にハマリ、毎日会社に行くのが楽しみになりました。やがて3ヶ月が過ぎ、5匹の子猫達も巣立ち、いまでは私たち夫婦は介護の合間に猫探しの散歩(何処のどの路地にどんな猫が居るのか)にハマってしまったのです。これが私たち夫婦の小さな息抜きになりました。

法律コーナー

準拠法選択の重要性

弁護士   成 瀬 洋 二 

 

 日本国内で外国人が交通事故に遭って死亡した場合、損害賠償請求権の発生やその範囲、誰がその損害賠償請求権を相続するのかといった問題については、日本法のみが適用されるわけではありません。外国との関連を有する法的問題が生じた場合には、単位法律関係(債権や物権、相続、婚姻など)ごとに、いわばモザイク状に、適用される国の法律(準拠法)が決まります。上記の例で言えば、損害賠償請求権の発生や範囲については、原則死亡した場所、すなわち日本法が適用されます(通則法17条。なお、例外として、当事者の常時居住する国が同じであるなどの場合、その国の法律が適用されます(通則法20条))。また、損害賠償請求権を誰が相続するのかについては当該外国人の国の法律が適用されます(通則法36条)。

 実際の裁判においても、しばしば、どこの国の法律が適用されるのか(準拠法選択)が争われ、結論を左右することがあります。外国の民法などに基づいて日本の裁判所が判断をすることもあるのです。

 今回は、Yに勤務していたXが、Yの事業のためにマレーシアへ出張し、Yの孫会社A(マレーシア法人)の従業員B(マレーシア人)が運転する自動車に同乗していたところ、Bの過失により交通事故に遭って、左大腿切断等の重傷を負ったため、日本国民法715条1項の使用者責任に基づき、Yに対して損害賠償請求を求めた事案(東京高裁令和5年1月25日判決)をご紹介します。

 第1審は、交通事故によって怪我を負った場所がマレーシアであったことから原則、マレーシアの法律が適用されると述べた上で、直接の加害者と被害者の訴訟と異なり、加害者の使用者(会社)と被害者との間の訴訟の場合、より密接な関係国があったとしても、通則法20条によって例外的にその国の法律が適用されることはないと言って、準拠法をマレーシア法としました。そして、Xが日本法による主張立証しかしていなかったため、請求を棄却したのです。

 一方、第2審では、通則法20条は例外規定として、個別具体的な事案に応じた適切な準拠法の適用を趣旨としており、交通事故がたまたま出張先の外国で起こったからといって、当該外国法が準拠法となることは必ずしも合理的とは言えず、当事者の予測可能性も害するなどと言って、日本法が適用されると述べました。そして、Xの請求を一部認めました。

 現代社会では、ヒト・モノ・カネ・情報の移動が国境を超えて行われており、日本の裁判所で裁判ができるのか、日本の法律が適用されるのかなどといった問題も増えてきました。思わぬ落とし穴があるところなので、一部でも国際の要素がある場合には、その点の検討も必要になってきます。

木祖村コーナー

木祖村だより

事務局だより

一人旅のすゝめ

 皆さん、一人旅を趣味とされる方はいらっしゃいますか?

 私は現実はなかなか厳しいですが、時間と先立つものがあればいつも出掛けたいと常々妄想しております。

 一人旅では温泉地を選んで行くのですが、よく一人で温泉に行くと話すと、「え!寂しくないの?」とか、「食事を美味しく感じないでしょう」とかネガティブなことを言われますが、私にいたっては自分の好きな時間に何度も湯に浸かり、畳に寝転び、好きなように昼寝。また、いつもは食べられないような豪華な夕食をつまみに、手酌でお酒をちびりちびり(ほぼ、オッサン)。心身ともに溶けそうな至福のひと時です。

 ただ、車を運転しない私は旅といっても近めの温泉ばかり。今年こそお金を貯めて(多分無理)、遠くの温泉に足を運びたいものです。

 やっぱり、日頃の疲れには温泉が一番だと私は勝手に思っています。

 皆さんもたまには気ままな一人旅をいかがですか?

                         事業課 調書受付係 伊藤

下呂温泉 湯之島館
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越前ガニを堪能
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